教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
博物館教育論Museum Education Studies
渡邊 祐子Yuko WATANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6738 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水・1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
In this class, you will learn the philosophy and learning theory of museum education. And also you will deepen your understanding of the educational role and significance of museums through concrete examples of museums at home and abroad.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では、ミュージアムにおける教育活動の理念、活動の基礎となる学習理論、国内外のミュージアムの具体的な事例に関する講義を通して、ミュージアムの教育的な役割と意義について理解を深めます。
到達目標Goal
実際のミュージアムの利用体験と照らし合わせながら講義の内容について理解を深め、ミュージアムの教育活動に必要とされる基礎的能力を養います。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、講義と演習によって構成されます。また、授業内での発表や調べ学習の他、場合によってはリアクションペーパーの提出があります。提出された課題等に対しては、授業内でフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
本授業の目的、進め方、計画、評価などの概要について説明します。
第2回:博物館教育とは何か
ミュージアムとは何か、“博物館教育”(museum education)とは何かについて学びます。また、なぜミュージアムにおいて教育が重視されるようになったのか、歴史をたどりながら理解していきます。
第3回:博物館教育の学習理論
ミュージアムでの学びにみられる特徴について、学校教育などとの比較をふまえて理解していきます。
第4回:教育資源としての展示
ミュージアムでの実物教授の学び(object-based learning)について理解し、教育的な活用事例を見ていきます。
第5回:展示見学
ミュージアムの展示を見学し、調べ学習をします。
第6回:ミュージアムと来館者をつなぐ①
ミュージアムの資料や展示を生かしたプログラムの実践実例を知り、プログラムの企画・立案のプロセスについて学びます。
第7回:ミュージアムと来館者をつなぐ②
ミュージアムが教育活動のために作成している教材やウェブなどの媒体、アーカイブの事例を知り、制作のプロセスを学びます。
第8回:ミュージアムと来館者をつなぐ③
ミュージアムで活躍する市民(アート・コミュニケータ)の役割と活動について学びます。
第9回:ワークショップ体験
ミュージアムで実践されているワークショップと同じ内容の活動を授業内で体験します。
第10回:プログラム・メイキング①
教育プログラムを立案するためのプロセスを理解したところで、グループごとに与えられたテーマに沿った企画を考えます。
第11回:プログラム・メイキング②
グループごとに与えられたテーマに沿った企画内容を考え、企画案を作成します。
第12回:グループ発表①
グループごとに作成した企画案を発表します。(前半)
第13回:グループ発表②
グループごとに作成した企画案を発表します。(後半)
第14回:まとめと試験
ミュージアム教育の意義や課題について、授業を通して得られた知見を整理・確認します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業では、ミュージアムの見学や、その体験をもとにしたプログラム案の企画・発表を予定しています。そのため、授業内容と合わせて各館のホームページを閲覧して多様な教育プログラムについての知識を深めたり、授業内で紹介する博物館教育に関する報告書、文献等を読んだりするための、準備学習及び課題が適宜課されます。
授業外の準備・復習時間は、2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて資料を配布します。
参考書References
J.H.フォーク・L.D. ディアーキング『博物館体験』(雄山閣出版)
G.E. ハイン『博物館で学ぶ』(同成社)ほか、授業中に適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%と、期末試験50%(グループ発表及び試験)を合計して評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
担当初年度のため、特にありません。