経営学研究科Graduate School of Business Administration
MAN500F1-0075(経営学 / Management 500)経営情報論Management and Information Systems
岸 眞理子Mariko KISHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学研究科Graduate School of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X7170 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6,木7/Thu.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
修士課程(夜間)授業科目 人材・組織マネジメントコース |
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Outline (in English)
Organizations and Information Management involves learning the theories and models of corporate information processing, applying it to practice and developing it, and at the same time obtaining practical knowledge from actual cases of organizational information processing activities to generalize into an academic field.
The purpose of this course is to learn about how an organization works as an effective information processing system on the premise of the ICT environment.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
経営情報論は、経営の視点から、企業を中心に様々な組織の情報処理活動について、これまで培われてきた理論やモデルを学び、これを応用し発展させると同時に、実際の組織の情報処理活動の事例から、実践的知見を得ることで、これを一般化しようとする学問領域です。
この授業では、ICT(情報技術)環境を前提とし、組織がいかにして有効な情報処理システムとして機能し得るかについて考察することを目的としています。
到達目標Goal
経営情報論は、理論と実践とを相互作用させ、その相乗効果によってレベルアップを図っていく独特の学問領域です。
この授業では、経営情報論の主要なテーマについて基礎となる理論や概念を学び、これらを実際の企業活動の様々な事例に応用することで、どのようにして企業組織が一つの有効な情報処理システムとして機能し得るのかについて、理論から実践へと向かう領域について検討できるようになるとともに、実際の企業事例の詳細な分析によって、実践から得られた知見を理論にフィードバックし、これを発展させていく領域にも目を向けることを学びます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP1」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
コロナ禍の状況が改善しなければ、オンラインでの開講となります。具体的な実施方法については、授業開始日までに、学習支援システム上でお知らせします。受講を検討されている方は、必ず、学習支援システムで仮登録をするようにしてください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
授業内容と方法の確認
経営情報論の学問領域
経営情報論への接近方法
2:組織と情報処理
情報処理システムとしての組織
3:技術と組織
プロセスとアクション
4:組織の意思決定
問題解決と意思決定プロセス
5:ケース・スタディ(1)
ゲスト・スピーカーによる事例紹介と分析
6:組織コミュニケーションの変革
ICTによるコミュニケーション
7:デジタル・メディアと相互理解
メディア能力の組織的開発
8:メッセージの新たな活用
ネットワーク分析
9:ケース・スタディ(2)
ゲスト・スピーカーによる事例紹介と分析
10:企業戦略と情報活用
組織のケイパビリティと組織ルーティン
11:ナレッジ・マネジメント
知識の創造と活用
12:組織と組織化
ICTによる組織間関係の展開
13:ケース・スタディ(3)
ゲスト・スピーカーによる事例紹介と分析
14:課題についての報告会
課題報告、レポート提出
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。理論や概念の理解と事例分析に積極的に参加できるよう、予め指定された教材を学習して授業の臨むことが求められます。
授業の詳細や報告会の課題については、初回のイントロダクションにおいて説明されます。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に使用しませんが、初回のイントロダクションにおいて、各回ごとに主要教材が指定されます。
参考書References
初回のイントロダクションにおいて、各回ごとに参考教材一覧が提示されます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価配分は基本的には下記のとおりですが、授業の実施方法の変更により成績評価も変更となる可能性があります。変更となった場合、学習支援システムに掲示します。
・平常点(発言の頻度や内容、議論への貢献度):30%
・発表内容:40%
・レポート内容:30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ゲスト・スピーカーによるスピーチとディスカッションは好評により継続します。
担当教員の専門分野等
<専門領域> 経営情報論、経営組織論
<研究テーマ> 組織のコミュニケーション、ICTと組織の情報処理
<関連研究業績>
①『経営情報学入門』(共編著、放送大学振興会、2019年)
②『メディア・リッチネス理論の再構想』(中央経済社、2014年)
③Perceptions and use of electronic media: Testing the relationship between organizational interpretational differences and media richness, Information and Management 45(5), 2008.
④『情報技術を活かす組織能力ーITケイパビリティの事例研究ー』(共編著、中央経済社、2004年)