デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
COT100ND(計算基盤 / Computing technologies 100)プログラミング基礎演習XBasic Programing
三木 茂Shigeru MIKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | B2350 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 基盤科目 総合系 情報分野 |
カテゴリー(招聘学科)Category | SD |
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Outline (in English)
(Course outline)
In this program, students acquire programming skills for engineering simulations and various types of data processing. The programming language VBA (Visual Basic for Application), an add-on programming language for spreadsheet software, is used.
(Learning Objectives)
By the end of the course, students should be able to do the followings:
1)Macro programming skills with VBA
2)Basics of programming skills
3)Logical thinking
(Learning activities outside of classroom)
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
(Grading Criteria /Policy)
Grading will be decided based on short reports (50%), term end report (30%), and in class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では「ものつくり」における工学シミュレーションや様々なデーター処理にに対する,より高度な処理能力を身につけることを目的として,プログラミング技術を学ぶ.プログラミング言語としては,表計算ソフトのアドイン・プログラミング言語であるVBA(Visual Basic for Application)を用いる.
到達目標Goal
実習をとおして,以下の技能を身につける.
1)VBAによるマクロプログラム作成能力
2)一般的なプログラミング・スキルの基礎
また,アルゴリズムの検討をとおして,論理的思考を身につける,
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義2コマ続きで1つのテーマの学習を行う.はじめに,レジメを用いて学ぶべき内容の解説を行い,その後,講義で学んだ知識をもとに演習を行う.演習時にはヒントを出すものの,自ら演習課題を解くことで,問題を解決するためのスキルを身につける.演習課題の解答は,授業支援システムに掲載するが,学生の理解度に応じて,次回講義の最初に追加説明を行うことがある.
前半の6回は,プロラムを書くための基礎的な規則(文法)を学び,基礎的なスキルを身につける.次の6回は,少しまとまったプログラムを作成することで,実務的なレベルのスキルを身につける.最後の3回は,まとまったプログラムを記述するためのスキルを身につけ,さらに具体的なな課題をとおしてVBAを活用する能力を身につける.
宿題となった課題については、次回の授業で解説する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:VBAプログラミング技法概論(プログラム開発環境)
表計算ソフト (Excel) におけるマクロプログラミングを行う際に必要であるVisual Basic Editor (VBE) の機能を理解し,実際に VBE を用いて簡単なプログラムをコーディングできるようになる
①Visual Basic Editor (VBE) の使い方
②Work SheetとCommand Buttonの操作
③Visual Basic for Application (VBA)による簡単なプログラムのコーディング
2[オンライン/online]:プログラミングの基礎(1)
演算を行う上で最も基本的な文法のうち,データの型について理解し,実際に簡単なプログラミングを行えるようになる
①データの型と宣言
②定数・変数
③代入文
④式と演算
⑤数学関数
3[オンライン/online]:プログラミングの基礎(2)
条件判断により演算の制御を行う最も基本的な文法を理解し,実際に簡単なプログラミングを行えるようになる
①関係演算子と関係式
②論理演算子と論理式
③条件判断
4[オンライン/online]:プログラミングの基礎(3)
For文を用いた繰り返しによる演算の制御に関する基本的な文法を理解し,実際に簡単なプログラミングを行えるようになる.
①for文
②ループ変数(初期値式,終値式,増分式)
③端末文(Next文)
5[オンライン/online]:プログラミングの基礎(4)
配列の使い方について理解し,配列を利用したプログラミングが行えるようになる
①配列の宣言
②部分範囲指定配列
6[オンライン/online]:プログラミングの基礎(5)
配列の使い方の応用と,配列を用いた演算ができるようになる.
①動的配列
②配列の演算
7[オンライン/online]:プログラム単位(1)
関数プロシージャについて理解し,関数プロシージャを用いて複数の処理を整理してプログラミングが行えるようになる
①関数プロシージャの宣言
②関数プロシージャの呼び出し
③引数並び
8[オンライン/online]:プログラム単位(2)
サブルーチンプロシージャについて理解し,サブルーチンプロシージャを用いて複数の処理を整理してプログラミングが行えるようになる
①サブルーチンプロシージャの宣言
②サブルーチンプロシージャの呼び出し
③引数並び
課題実習5:サブルーチンプロシージャを利用したプログラミング
9[オンライン/online]:図形処理(1)
Excelシート上への描画技術の基礎を理解し、簡単な作図ができるようになる。
①座標系
②直線の描画
③オートシェイプ
10[オンライン/online]:図形処理(2)
Excelシート上への描画技術を活用して、具体的なグラフなどの作画ができるようになる。
①ポイント座標系とユーザー座標系
②折れ線グラフの描画
③ラベルの表示
11[オンライン/online]:Excel操作マクロ(1)
Excel操作マクロについて理解し,Excelの機能を活用した簡単なプログラミングを行えるようになる
①ワークシートの操作
②ウィンドウの操作
12[オンライン/online]:Excel操作マクロ(2)
前回に引き続き,Excel操作マクロについて理解し,Excelの機能を活用した簡単なプログラミングを行えるようになる
①セルの操作
13[オンライン/online]:応用プログラミング(1)
理解度を確認するためのプログラムの作成
総合課題:健康管理システムの作成(入力システム)
14[オンライン/online]:応用プログラミング(2)
理解度を確認するためのプログラムの作成
総合課題:健康管理システムの作成(グラフ描画)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学習支援システムに登録しているテキスト(pdfファイル)にしたがって授業を進めるので,予めダウンロードし目をとをしておくこと.
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする.
テキスト(教科書)Textbooks
テキストをpdfファイルにしたものが学習支援システムに登録されているので必要に応じてダウンロード可能である.
参考書References
1.森口:Excel/Basic基礎指南,日本規格協会
2.H.Steven:Visual Basic言語リファレンス,インプレ
3.臼田他:Excelで学ぶ理工系シミュレーション入門,CQ出版
など
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中の課題 (50%) 各テーマ毎に行う演習とその確認試験をとおして,基礎的な理解度を評価する
総合課題 (30%) 全体を通して得た知識を活用して,応用問題を解決できる能力を評価する.
実習状況 (20%) 決められた時間内に課題を処理する能力を評価する.
ただし、出席日数が全体の2/3に満たない学生は評価の対象外(E)とする.なお,1時限目に30分以上遅れて入室した学生に関しては,特別な理由が無い限り,当日は欠席扱いとする.また,15分以上遅れた場合は遅刻とし,2回の遅刻で1回の欠席とする.
【評価基準】
履修の手引きに記載されているS~E までの12 段階評価基準に基づく.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
プログラム画面と解説画面(テキスト)を表示するが、できるだけテキストは印刷して準備しておくと作業しやすい.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回,大学から貸与されたノートPCとインストールされたソフトウェア(Microsoft Excel)を使用する.
その他の重要事項Others
2022年度は、Zoomを使用してリアルタイムに実施するオンライン授業を予定。授業内容は、録画して各自で自習できるよう公開する。