通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TD(史学 / History 300)日本史特講(海外交渉史)Lecture on Japanese History (History of Foreign Relations)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:松本 剣志郎Kenshiro MATSUMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 松本 剣志郎 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes |
※2020年度で廃止(2023年3月まで経過措置) ※2021年度以降入学者は履修不可 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course introduces history of relations between Japan and other country or region to students taking this course. Specifically about Japan in the 17th century. At the end of the course, participants are expected to understand and explain background and reason to "sakoku(national isolation)".
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
本科目は、日本が他国ないし他地域との関係をいかに構築してきたかを考えようとするものである。具体的には、17世紀を主に取り上げ、徳川政治体制が確立していく過程での対外的な関係を考察する。東アジアないしヨーロッパの動きに注意しながら、近世と呼ばれる時代の理解を深めていくことを目標としたい。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
本科目は、日本が他国ないし他地域との関係をいかに構築してきたかを考えようとするものである。具体的には、17世紀を主に取り上げ、徳川政治体制が確立していく過程での対外的な関係を考察する。東アジアないしヨーロッパの動きに注意しながら、近世と呼ばれる時代の理解を深めていくことを目標としたい。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
いわゆる「鎖国」に至るまでの過程を中心にたどりつつ、東アジアないし東南アジアとの関係にも目配りしながらテキストは執筆されている。もとより対外的な関係は、国内情勢と密接に絡んで展開してゆく。大きな歴史の流れのなかに、諸事象を理解できるよう意図されている。
【成績評価基準】Grading criteria
リポートおよび単位修得試験による。
リポートは、教科書の内容を正確に理解しているか、論理の説明がなされているか、文章表現ないし形式に問題はないか、という点を中心に添削する。教科書や参考文献等の単なる引用であってはならない。必要であれば註を付すこと。
単位修得試験は、リポート学習を踏まえて、より広い視野から総合的に叙述されているかという点を中心に採点する。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト 『日本史特講(海外交渉史)』第1版、永積洋子、1995年
(※前・通教テキスト『海外交渉史』)
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。まずはテキストを熟読することからはじめましょう。そのうえで、以下の参考文献を読んでみると理解が深まるものと思います。
・岸本美緒『東アジアの「近世」〈世界史リブレット13〉』(山川出版社、1998年)
・荒野泰典「江戸幕府と東アジア」(同編『江戸幕府と東アジア〈日本の時代史14〉』吉川弘文館、2003年)
・鶴田啓『対馬からみた日朝関係〈日本史リブレット41〉』(山川出版社、2006年)
・高埜利彦『天下泰平の時代〈シリーズ日本近世史3〉』(岩波新書、2015年)
さらに深く調べたくなれば、こうした本の参考文献をたどっていきましょう。
なおリポート作成あるいは卒論執筆に向けて、文章指南の本、例えば
・清水幾太郎『論文の書き方』(岩波新書、1958年)
などの一読をすすめます。