人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
OTR200HA(その他 / Others 200)都市デザイン論Urban Design
佐谷 和江
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C2216 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
①In this lecture, we will focus on "participation / collaboration" in urban design, and understand that the city is designed and realized while various people are involved, based on specific cases.
②Also, as citizens, we will have ownership in the city and learn the way of thinking and methods to get involved in the city.
③Furthermore, we will understand the background and values of the way of thinking of people who work on urban design, and find their own value.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
①本講義では、都市デザインにおける「参加・協働」に焦点をあて、多様な人々が関わりながら都市をデザインし、実現していることを、具体的なケースを踏まえて理解する。
②また、市民として、都市にオーナーシップを持ち、関わるための考え方や手法を学ぶ。
③さらに、都市デザインに取り組む人々の考え方の背景や価値観を理解し、自分なりの価値を見出す。
到達目標Goal
①都市をデザインする動機、プロセス、実現、その後の評価について学び、それを踏まえて、都市環境への洞察力を高める。
②都市デザインへの関わり方を具体的に知ることにより、当事者として関わる意識を高める。また、足がかりを把握する。
③都市デザインの背景やそれを生み出す価値感を知ることにより、デザインされた都市を評価するための判断基準を持つ。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・オンデマンド形式で行う。
・授業の前日(水曜日)までにHoppii でレジュメや動画を配信する。
・講義を聞き、それに関連した質問に対する意見を書き、送付する。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1 回:都市デザインと参加・協働
授業の概要や進め方を紹介する。また、都市デザインにおいて重要なキーワードを理解する。
2 回:都市全体のデザインとは?
市町村などの都市全体をデザインする方法について理解する。また、市民の関わり方について理解する。
3 回:景観デザインとは?
美しく秩序ある景観を形成するための方法について理解する。また、景観の基準を実現する取り組みについて理解する。
4 回:計画を承認するための仕組みのデザインとは?
計画を進めるためには市長や議会、審議会などが関わっており、これらの仕組みや市民の関わり方を理解する。
5 回:身近な地域でのルールのデザインとは?
身近な地域で自分たちで環境に関するルールをつくることができることを知るともに、そのプロセスや結果について理解する。
6 回:身近な地域でのルールづくりがうまく行かない場合とは?
身近な地域で自分たちでまちづくりを始めたが、結果がでないこともある。それらの事例分析からうまくいかなかった要因を知るともに、それを回避する方法について理解する。
7 回:復興まちづくりとは?
東日本大震災の被災地で、復興に地域住民がどのように取り組んだか、また、その支援方法について理解する。
8 回:コミュニティのデザインとは?
孤独死や引きこもりなど、地域での孤独が問題となる中、コミュニティのデザインに関する行政の対応について理解する。
9 回:住まいのデザインとは?
住宅政策について知るとともに、多様な事業主体の関わりや、住まいづくりやマンション管理など住み手の主体的な取り組についても理解する。
10 回:ひろばのデザインとは?
多様な意見がある中で、意見をまとめながらデザインしていくプロセスや、その結果としての環境について理解する。
11 回:地域での居場所のデザインとは?
衰退傾向にある商店街の中で、地域の居場所をつくったプロセスを把握するとともに、継続のための工夫を理解する。
12 回:地域での三世代の居場所づくりと運営とは?
高齢者施設を三世代の居場所へとデザインを変更したプロセスや、その運営について理解する。
13 回:市民活動への支援とは?
暮らしやすいまちにするために、市民活動を支援する取り組みについて理解する。
14 回:試験と総括
都市デザインに関する記述式の試験を実施する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して予習・復習をすること。
各ケースのURLを下記に示すので、事前に概要を把握する。
○第2回:練馬区都市計画マスタープラン
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/machi/masterplan/index.html
○第3回:大田区景観計画
https://www.city.ota.tokyo.jp/kuseijoho/ota_plan/kobetsu_plan/sumai_machinami/keikan/keikankeikaku.html
○第4回:横須賀市土地利用調整審議会
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4805/tokei/chosei/chosei.html
○第5回、第6 回:横浜市地域まちづくり
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/suishin/
ここまで
○第7回:授業の事前に知らせる
○第8回:川崎市「これからのコミュニティ施策の基本的考え方」
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000097375.html
○第9回:港区住宅基本計画
https://www.city.minato.tokyo.jp/jutakuseisaku/kankyo-machi/sumai/kekaku/3jutakukihon.html
○第10 回:川崎市カッパーク鷺沼
http://www.city.kawasaki.jp/miyamae/category/117-10-2-5-0-0-0-0-0-0.html
○第11 回:墨田区寺島・玉ノ井まちづくり協議会/玉ノ井カフェ
https://www.facebook.com/teratama/
http://ameblo.jp/tamanoicafe/
○第12 回:新宿区落合三世代交流サロン
http://wp.3sedai.com/
○第13 回:江戸川総合人生大学
http://www.sougou-jinsei-daigaku.net/
本授業の準備学習・復習時間は、各2 時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。講義時に資料を配付する。
参考書References
・都市のイメージ ケヴィン リンチ 岩波書店 新装版 (2007/5/29)
・都市計画とまちづくりがわかる本 彰国社(2017/7/1)
・縮充する日本「参加」が創り出す人口減少社会の希望 山崎亮 PHP新書(2016/11/16)
・BIOCITY〈2018 No.74〉特集エコロジカル・デモクラシーのデザイン ブックエンド(2018/4/1)
・新・公民連携最前線PPP まちづくり https://project.nikkeibp.co.jp/ppp/
・COLOCAL リノベのススメ https://colocal.jp/category/topics/lifestyle/renovation
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験(50 %)、平常点(50 %)
平常点は、毎回の授業後に提出してもらうコメントで総合的に判断する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新規のためなし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
特になし。
実務経験のある教員による授業
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。