デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
PHY100NC（物理学 / Physics 100）物理２Physics 2
工藤 聡、池田 弘一Satoshi KUDO, Kouichi IKEDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | B1262 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3,火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) | |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 基盤科目 理工系 自然科学分野 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | 都市 |
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Outline (in English)
Students will learn through lectures, experiments, measurements, and practice about the basics of physical quantities including electromagnetism, waves, heat and dynamics etc., following "Physics 1". At the end of the course, students are expected to understanding basis of fundamental physics and carrying out physical experiments. Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.Grading will be based on attendance,lab reports(50%),and term-end examination(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本科目では「物理１」に引き続き、力学、電磁気・波動・熱など物理量の基本について、講義、実験・計測、演習を通して学ぶ。
到達目標Goal
科学技術に支えられている現代社会を理解する上で不可欠な物理学の基礎を学習し、専門科目のための基礎知識の習得・体験を目標とする。具体的には以下に示す通り。
１．物理量測定データの取り扱いを理解する。
２．質量・長さ・時間について、振り子の実験および物体の密度の測定を通して理解する。
３．オームの法則、フレミングの法則などを講義と実験を通して理解する。
４．波、光および地震の特性を理解する。
５．温度と熱、ゼーベック効果および整流などを実験を通して理解する。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- （Ａ）歴史・文化・自然の理解・尊重:
- （Ｂ）技術者倫理:
- （Ｃ）工学基礎学力:60％
- （Ｄ）専門基礎学力:40％
- （Ｅ）専門知識の活用・応用能力:
- （Ｆ）総合デザイン能力:
- （Ｇ）コミュニケーション能力:
- （Ｈ）継続的学習能力:
- （Ｉ）業務遂行能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
上記の到達目標を達成するため、重要事項などの資料配布とそれらの関連事項の説明を加える。講義・演習内容について実験で体験し、これを実験レポートとして纏めることにより知識を定着させる。毎回の出席と、予習・復習を重視し、理解し易いように課題を用意する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス 測定データの取扱い
1)物理２の学習範囲、講義の進め方、2)質量、長さおよび時間、3)物理量の基本とデータの取扱い、について
2[対面/face to face]：質量・長さ・時間の測定(1）(物理量の測定方法、実験とレポートの作成方法の理解)
1)力学的エネルギー保存の法則、2)測定方法とそれに伴う誤差、3)実験機材の取扱い実習、4)レポート執筆の目的と書き方、について
3[対面/face to face]：質量・長さ・時間の測定(2） 実験(振り子による重力加速度の測定)
振り子を用いて重力加速度を測定する。(測定器の扱い方、データの取得、まとめ、結果の図表化の実習）
4[対面/face to face]：質量・長さ・時間の測定(3） 実験(物体の密度の測定）
物体の密度を2種類の方法で測定する。(測定器の扱い方、データの取得、まとめ、結果の図表化の実習）
5[対面/face to face]：電磁気（1）（直流に関して理解する。）
直流の基礎（オームの法則、電流・電圧・電力の計算等）
6[対面/face to face]：電磁気（2）（電気と磁気の関係を理解する。）
電流と磁気（フレミングの法則、発電機とモーターの原理等）
7[対面/face to face]：電磁気（3）（交流に関して理解する。）
交流の基礎（原理、電流・電力の計算、単相と3相等）
8[対面/face to face]：電磁気（4）（整流に関して理解する。）
ダイオードと整流等
9[対面/face to face]：電磁気（5）（電気に関する実験とレポートの作成を通して電気回路と電磁気に関して理解する。）
電気回路に関する実験
10[対面/face to face]：電磁気（6）（磁気に関する実験とレポートの作成を通して電気回路と電磁気に関して理解する。）
電磁気に関する実験
11[対面/face to face]：振動、波動、光(振動・波動、光、地震のの基礎に関して理解する。)
振動、波、光の一般的性質
12[対面/face to face]：温度と熱(工学における熱問題とその活用を理解する。)
温度、熱、熱膨張について(簡単な熱エネルギー計算を行う）
13[対面/face to face]：全体の復習
1－12講で得た知識を確認する問題を制限時間内に解く
14[対面/face to face]：波形観測、温度計測
オシロスコープの理解（交流電圧・整流波形） 、温度計測・誤差の体験とまとめ、、授業改善アンケートの記入
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1. 本日の復習と次回の予習(以後、毎時間)
2. 測定機器の扱い方
3. 測定データのまとめ、図表化、レポート執筆と、次回の予習
4. 同上
5.電磁気に関する予習と復習
6. 同上
7. 同上
8. 整流に関する予習と復習
9. データのまとめ、図表化、レポート執筆
10. 同上
11. 振動、波動、光に関する予習と復習
12. 熱問題の演習
13. 全体の復習
14. オシロスコープの操作、熱電対についての予習と復習
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
講義中に資料を配布しないが講義前に学習支援システムに講義資料を掲載する。ただし、ノート（記録用として使用）持参。
参考書References
講義中に紹介する。主な参考書として、『物理1』で使った教科書
『基礎物理 1－運動・力・エネルギー』(魚住、金原、高橋、富谷共著）および『基礎物理２－電磁気・波動・熱』(金原、吉田、江場、馬場、矢口、和田共著）を挙げる。
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題（50％）、レポート:実験の回の出席者が提出できる（50 ％）
5回以上欠席した場合はD評価とする。（つまり、1日に2回分の講義であるので、2回分を3日以上休むとD評価となる）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生が授業の内容をよく理解できる様にパワーポイント、テキストなどの資料を改善し、分かり易い授業をするように努める。実験は、講義の内容を理解する上で極めて有効であるので、要点を絞った緊密なものとする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義にパワーポイントを使用する。学習支援システム掲載内容を見るためのパソコン、および、関数電卓の持参。
その他の重要事項Others
研究機関での研究開発・設備管理の勤務経験がある教員が、基礎物理の講義および実験の意義・やり方を指導する。