人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
ASS300HA(社会経済農学 / Agricultural science in society and economy 300)食と農の環境学ⅢEnvironmental Science for Food and Agriculture Ⅲ
湯澤 規子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C2507 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
In this lecture, we will discuss the history of society and economy from the viewpoint of "food" and "agriculture", it aims to obtain a perspective to think about modern society and the future.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「食」と「農」からみた社会と経済の歴史を論じ、現代社会と未来を考える視座を得ることを目的とします。
到達目標Goal
フィールドワークにもとづいた地域経済学の研究を中軸に据え、地理学、歴史学、人類学、社会学、民俗学などの知見と成果を加えた、多面的かつ複眼的な視点から、食と農の問題を考えることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
受講者からのリアクションペーパーを活用し、可能な限り、対話型の講義を進めます。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション―1番身近なSDGs
地球と人類の課題として「幸せ」と「豊かさ」を実現する社会について考える
第2回:食と農の現代的課題―アフリカとインドと日本の現場から
身近な現代的課題から食と農とSDGsについて考えるきっかけを得る
第3回:環境を考える「環」の視点―私たちは何者なのか
食べるという行為をみつめると、どのような社会の様相が見えてくるのかを考える
第4回:近世日本の食と農と環境―下肥の世界
近世日本の人びと、食と農と環境の関係について考える
第5回:近代日本における循環構造の再編―都市化と疫病と衛生観
都市化と疫病と衛生観について考える
第6回:戦後日本の環境行政―清掃事業をめぐって
戦後日本の食と農と環境の関係史を清掃事業から考える
第7回:現代日本の食と農と環境―「環」の世界は今
現代日本の現状を再考する
第8回:講義前半についてのオープンダイアローグ
リアルタイムの双方向講義として、簡単なワークショップを実施する予定
第9回:食べものはどこから来たのか―「種子」から考える
現代の食と農について考える
第10回:食べものとは何か(1)―胃袋と社会
地域社会事業と食と農の関係について考える
第11回:食べものとは何か(2)―土と農業
山形県山形市の米農家の戦後史を事例に、戦後農政と農村について考える
第12回:食べものはどこへ行くのか(1)―食の再考
食べもの、食べること関わる現代社会の状況を把握する
第13回:食べものはどこへ行くのか(2)―食の可能性
食と農と環境の今後の展望を考える
第14回:私たちはどこへ行くのか
講義内容を総括し、今後の課題を議論する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をすること。
講義内容に関連する新聞記事、雑誌、小説、映画、ニュースなどに関心を持ち考察を深めて下さい。本授業の準備学習・復習時間は、各30分を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
講義で配布する資料を用います。
参考書References
・湯澤規子『胃袋の近代―食と人びとの日常史』名古屋大学出版会、2018年
・湯澤規子『7袋のポテトチップス―食べるを語る胃袋の戦後史』晶文社、2019年
その他、随時紹介します。
・湯澤規子『ウンコはどこから来てどこへ行くのか―人糞地理学ことはじめ』ちくま新書、2020年
・佐藤大介『13億人のトイレ―下から見た経済大国インド』角川新書、2020年
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回のリアクションペーパー(50%)、期末レポート(50%)によって評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
具体的な史料を用いた講義が好評でしたので、引き続き活用したいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
特にありません。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。