通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
LAW400TB(法学 / law 400)刑事訴訟法Code of Criminal Procedure
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:田中 開Hiraku TANAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 田中 開 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 法学部 法律学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
Lecture of Law of Criminal Procedure.
The objective is to get basic understandeng of law of criminal procedure.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
刑事訴訟法について、判例・実務を中心としつつ、主要な学説も含め、基本的な理解を得ることを目的とする。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
刑事訴訟法について、判例・実務を中心としつつ、主要な学説も含め、基本的な理解を得ることを目的とする。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
まず捜査では、逮捕・勾留、捜索・押収の学習が基本となる。その学習を基礎に、捜査上の諸問題にアプローチするのがオーソドックスな学習方法である。その上で、(被疑者の)取調べの学習に進めば、分かりにくいこの問題の理解も容易となろう。公訴の提起については、「審判の対象」論がポイントとなるが、それは「裁判の効力」論と有機的に関連していることを意識しながら学習する必要がある。次いで公判については、証拠法の学習が中心となる。もっとも、証拠法の学習には事実認定論が前提となるので、ここでは幅広い常識が要求されることを忘れてはならない。というのも、事実認定とは、経験則に基づく推論を本質とするものだからである。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価する。(ただし、リポート学習もしっかりと行うこと。)
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『刑事訴訟法』第2版、福井 厚、2008年
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
最新の判例等は以下の参考文献で確認すること。
【参考文献】
1 井上正仁・大澤裕・川出敏裕編(別冊ジュリスト)「刑事訴訟法判例百選」(第10版)(2017)有斐閣
2 井上正仁・酒巻匡編(ジュリスト増刊)「刑事訴訟法の争点」(新・法律学の争点シリーズ6)(2013)有斐閣
3 長沼範良・田中開・寺崎嘉博著「刑事訴訟法」(第6版)(2020)有斐閣