人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
MAN100FA(経営学 / Management 100)簿記入門Ⅰ(2016年度以降入学者)Introduction to Bookkeeping I
大下 勇二
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C2131 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
The objective of this subject is to understand the book-keeping of an introductory level.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
簿記・会計は「ビジネスの言語」と呼ばれる。企業の公表する損益計算書や貸借対照表は、その経済活動を一定のルールに従い記録した帳簿に基づき作成される。この帳簿記録の技術を「簿記」という。本講義はこの「簿記」の技術を授業のテーマとする。
到達目標Goal
簿記入門Ⅰ/Ⅱでは簿記の基礎と日商簿記3級程度の修得を目標としています。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業では、複式簿記による帳簿記録のルールを理解し、それに基づいて簡単な貸借対照表および損益計算書を作成できるまでのレベルを目標に、具体的には、複式簿記の原理、帳簿記録の方法、決算の概要、決算書の作成方法を、テキストに従い、パワー・ポイントのスライドによる解説および記帳・計算演習をおりまぜながら習得する。
なお、今年度の春学期の授業はオンデマンド形式で実施します。学習支援システム上にアップロードする授業のコンテンツ(音声付パワーポイントスライド)を視聴し、学習支援システム上の小テスト(第1回~第12回)を受ける形で学習していきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:簿記の意義としくみ(1)
簿記の意義と基礎について解説します。
第2回:簿記の意義としくみ(2)
貸借対照表の構成要素である資産・負債・純資産(資本)について解説し、資本等式、財産法による損益計算の方法について学びます。
第3回:簿記の意義としくみ(3)
損益計算書の構成要素である収益・費用について解説し、損益法による損益計算の方法を学びます。
第4回:仕訳と転記(1)
勘定の意義、勘定科目の分類、勘定記入を学習します。
第5回:仕訳と転記(2)
取引簿記上の取引、取引の種類、取引要素の結合関係、具体的な取引分類を解説し、複式簿記の原理を学習します。
第6回:仕訳と転記(3)
複式簿記の原理に基づいて、具体的な記録方法である「仕訳」と「転記」について学習します。
第7回:仕訳帳と元帳(1)
帳簿組織の種類と役割、複式簿記の原理に基づいて、仕訳帳への記入練習を行います。
第8回:仕訳帳と元帳(2)
勘定記入、仕訳帳から総勘定元帳への転記について学習します。
第9回:決算(1)
決算の意味と手続き、試算表の作成、合計試算表、残高試算表および合計残高試算表の特徴と役割を理解し、その作り方を学習します。
第10回:決算(2)
総勘定元帳の締切り、仕訳帳の締切りと繰越試算表の作成、損益計算書および貸借対照表の作成を中心に決算手続きを学習します。
第11回:決算(3)
精算表の仕組み、6桁精算表の作り方を中心に決算手続きを学習します。
第12回:現金と預金
現金・預金の記帳、現金出納帳、現金過不足、当座預金、その他の預金、小口現金の処理を学習します。
第13回:総括(1)
小テストの解答を解説します。
第14回:総括(2)
小テストの解答を解説します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
オンデマンドによる授業を視聴した上で、学習支援システム上で小テストを受ける必要があります。また、課題レポートを提出してもらいます。テキストを良く読んでおき、テキストの例題・練習問題、ワークブックの問題を解くことが大切です。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
渡部・片山・北村『検定 簿記講義 3級』(最新版)中央経済社。
『検定 簿記ワークブック 3級』(最新版)中央経済社。
参考書References
最初の授業の中で紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学習支援システム上での「小テスト」(第1回~第12回)、「課題レポート」(1回程度)および「最終テスト」(7月実施)の3つに基づいて評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業の中で仕訳トレーニングの問題を実際に解いてもらい、授業内容の理解を深めながら授業を進めて行きます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムおよびパワーポイントを用いますので、これを利用できる環境を準備して下さい。
その他の重要事項Others
〔関連科目〕
この講義は、2年次の会計学入門Ⅰ/Ⅱ、3・4年次の財務会計論Ⅰ/Ⅱ、税務会計論Ⅰ/Ⅱ、国際会計論Ⅰ/Ⅱ、監査論Ⅰ/Ⅱ、原価計算論Ⅰ/Ⅱ、管理会計論Ⅰ/Ⅱ、経営分析論Ⅰ/Ⅱ、経営分析論Ⅲ/Ⅳなど会計専門科目の基礎となるものです。複式簿記による記帳の方法および会計処理を習得・理解しておくことが、これら会計専門科目の学習を大いに促進します。
〔その他注意事項〕
簿記を習得するためには、実際に記帳練習をしたり計算問題を解くことが不可欠です。