教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
メディアと人間Ⅱ/比較文化論ⅡMedia and Human Life Ⅱ/Comparative Studies in Culture II [MCC]
李 舜志Sunji LEE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | LD008 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
To learn the relationship between media and human being and acquire knowledges and skills regarding analyze, design and expression of media.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
メディアと人間が切っても切り離せない関係で結ばれていることを学び、メディアの分析、設計、表現に資する基礎的な知見を習得する。メディアと人間Iは基礎編として主に理論を学び、メディアと人間IIでは応用編として作品分析を多く行う予定である。
到達目標Goal
映画や漫画、テレビ番組などのコンテンツを通して、メディアがどのような意図のもとで設計・表現されているのか、そしてそれらをどのように分析すればよいのか、理解する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
コンテンツの持つ歴史的意義と、それが現代においてどのように反省的に捉えられるのか考察する。リアクションペーパーに沿って授業内容を変更する場合もある。授業内でリアクションペーパーによる感想や質問に回答する時間も設ける。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション
授業の概要と評価方法、課題について説明する。
2:ナチズムと映画
ナチズムのプロパガンダ映画を分析する。
3:戦争はどう描かれてきたか
第二次世界大戦が日本のメディアでどう描かれてきたか、いくつかの作品を参照して分析する。
4:「ショアー」と「シンドラーのリスト」
ナチスによるユダヤ人虐殺の表象をめぐる議論と作品を分析する。
5:絵本と子どもの哲学
子ども向けのメディアである絵本が哲学と結び付けられる意義を分析する。
6:近代日本文学の起源
「私」や「国語」といった自明の概念が、近代日本文学というメディアと共に構築されてきた経緯を分析する。
7:漫画、虚構と現実
漫画表現がどのように現実とコミットするのか分析する。
8:少女漫画とジェンダー
少女漫画がジェンダー観とどのように結び付き、また刷新するのか分析する。
9:桐島、スクールカースト
「桐島、部活やめるってよ」を中心に、スクールカーストとその描かれた方を分析する。
10:ビデオゲーム
ゲーム脳、eスポーツ、ゲーミフィケーションなど、社会の様々な領域に進出するゲームについて分析する。
11:メディアアート
メディアアートの歴史と作品を通して、技術と芸術の関係について分析する。
12:写真、他者の苦痛へのまなざし
戦争報道写真を例に、写真から他者の苦痛を感受することができるか分析する。
13:リテラシー教育
近年のリテラシー教育への関心の高まりを確認し、これからのリテラシー教育について分析する。
14:メディアと人間総まとめ
メディアと人間Ⅰ・Ⅱを通したまとめを行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし
参考書References
特になし
成績評価の方法と基準Grading criteria
前半(第一回~第七回)のレポート:50%
後半(第八回~第十四回)のレポート:50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
その他の重要事項Others
必須ではないが、メディアと人間Ⅰを履修していることが望ましい。