経営学研究科Graduate School of Business Administration
MAN500F1-0108(経営学 / Management 500)会計学基礎Fundamental Accounting Theory
筒井 知彦Tomohiko TSUTSUI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学研究科Graduate School of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X7231 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
修士課程(夜間)授業科目 コース共通 |
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Outline (in English)
This class focuses on financial literacy and aims to provide students with the knowledge, understandings and a range of skills that enables them to make basic financial analysis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、会計学の入門的な内容を学ぶ。財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の仕組みと見方、資産評価、収益や費用の認識と測定、財務分析の手法を学ぶ。学習を通じて財務諸表を読めるようになること、また、実際の財務諸表データを利用して基本的な財務分析を行えるようになることを目的とする。
到達目標Goal
①貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書が読める。
②基本的な財務指標の知識が増える。
③企業の財務データを利用して基本的な分析ができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
①講義と質疑応答、ディスカッションにより進めます。
②第12回~第14回では各学生に財務分析のプレゼンテーションを行ってもらい、それをもとにディスカッションをします。
③毎回、リアクションペーパーを提出してもらいます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
講義の全体の概要を説明します。
第2回:財務諸表の見方(その1)
貸借対照表の構造および役割等について講義し、具体的な事例で見方を学びます。
第3回:財務諸表の見方(その2)
損益計算書の構造、役割および貸借対照表との関係等について講義し、具体的な事例で見方を学びます。
第4回:財務諸表の見方(その3)
キャッシュ・フロー計算書の構造、役割並びに貸借対照表および損益計算書との関係等について講義し、具体的な事例で見方を学ぶ。
第5回:財務諸表の見方(その4)
財務諸表を利用した分析手法を講義し、具体的な事例で実践します。
第6回:制度会計(その1)
わが国の制度会計(金融商品取引法会計・会社法会計・税務会計)の概要を理解します。
第7回:制度会計(その2)
わが国の制度会計(金融商品取引法会計・会社法会計・税務会計)の相互の関係と、国際的基準の影響について講義します。
第8回:利益計算の構造(その1)
伝統的な利益計算構造と財務会計の諸概念について講義します。
第9回:利益計算の構造(その2)
資産・負債アプローチに基づく利益計算構造と財務会計の諸概念について講義します。
第10回:利益計算の構造(その3)
伝統的な利益計算と資産・負債アプローチに基づく利益計算が現代の企業会計においてどのように統合されているかを理解します。
第11回:経営分析(1)
具体的な事例により、収益性、効率性、安全性を分析します。
第12回:経営分析(2)
財務分析のプレゼンテーション
第13回:経営分析(3)
財務分析のプレゼンテーション
第14回:経営分析(4)
財務分析のプレゼンテーション
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
①財務分析の手法に関する資料は復習してください。
②また、各自が選んだ企業の財務データについて、レポートをまとめてもらう予定です。
③それをもとにプレゼンテーションを行ってもらいます。
テキスト(教科書)Textbooks
講義資料を配布します。
参考書References
特に指定はしませんが、会計学または財務会計の入門書が参考になります。
成績評価の方法と基準Grading criteria
プレゼンテーション40%およびレポート60%により評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
スクリーンが見づらいという指摘がありましたので、改善します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義はZOOMによりオンラインで実施しますのでソフトをダウンロードしておいてください。
担当教員の専門分野等
<専門領域>財務会計
<研究テーマ>会計規制論
<主要研究業績>
①『企業分析入門』(共訳,東京大学出版会,2001年3月)
②『財務会計通論』(分担執筆,税務経理教会,2009年3月)
③『収益の会計』(日本証券アナリスト協会)