通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
GEO300TE(地理学 / Geography 300)世界地誌⑵(アメリカ・大洋州)Regional Geography (2)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:小原 丈明Takeaki KOHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 小原 丈明 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 地理学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course introduces the regional geography of the Americas and the Oceania to students taking this course.
The goals of this course are to be able to understand the basic geographical concepts and points of view, to analyze the causes, processes, influences and interrelationships of various phenomena of the areas, and to acquire the ability to generally consider geographical phenomena.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
本科目では,アメリカ・大洋州を対象地域として,地誌学的なモノの見方・考え方を理解し,修得することを目標とします。そして,それを踏まえて,対象地域に関連するあらゆる事象の要因・プロセス・影響・相互関連性などについて分析・考察できるようになることを目指します。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
本科目では,アメリカ・大洋州を対象地域として,地誌学的なモノの見方・考え方を理解し,修得することを目標とします。そして,それを踏まえて,対象地域に関連するあらゆる事象の要因・プロセス・影響・相互関連性などについて分析・考察できるようになることを目指します。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
地理学には地誌学(特殊地理学)と系統地理学(一般地理学)がありますが,地誌学とは,ある地域の特徴を記述することから,その地域の特徴を浮かび上がらせることを目的としています。
この科目では,世界のなかでも南北アメリカ・大洋州(オセアニア)を対象とし,それぞれの地域の特徴について,主にその地域を構成する国家を中心に,さまざまな参考文献や統計・図表を用いて理解することが求められます。また,リポートや単位修得試験においては,上記の理解の下に,自分なりの視点で設題について論述する必要があります。
【成績評価基準】Grading criteria
主として単位修得試験の結果を成績評価に反映させます。ただし,2回のリポートの評価も成績評価に加味するので注意してください。
単位修得試験およびリポートの評価は,アメリカおよび大洋州に関わる現象の要因・プロセス・影響などを理解できているのか,地誌学的なモノの見方・考え方(それぞれの事象を有機的に関連させて考える)が正しく把握できているのか,空間に則した分析・考察ができているのか,そしてアカデミックな文章作成のルールが守られているのかなどのポイントを総合的にみて判断します。
【テキスト名および詳細】Textbooks
<指定市販本>
矢ケ﨑典隆・椿真智子編(2012):『世界の国々を調べる(改訂版)』古今書院,¥2,800+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
地誌学の性質上,対象地域に関わるさまざまな事象を扱います。それゆえ,教科書および下記の参考文献にとどまらず,多くの文献を用いて学習することが望まれます。その際,地誌学や地理学の文献だけでなく,あらゆる学問分野の文献を参照し,その内容を地誌学的なモノの見方・考え方に則して把握することが必要となります。
また,リポート作成の際には以下の点に留意して下さい。
・文献を引用・参照する場合は,必ずルールにしたがって,引用元・参照元を明示するようにし,自身の意見であるのか,あるいは既往文献の見解であるのか区別がつくように気を付けてください。
・統計など具体的なデータに基づいて分析結果などを議論するようにしてください。
・リポートには表題(タイトル)を付けてください。
<参考文献>
熊谷圭知・片山一道編(2010)『オセアニア 朝倉世界地理講座15』朝倉書店,¥19,000+税
小塩和人・岸上伸啓編(2006)『アメリカ・カナダ 朝倉世界地理講座13』朝倉書店,¥16,000+税
小林 泉・加藤めぐみ・石川栄吉ほか監修(2010)『オセアニアを知る事典(新版)』平凡社,¥5,200+税
坂井正人・鈴木 紀・松本栄次編(2007)『ラテンアメリカ 朝倉世界地理講座14』朝倉書店,¥18,000+税
ダベーヌ, O.・ルオー, F.(2017)『地図で見る ラテンアメリカハンドブック』原書房,¥2,800+税
モンテス, C.・ネデレク, P.(2018)『地図で見る アメリカハンドブック』原書房,¥2,800+税