人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
SOM300HA（社会医学 / Society medicine 300）衛生・公衆衛生学ⅡPreventive Medicine and Public Health II
宮川 路子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | C2420 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category | |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category | |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
The aim of public health is health promotion and disease prevention by fully developing the physical and mental abilities of people to protect them from diseases. This is sociology developed from medicine. Health, medical care, and welfare are the three pillars of public health. Practical activities of public health require continuous education and organizational community efforts. In this lecture, we offer students the opportunity to learn important knowledge on public health to live a healthy life.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
衛生・公衆衛生学の目的は、人々を疾病から守り、健康を保持増進し、人々に十分な発育をとげさせて肉体的、精神的能力を完全に発揮させることである。これは、医学から発達した社会学であり、保健、医療、福祉がその3本柱となっている。公衆衛生の実践活動のためには、絶え間ない教育と組織化された地域社会の努力が必要である。
到達目標Goal
本講座では、学生は疫学、保健衛生統計学的手法、社会学的手法を用いて問題調査、提起を行い、さらには対策を講じていく過程を学習する。これにより、学生は日々の生活の中で触れる健康情報を評価し、取捨選択を行い、適切な健康行動を取ることが可能となる。
さらに、日本の医療の現状について学び、患者としての適切な受療行動を考える。
また、生命倫理の諸問題について取り上げ、いかに生き、いかに死ぬかについて考えていく。特に終末期医療についての知識を身につけることによって、将来、家族や自分が終末期を迎えたときにどのような医療を受け、いかに死を迎えるかを話し合い、決定する機会を持ち、実施することを目的とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
衛生・公衆衛生学Ⅰに引き続き、各種健康問題について、特に近年社会において注目されている各種保健の問題点について学習する。授業は講義形式で行う。
さらに、疫学の基礎、疫学調査、スクリーニングについての知識を得る。実際にスクリーニングプログラムの評価法を学び、健康診断の意味を考える。また、シラバス上のテーマ以外でも、優先順位を考慮し、重要と思われる話題について、積極的に取り上げていく。衛生・公衆衛生学Ⅰ～Ⅲの内容は若干重複することがある。
課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：衛生・公衆衛生学概論
衛生・公衆衛生学Ⅱで学ぶ内容を紹介し、学ぶ意義について考える。
第2回：疫学の基礎①
疫学の歴史、各種指標
第3回：疫学の基礎②
バイアス・因果関係
第4回：疫学演習
肺がんと喫煙について、因果関係を考える。
計算問題
第5回：水俣病について
ビデオ鑑賞・感想文提出
第6回：スクリーニング プログラム①
スクリーニングプログラムの条件
第7回：スクリーニング プログラム②
スクリーニングにおける問題点、バイアス
第8回：環境保健
環境と健康
第9回：社会保障
日本の医療制度について
第10回：生命倫理①
医の倫理
医療崩壊
患者と医師の権利と義務
第11回：生命倫理②
安楽死・尊厳死
医療訴訟
第12回：生命倫理③
遺伝子関連問題
遺伝病、色覚異常
第13回：生命倫理④
終末期について
映画鑑賞（死について考える）
感想文提出
第14回：授業内試験
試験を実施し、その後講義全体のまとめを行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をすること。
授業後に復習を行う。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは指定しない。参考資料を適宜配布する。
参考書References
必要な場合には開講時に指定する
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート（90％）。
映画の感想文の提出を平常点として評価する（10％）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
大人数の講義のため、騒がしいことがあったが、適宜注意を促して静粛な環境で講義を進められるように努力する（対面の場合）。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
双方向性の講義を試験的に実施するために、SNSが利用可能なPC、タブレット、スマートフォンなどを利用予定である。
その他の重要事項Others
衛生・公衆衛生学Ⅰをあらかじめ受講していることが望ましい。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。