デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
ADE500N2(建築学 / Architecture and building engineering 500)都市解読方法特論Method of Urban Historical Study
皆川 典久Norihisa MINAGAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | U1107 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 建築院:建築士 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 建築学専攻 専門科目 |
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Outline (in English)
Under the theme of “Tokyo Excavation Project: Waterside Chapter”, we aim to rejuvenate Tokyo’s image of abundant urbanism through reproducing its historical waterside scenery, towns and architecture.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「東京発掘プロジェクト 水辺編」と題して、理想とする東京の水辺の景観や町なみ・建築を構想し、未来に向けた都市像を描くことを目的とする。地歴のリサーチ手法や、具体的提案のための設計手法を学ぶ。
到達目標Goal
水辺を活かすことで発展した江戸・東京の歴史や文化を知り、近代に失われた水辺を再評価することで、豊かな都市像を実現させるための構想力を身につける。そのために、土地の歴史や文化を知る実践的な手法を身に着け、構想を具体的提案へと昇華させるプロセスと表現力を学ぶ。さらには自身の提案を人に伝えるための、効果的なプレゼンテーション手法も体得する。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力 :
- 歴史と文化:◎
- 持続可能性と設計論理:
- 専門性:
- 技術と芸術:
- 情報技術:
- 表現能力・コミュニケーション能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP5」「DP7」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
2人~4人のグループに分かれ、提案を行う敷地を選定(ロケーション・ハンティング)し、提案敷地の歴史調査や現状の問題点把握・分析、そしていかに魅力的提案へと結びつけるか、エスキスと繰り返しやディスカッションをしながら進めていく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
講座の意義と目標の説明
東京の水辺復権の意味を説明する。土地を知るためのリサーチ手法を伝授する。
2[対面/face to face]:提案候補地の情報交換
自主的にグループ分けを行う。興味のある場所について情報交換を行う。
3[対面/face to face]:候補地の基礎的研究
どの水辺を発掘するか資料を集める。他のグループとディスカッションを行い、対象を絞り込む
4[対面/face to face]:提案候補地の決定
資料収集、ディスカッションを通じ、提案を行う対象地(エリア)を絞り込む
5[未定/undecided]:提案敷地の歴史的背景を知る
選んだ土地の歴史的文脈を調査する
6[未定/undecided]:現地調査を行う
実際に現地に行って調査(フィールドサーベイ等)し、資料を収集する。
7[対面/face to face]:中間審査
提案に向けたファーストイメージや方法をプレゼンする。
8[対面/face to face]:状況分析・問題点把握
問題点把握のために、ディスカションを行う。課題の抽出を行う
9[未定/undecided]:問題点の分析と提案イメージの作成
敷地が抱える課題に対し、何が提案できるかをイメージする。
10[未定/undecided]:プレゼンに向けての全体構想構築
提案するためのシナリオを作成し、成果物のイメージを固める。
11[未定/undecided]:プレゼン準備1:対象地の選定理由と提案の意義を伝える
基礎的研究や歴史的な価値など、プレゼンに向けた歴史部分の資料取りまとめる。
12[未定/undecided]:プレゼン準備2:課題を克服する具体的デザインを行う
プレゼンに向けた提案を3D図などを用いてビジュアルに作成する
13[未定/undecided]:プレゼン準備3:伝えるための工夫
総合的なプレゼン資料の取りまとめと練習
14[対面/face to face]:ファイナルプレゼンテーション
資料を用いてプレゼンテーションをする。作品集のための資料も準備する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1. 配布プリントの意味を再読する。
2. 参考資料を収集する。
3. カシミール3Dの使用法を習得する。
4. 現地調査
5. ディスカッション
6. 現地調査
7. ディスカション
8. 現地調査
9. マップ作成
10. 計画案作成
11. ディスカッション
12. 計画案まとめ
13. プレゼンテーションの準備
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
陣内秀信・高村雅彦編『水都学Ⅰ~Ⅴ』法政大学出版局、高村雅彦『中国の都市空間を読む』山川出版社、高村雅彦編著『アジアの都市住宅』勉誠出版。皆川典久『東京スリバチの達人・分水嶺北部編/分水嶺南部編』宝島社『東京23区凸凹地図』宝島社
成績評価の方法と基準Grading criteria
ディスカッション・現地調査等の平常点:20%
中間審査の内容:20%
プレゼンテーションの内容:40%
最終成果物の内容:20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
基礎知識のない人でも分かるよう、丁寧な説明を心がけること
発表時間を守れるよう、事前にプレゼンの反復練習を行うこと
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
教員側は、PC、パワーポイントを使用する
学生も発表ができるよう、画像データやパワーポイントを適宜用意する
その他の重要事項Others
成果発表会は、一般市民も参加し大々的に開催予定。成果物は「作品集」として発刊予定。