公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SOC500P2-055(社会学 / Sociology 500)社会調査法2Social Research Method 2
中筋 直哉Naoya NAKASUJI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9521 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
サステイナビリティ学専攻 (修士課程)研究科共通科目 |
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Outline (in English)
This lecture aims to study basic methods of social research for sampling data by questionaire.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会学の社会調査法のうち、統計学の応用による、大人数の社会意識や集合行動の構造の解明を目的とするサーベイ型の調査法について概説する。まずこの調査法の成立の歴史的経緯と基本的な論点を踏まえた上で、調査計画から結果の統計解析までのプロセスを概観するとともに、その時々に生じる実践的課題について詳論する。さらに、社会意識調査を政策形成に活用する方途についても考察したい。
到達目標Goal
サーベイ型の社会調査に関する基本的知識、特に調査の計画から報告書の作成までの一連の流れを理解し、知識として習得すること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、公共政策学専攻公共マネジメントコースにおいては「DP2」「DP4」に関連している。ディプロマポリシーのうち、公共政策学専攻政策研究コースにおいては「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連、特に「DP1」は特に強く関連している。ディプロマポリシーのうち、サステイナビリティ学専攻においては「DP2」「DP4」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
教室で対面で実施(予定)。実習的な作業をともなう、各回2時限の連続講義。課題やリポートについては事後に全員に対してフィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期後半
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:概論1
社会科学的認識と計量的社会調査の関係について
2:概論2
近代日本における計量的社会調査の展開と課題
3:調査の設計1
調査票調査の企画・設計(質問文案をリポートとして提出)
4:調査の設計2
質問文と選択肢の構成(調査票作成作業を実習形式で行う)
5:サンプリング1
サンプリングの統計学的基礎
6:サンプリング2
サンプリングの種類と実施上の問題
7:調査の実際1
計量的社会調査における調査者と被調査者の関係
8:調査の実際2
調査票の配布・回収をめぐる諸問題
9:データの集計と整理1
コーディングとデータクリーニングの方法
10:データの集計と整理2
コーディングから度数分布表作成までの過程(仮想的な調査データを用いて実習形式で行う)
11:調査データの読み方
基本統計量とデータ分布の概説
12:展開的講義
政策形成と社会意識調査
13:まとめ1
社会調査を政策形成に活用する方途について(講義)
14:まとめ2
社会調査を政策形成に活用する方途について(討論)別途リポート提出および筆記試験を実施
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業中に指示した課題を指示された期日までに自宅で用意し、提出すること。授業終了後参考書を入手・熟読して、重要箇所を復習すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない
参考書References
授業中に適宜指示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への積極的参加30%、課題提出15%×2回、筆記試験40%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
最近の現場での社会調査の応用についての批評的講義を増やす
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各自自宅でパソコンを使用した作業が必要。学習支援システムへのアクセスが必須。
担当教員の専門分野等
〈専門領域〉地域社会学
〈研究テーマ〉地域社会の構造分析
〈主要研究業績〉『よくわかる都市社会学』(2013,ミネルヴァ書房)、『群衆の居場所』(2005,新曜社)