公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SES700P2-005(環境創成学 / Sustainable and environmental system development 700)サステイナビリティ特殊研究3AAdvanced Study on Sustainability 3A
金藤 正直Masanao KANETOH
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9746 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土5/Sat.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
サステイナビリティ学専攻 (博士後期課程)必修科目(研究指導科目) |
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Outline (in English)
The purpose of this seminar is to write a doctoral thesis based on the results of previous research.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習では、サステイナビリティ特殊研究1A・1Bおよび2A・Bで作成した博士論文の構成・内容(原案)に基づいて、論文内容を具体的に検討し、また、その検討結果を報告していく。また、その報告内容を参考にしながら、研究報告(学会報告や博士論文の中間報告)、博士論文(学会誌(研究誌)などへの投稿論文を含む)の作成を進めていくことを目的とする。
到達目標Goal
本演習では、研究報告と博士論文の作成に行われる高度な研究・調査のために必要な論理力、分析・調査力、執筆力、説明力、質問力を習得することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本演習は対面で実施する。履修者には、サステイナビリティ特殊研究1A・1Bおよび2A・2Bで作成した博士論文の構成・内容(原案)に基づいて、特定主体(家計、企業、自治体、地域、国など)における経営あるいは会計のモデルを検討してもらうとともに、このモデルの特長や問題点をアンケート調査、ヒアリング調査、ケーススタディから明らかにすることにより、同モデルの実践適用可能性や新たな見解を提案してもらう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
これまでに行ってきた研究・調査について報告するとともに、研究報告や、博士論文の作成までのスケジュールを確認する。
第2回~第6回:追加的作業の確認
研究報告や、博士論文の作成のために必要となる作業(アンケート調査、ケーススタディ、ヒアリング調査の実施など)を確認する。
第7回~第14回:博士論文の構成・内容(原案)の再検討・再調整
これまでに行ってきた研究・調査の成果を、検討中の博士論文に反映させ、その内容を再検討し、再調整する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
研究内容に関係する著書・論文・報告書・新聞・雑誌記事などを読み、その分析・検討を計画的に行うとともに、その結果を研究報告や、博士論文の作成に反映させてください。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しませんが、毎回の報告ではワードあるいはパワーポイントを使用しますので、履修者はその報告レジュメの作成と配布をお願いします。
参考書References
履修者の研究・調査の進捗状況に応じて、授業中に著書、研究論文、報告書、新聞・雑誌記事などを紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
本演習の成績は次の4点に基づいて評価します。
・討論への参加(発言内容)(10%)
・報告用配布レジュメの内容(10%)
・報告内容(プレゼンテーション能力)(30%)
・研究報告、博士論文の内容(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎年、意見や要望を考慮に入れ、講義内容を改善しています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じてパソコンとプロジェクターを使用します。
その他の重要事項Others
質問などについては電子メールで連絡ください。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
環境経営論、地域経営論
<研究テーマ>
企業や地域の持続的成長を実現するための経営・会計手法に関する研究
<主要研究業績>
・金藤正直(2014)「地域サプライチェーンとしての産業クラスターのマネジメント-サプライチェーン・マネジメントの適用-」二神恭一・高山貢・高橋賢 編著『地域再生のための経営と会計』中央経済社、41-52頁。
・金藤正直(2015)「食料産業クラスターマネジメントを支援するバランス・スコアカードの構想」『産業経理』Vol.75 No.1、53-63頁。
・金藤正直(2016)「サステナビリティ・サプライチェーン・マネジメントの実践的展開モデル」『横浜経営研究』第37巻第2号、55-72頁。
・金藤正直(2018)「フードバレーの戦略的マネジメントを支援するバランス・スコアカードの適用可能性-フードバレーとかちの取組みを中心として-」『経済学論纂』第58巻第2号、65-84頁。
・金藤正直(2021)「健康経営の展望-どう評価・開示するか?-」『企業会計』Vol.73 No.2、87-90頁。