通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS300TD(史学 / History 300)日本近代史Japanese Recent History
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:内藤 一成Kazunari NAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 柏木 一朗、狩野 雄一 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This subject has four main points. The first point is that the period covers from the Perry's arrival in 1853 to today of the 21st century. In that period Japan experienced two significant changes. The first change is to make herself a modern state as a constitutional monarchy from a feudal state. The second one is to make herself again a democratic state of the sovereignty of the people. The second point is that students study basic facts as to the changes above focusing on the Japanese domestic affairs. The third one is students study the affairs on the international relations which promoted those Japan's changes above. And the fourth is that each of the students gets his/her own viewpoint and narrative as to the Japan's modernization.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
本科目の目標は、ペリー来航から今日に至る歴史について、封建制の幕藩体制から主権在君の立憲君主制国家へ、そして敗戦を経て主権在民の立憲君主制国家へと変化したことを鳥瞰しつつ、中央集権的国民国家の形成・展開に関わる諸事象および欧米列強を中心とする国際社会の情勢に関わる諸事象を理解し、自分のことばで説明できるようになること。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
本科目の目標は、ペリー来航から今日に至る歴史について、封建制の幕藩体制から主権在君の立憲君主制国家へ、そして敗戦を経て主権在民の立憲君主制国家へと変化したことを鳥瞰しつつ、中央集権的国民国家の形成・展開に関わる諸事象および欧米列強を中心とする国際社会の情勢に関わる諸事象を理解し、自分のことばで説明できるようになること。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
テキストに基づいて、ペリー来航から明治時代の終わりまでを、政治・経済・文化など多様な視点から学び、理解する科目である。日本近代史を、幕藩体制の崩壊、中央集権国家の形成・展開、欧米列強や近隣諸国との関係、対外戦争、経済・産業の発展、文化・生活の変化・向上という視点から捉え、それらを理解するのに必要な諸事象を学ぶ。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績評価は単位修得試験によって下す。
○リポート
上記「科目の概要」に記された諸事象および事象相互の関係が正しく理解され、習得されているかが問われる。テキストや参考文献によって得られた理解をもとに、自分のことばで正確に記述し、また矛盾や一面的な見方・解釈を含まない論理展開となっているかどうかを評価基準とする。参考文献の引き写しであってはならない。必要と考えれば出典註記を行うこと。
○単位修得試験
リポートにおける学習到達度をふまえ、個々の事象の理解・習得をふまえた一定の歴史叙述(すなわち、より幅広い、そしてより深い歴史事象の説明)が課題となり、受講生の歴史認識の正確性や論理的整合性、さらに幅広い視点を有しているかどうか、自分のことばで叙述されているかどうかを評価基準とする。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『日本近代史』第4版、安岡昭男、2020年
ペリー来航から明治時代の終わりまでの時期を、正確な史実理解をねらいとして、政治・外交・軍事・経済・産業・文化・生活など多様な視点から構成したものである。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。 学習開始時に、テキストのはしがきを読み、日本近代史全体の捉え方や学習の目安について理解すること。次に、目次を読み、日本近代史を通観するのに必要な諸事象を、たとえば大項目・中項目・小項目というように構造的に整理し、理解すること。さらに、本文を読み、諸事象の因果関係や時間の経過に伴う変化、あとの時代への影響を理解すること。最後に、一定の事象を想定し、それを説明するのに必要と思われる個々の事象を想起し、当該事象の理解が定着したかどうかを確認すること。