公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SES700P2－005（環境創成学 / Sustainable and environmental system development 700）サステイナビリティ特殊研究３ＡAdvanced Study on Sustainability 3A
長谷川 直哉Naoya HASEGAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X9752 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土5/Sat.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
サステイナビリティ学専攻 （博士後期課程）必修科目（研究指導科目） |
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Outline (in English)
In this class, students will prepare for the completion of a doctoral dissertation, prepare a research presentation at an academic conference, submit a paper to a peer-reviewed journal, and provide guidance to advance systematically and steadily for interim reports.After the interim report meeting, we will give advice and criticisms from faculty members and provide feedback to improve the dissertation.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
博士論文の完成に向けた演習はもとより、学会での研究発表や査読付き学術誌への論文投稿の準備、中間報告に向けた事前準備を計画的かつ着実に進めるための指導を行ないます。中間報告会終了後には、教員からの助言や批判点を整理した上で、論文改善へのフィードバック作業を進めます。
到達目標Goal
博士論文全体構想の提示と、博士論文を構成する主要論点となる論文の提出とそれに基づいた報告が求められます。中間報告会における複数の教員による質疑および助言、批判、評価を通して、質の高い博士論文執筆に向けての高度な専門知識を身につけることを目的とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
受講者には論文もしくはそれに準ずる文章を提出を求め、中間報告会に向けた準備を行います。中間報告会終了後は複数の教員による助言や批判を踏まえて、論点や研究方法の質を高めるよう指導します。中間報告会には、報告をしない博士課程大学院生も全員参加することを求めます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：博士論文全体構想の提示と検討①
「研究計画書」、「サーベイ論文」、論文構成」に基づき、博士論文全体の構想について報告
第2回：博士論文全体構想の提示と検討②
「研究計画書」、「サーベイ論文」、論文構成」に基づき、博士論文全体の構想について報告
第3回：主要論点についての報告①
全体構想に基づく博士論文の主要章を報告
第4回：主要論点についての報告②
全体構想に基づく博士論文の主要章を報告
第5回：主要論点についての報告③
全体構想に基づく博士論文の主要章を報告
第6回：博士課程プレ中間報告①
博士課程の中間報告会の発表内容を報告
第7回：博士課程プレ中間報告②
博士課程の中間報告会の発表内容報告
第8回：学会の研究発表の構想提示と検討①
学会での研究発表に向けた構想を報告。
第9回：学会の研究発表の構想提示と検討②
学会での研究発表に向けた構想を報告。
第10回：「全体構想の提示と主要章(論文）」の再検討①
中間報告会での指摘事項に基づき、「全体構想と主要章(論文）」を再検討
第11回：「全体構想の提示と主要章(論文）」の再検討②
中間報告会での指摘事項に基づき、「全体構想と主要章(論文）」を再検討
第12回：「全体構想の提示と主要章(論文）」の再検討③
中間報告会での指摘事項に基づき、「全体構想と主要章(論文）」を再検討
第13回：投稿論文（学術誌）の構想の提示と検討①
博士論文の申請に必要な査読雑誌に投稿する論文の検討
第14回：投稿論文（学術誌）の構想の提示と検討②
博士論文の申請に必要な査読雑誌に投稿する論文の検討
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学生は博士論文の執筆に必要な最新研究を事前に整理しておくことが求められます。授業で指摘された点を復習し論点の整理を行ないます。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特に使用しません。
参考書References
受講者のテーマに応じて授業内で適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
研究報告：80%
討議への貢献度：20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の講義で学生からの意見を聴取し、授業や論文指導に随時反映させています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じてパソコンを使用します。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
サステナブル経営・企業倫理・責任投資・ビジネスヒストリー
＜研究テーマ＞
企業と社会のサステイナビリティ
＜主要研究業績＞
「企業社会の変容と共通価値の創造」『損害保険研究第76巻第3号』2014年
「利益の質保証－企業価値評価を巡る投資家の責任－」『日本経営倫理学会誌第20号』2013年
実務経験
損害保険会社の資産運用部門において、約15 年間投資業務を担当しました。1999 年、ESG 投資の先駆的な取り組みであるSRI（社会的責任投資）ファンドを組成し、ファンドマネジャーとして企業のESG（非財務）側面を評価する手法を開発しました。また、（公財）国際金融情報センターに出向し、カントリーリストや国際金融システムに関する調査・研究に従事しました。
【関連資格】
日本証券アナリスト協会認定アナリスト（CMA）