教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
社会教育概論Ⅰ/生涯学習論ⅠSocial Education (Adult and Community Education) I
荒井 容子Yoko ARAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | LB111 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to gain understanding of people’s learning and social education that support it. Students will discuss about each cases and ideas in “buzz sessions” (small-group discussions) and will give presentations in the classroom.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
成人の学習とそれを支える社会教育実践に関わるさまざまな事例や考え方について、受講生同士の集団討議という、すぐれた社会教育実践における学習方法の一端を実体験しながら、人々の学習とそれを支える社会教育実践についての理解を深めていく。
到達目標Goal
人々の学習・学習運動とそれを支える社会教育実践の実際について知り、そのあり方について深く考える力を養うことを目標とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
多様な実践事例、学習・実践に関する批判的理論、また社会教育職員という実践者からの見方などを紹介する。
講義期間中、各自に何らかの社会教育事業に参加て課題2を提出してもらい、講義最終日に、簡単な報告レポ-トをもって報告してもらう(参加の課題は若干修正する場合がある)。
毎回課す宿題と講義後の感想・意見への応答は必要に応じて講義中に行う。
授業計画は授業の展開によって、若干の変更があり得る。
全学行動制限レベル「0」になるまでは、オンラインによるバ-チャル教室を使用して授業をすすめる。各回の授業計画の変更はその都度、学習支援システムに提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:第1ラウンド 社会教育のイメ-ジ
「社会教育のイメ-ジ」について-バズ・セッションと概念説明-
2:第1ラウンド 社会教育のイメ-ジ
日本の社会教育活動事例の紹介
3:第1ラウンド 社会教育のイメ-ジ
社会教育のイメージについてのバズセッション
4:第2ラウンド 「成人の学習」をどう考えるか
「学ぶ」とはどういうことか 1
5:第2ラウンド 「成人の学習」をどう考えるか
「学ぶ」とはどういうことか 2
6:第3ラウンド 成人識字教育の実践と理論に学ぶ
成人の識字・非識字について 貧困と識字
7:第3ラウンド 成人識字教育の実践と理論に学ぶ
パウロ・フレイレの識字教育実践と理論
貧困・支配の中での学習の課題と方法
8:第4ラウンド 日本における社会教育実践の蓄積
生活記録運動とその後の「書く」学習の展開
9:第4ラウンド 日本における社会教育実践の蓄積
公害と戦う学習運動の歴史1
10:第4ラウンド 日本における社会教育実践の蓄積
公害と戦う学習運動の歴史2
11:第5ラウンド 社会教育職員による社会教育実践事例
社会教育職員の実践史、実践事例1
12:第5ラウンド 社会教育職員による社会教育実践事例
社会教育職員の実践史、実践事例2
13:第6ラウンド 現代の社会教育実践・社会教育運動
現代社会教育政策・成人教育政策の矛盾(生涯学習論の矛盾・学習権宣言ほか)
14:第6ラウンド 現代の社会教育実践・社会教育運動
社会教育事業参加 報告会
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回、事前に宿題を提出してもらう。宿題の中には、オンラインで提供するビデオ鑑賞したうえで書いてもらうものもある。宿題として提出したものは手元で見ることができるようにしておき、講義当日はそれをもとにバズセッション(グル-プ討議)を行う。グル-プ討議の内容はその場で担当者が記録し、記録者はそれをもとに、直後に行う全体の場で報告する。このグル-プ討議の記録は担当者が講義後に、学習支援システムを通じて提出してもらう。講義の感想や討議をへての追加の意見等、感想・意見は講義後に学習支援シテスムを通じて提出してもらう。
従って、本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
講義時に、適宜、講義内容に合わせた資料を提示する。
参考書References
社会教育全国協議会編『社会教育・生涯学習ハンドブック』エイデル研究所(第7版)2005年、(第8版)2011年、(第9版)2017年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
社会教育事業参加レポ-ト(課題2)の提出、報告会に参加しての報告、最終レポ-ト(課題1)の提出の三つは単位習得の必須条件となる。評価は上記三つのうち前二者で40%、後一者で60%とする。他に講義中に行うグル-プ討議前後等の感想文は最終レポ-トの課題と関わる可能性が高いので、積極的に取り組んでおくことを推奨する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「感想・意見メモ」は熟考する機会として配布していること、次週までは提出することを認めていること、この授業では評価の対象にしていないことをさらに周知する必要。また、返却方法への不満に対応するには物理的に無理があることを伝えた上で、学生たちに返却の必要の有無を尋ねておく必要がある。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムによる「お知らせ」を通じて講義に関する指示を出すこともあるので、「お知らせ」のeメールが確実に自分に届くようにしておくこと。