公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SOS700P1-005(その他の社会科学 / Social science 700)公共政策学特殊研究3AAdvanced Study on Public Policy and Social Governance 3A
廣瀬 克哉Katsuya HIROSE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9354 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土6/Sat.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
公共政策学専攻 (博士後期課程)必修科目(研究指導科目) |
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Outline (in English)
This is part of the research-training program for Ph.D research students working in the area of public policy studies. The workshop's principal objective is to foster intellectual exchange by showcasing work from leading and emerging scholars. The workshop will provide a forum in which research students can present their work, discuss the theoretical and methodological problems involved, discuss common challenges in conducting research in this area and obtain feedback on their work.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
公共政策研究科の博士後期課程3年次向けの論文指導科目として,博士論文の完成に向けて研究のとりまとめを図る。
到達目標Goal
春学期終了時に博士論文のおおよその完成を図り、夏期休暇中に完成稿のとりまとめと9月の論文提出を展望できるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
公共政策研究の領域における博士論文の完成を目指す研究指導を行う。学生全員による演習方式で,研究課題の設定,方法論の選定,資料の収集・検討・分析について,参加者各自が自分の研究テーマについて予備作業をおこなったうえで授業において報告し,その報告を相互に検討することによって,博士論文に求められる研究能力の水準に到達することを目指す。あわせて,論文作成に関する個別指導も行う。
なお、下記の授業計画はこの授業を通して指導していく論点を示すものであり、各回の授業がそれぞれの論点に1対1対応するとは限らない。課題リストとして参照されたい。
対面授業を基本とする。指導学生を登録したGoogle Classroomを設定する予定であり、報告資料等の共有に活用していく。
学生へのフィードバックは授業内で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:先行研究の整理の完了
確定した博士論文のテーマ設定と構成に照らして、必要な補完を施したうえで先行研究の整理を完了する。
2:研究の背景の整理
ここまでの調査、検討によって得られた知見も加味して、あらためて博士論文にとっての研究の背景を整理し文章化する。
3:実体的な章の組み込み構成を確定する
独立した章として前年度までに執筆してきた研究成果をとりまとめ、博士論文全体のなかに収めるにあたっての構成を確定する。
4:実体的な章の確定
実体的な章を博士論文のなかに収録して確定する。
5:総合的な検討
実体的な分析について、全体を通して振り返り、総合的な検討を行う。
6:意義と限界の確認
総合的な分析の結果の意義と限界を確認し、研究成果の積極的な意義を明示するとともに、限界を明確に検証したうえで、論文全体の防御線を確定する。
7:補論の検討と執筆
分析結果の意義の積極的な説明や、限界についての検討を明示するために効果的と想定される補論を検討、執筆し、博士論文の適切な箇所に組み込む。
8:方法や枠組の確認
博士論文の分析方法や枠組についてメタレベルで検討して位置づけを確認する章を執筆する。
9:全体構成と論文各部の確認
全体構成と論文の各部分が完成形となり得る水準に到達していることを改めて確認し、足りない要素を補う。
10:得られた成果と残された課題の考察
ここまでの研究結果を振り返り、得られた成果と残された課題について考察し、整理する。
11:結論の章の完成
実体的な部分の第一稿をふまえて、博士論文全体を通しての結論を確定する。
12:序章の完成
実体的な部分の第一稿をふまえて、問題関心の説明と研究全体の意義を整理しながら序章を完成する。
13:得られた成果と残された課題の確認
博士論文の完成に向けて、得られた成果をとりまとめるとともに、残された課題を明示的に確認する。
14:博士論文第一稿の完成と発表
博士論文の第一稿をおおよそ完成させ、発表する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各受講生の研究対象についての先行研究のリサーチ,入手可能な研究資料の探索,テーマとの整合性がある分析枠組の渉猟と選定など。
テキスト(教科書)Textbooks
適宜,推薦する。
参考書References
適宜,推薦する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
春学期終了時に博士論文のおおよその完成形ができあがっていることを目標とし、その達成度に応じて評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当しない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし
担当教員の専門分野
<専門領域> 行政学、地方自治
<研究テーマ> 二元代表制の理念と実態
<主要研究業績>
編著『自治体議会改革の固有性と普遍性』(法政大学出版局、2018年)
編著『議会改革白書 各年度版』(生活社、2009年〜2016年)