公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SOS700P1－005（その他の社会科学 / Social science 700）公共政策学特殊研究３ＡAdvanced Study on Public Policy and Social Governance 3A
永野 秀雄Hideo NAGANO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X9376 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土4/Sat.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
公共政策学専攻 （博士後期課程）必修科目（研究指導科目） |
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Outline (in English)
As a research and writing instruction course of the Graduate School of Public Policy and Social Governance, students aim to finalize their theses for doctor’s decree acquisition. In addition, students receive practical training to acquire the presentation skills in workshops and their thesis presentation sessions.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
公共政策研究科の博士論文指導科目として、博士号取得に向けた論文の最終的な完成を目指す。また、ワークショップや口述試験でのプレゼンテーション力を身につけるための実習を個別の状況に応じて指導していく。
到達目標Goal
最終的に博士論文を完成させることを到達目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
まず、博士論文の学位申請に必要となる学会誌への論文掲載等の要件が満たされているかを確認する。次に、発表済みの主要章に関する情報の追加と、未執筆の章の完成を目指す。さらに、指導教員やワークショップにおける外部研究者による助言と批判を受けて、論文を完成させる。
また、授業は、対面授業を予定していますが、コロナウイルスの感染が拡大した場合には、リアルタイムのライブ型配信授業とします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：学位申請要件の確認
学会誌等での論文掲載等の学位申請要件が満たされているかを確認する。
第2回：博士論文の全体構想の確認
複数の主要章を構成する既発表の論文の相互関係を確認するとともに、論文の全体構想における位置付けと、今後書き加えるべき章の内容等を確認する。
第3回：第１の主要章の発表
第１の主要章を発表し、指導教員からの助言を受けて訂正を図る。
第4回：第１の主要章の加筆・訂正
第１の主要章への加筆・訂正等を完成させる。
第5回：第２の主要章の発表
第２の主要章を発表し、指導教員からの助言を受けて訂正を図る。
第6回：第２の主要章の加筆・訂正
第２の主要章への加筆・訂正等を完成させる。
第7回：第３の主要章の発表
第３の主要章を発表し、指導教員からの助言を受けて訂正を図る。
第8回：第３の主要章の加筆・訂正
第３の主要章への加筆・訂正等を完成させる。
第9回：未執筆の章の書き上げ（１）
全体構想から、「はじめに」や「結論」等の全体構想から調整が必要となる章の内容を確認する。
第10回：未執筆の章の書き上げ（２）
未執筆の章を書き上げ、指導教員から確認を受ける。
第11回：博士論文全体の校正
統合された博士論文の本文、脚注、参考文献等を、複数回校正する。
第12回：ワークショップの準備（１）
ワークショップのために、提出論文と発表のためのパワーポイントを準備する。また、ワークショップに参加する外部研究者等への連絡を行う。
第13回：ワークショップの準備（２）
ワークショップの実施のために、事前に具体的なプレゼンテーションを実施し、指導教員から助言等を受ける。
第14回：ワークショップの実施
ワークショップを実施し、そこで受けた指摘事項等を整理した上で、提出論文に反映すべきところを把握する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学生と相談し，進め方を決定していく。
テキスト（教科書）Textbooks
適宜，推薦する。
参考書References
適宜，推薦する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、参加につき30％、進捗状況につき70％とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今後も、博士号論文の執筆に関する進捗状況を確認し、学会発表等への推薦等を継続して行っていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
インターネット検索、法令・判例検索、学会等での発表練習のためのコンピュータ。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
日米比較法（環境法、防衛法、サイバー法制など）。
＜研究テーマ＞
現在の研究テーマは、「環境監査と法」、「サイバーセキュリティと法」など。
＜主要研究業績＞
最近の論文は、以下のとおり。
「米国国防総省によるサイバーセキュリティ成熟度モデル認証(CMMC)の導入 : 現行のNIST SP 800-171の遵守制度を超えて」CISTEC journal186号200頁以下（2020年３月）。
「米国におけるセキュリティクリアランス制度の大改革」CISTEC journal185号223頁以下（2020年１月）。
「米国の重要インフラに関するサイバーセキュリティとセキュリティ・クリアランス法制(上)」人間環境論集19巻１号13頁以下（2018年12月）。