教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
グローバル社会のローカリティ/地域社会学Sociology of Regional Communities
中筋 直哉Naoya NAKASUJI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | LA302 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
This lecture aims to study local society making below globalization by sociological perspective.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
前世紀の国民国家に組み込まれた地域社会とは異なる、グローバル化した現代社会におけるローカルな場所の実態と意味を、主に社会学の方法に基づいて理解する。とくに場所の間を移動していく人びとの生活のリアリティに重点を置く。
到達目標Goal
・新しいローカリティの可能性と困難を、肯定的にせよ批判的にせよ事実とデータに基づいて理解・説明できる。
・新しいローカリティを踏まえた社会形成についての自らの考えを論理的に表明できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンライン・オンデマンド形式で実施(予定)。学習支援システムで講義資料と音声・動画を事前配布する。質疑応答は指定した時間に学習支援システムを使って行う。課題については授業中に期末試験については試験後に、受講者全体に対するフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業の目的と構成の説明
2:ローカリティとは何か1
国民国家の構成要素としての地域社会
3:ローカリティとは何か2
グローバル化による地域社会の脱構築
4:ローカリティの諸形態1
親密圏の解体と再生
5:ローカリティの諸形態2
農山漁村の生存戦略
6:ローカリティの諸形態3
世界都市と分極化
7:ローカリティの諸形態4
境界と辺境をめぐるゲーム
8:事例研究的講義
新しいローカリティの典型事例の紹介
9:事例をめぐる討論
グループディスカッション
10:人びとの移動と定着1
移民・難民たちのレガシーズ
11:人びとの移動と定着2
リアリティ・トランジットとアート
12:人びとの移動と定着3
旅する信仰と思想
13:ローカリティの未来1
新しい市民社会形成の方途の探究
14:ローカリティの未来2
※別途定期試験を実施
重要論点の復習と質疑、討論
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内容の予習復習の他、「今日の課題図書」のうちいくつかを読むことが必要。授業の中盤にA4×1枚程度のリポートを課す。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。
参考書References
授業中に指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
リポートの出来が35 %(提出しないとD)、論述式の期末試験が55 %。授業参加の総合的評価が10%。試験解答において、現代社会のローカルな生活に対する自分の考えを、事実とデータに基づいて論理的に表明できることがAの条件。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
理論的説明をよりゆっくりとていねいに行うよう努める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムへのアクセスが必須。ただ画面を眺めるだけでなく自分のノートを作ることが重要。
その他の重要事項Others
コースの専門的科目なので入門科目以上の知識が必要。