公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SOS700P1-001(その他の社会科学 / Social science 700)公共政策学特殊研究1AAdvanced Study on Public Policy and Social Governance 1A
加藤 寛之Hiroyuki KATO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9310 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土6/Sat.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
公共政策学専攻 (博士後期課程)必修科目(研究指導科目) |
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Outline (in English)
As a doctoral dissertation advisory course in the area of corporate theory in the Graduate School of Public Policy, we will provide guidance on the preparation of research papers for doctoral degrees according to the problematic interests of the students.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
公共政策研究科の企業論領域における博士論文指導科目として、博士号取得に向けた研究論文の作成について、受講者の問題関心に応じて指導していく。
到達目標Goal
公共政策研究の一部としての、企業論領域におけるそれぞれの研究対象となる政策領域について、必要となる専門的な知見や研究方法、さらには理論的なフレームワークや、論文執筆の技術を学び、最終的に、要求されるスタンダードをクリアした博士論文を、作成することを到達目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP1」に特に強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
公共政策研究の領域における企業論の博士論文の作成を、最終的に目指す研究指導を行う。基本的には、教員と学生全員による演習方式で、研究課題の設定、方法論の選定、資料の収集・検討・分析について、参加者各自が自分の研究テーマについて報告し、研究を進める。そして、その報告をもとに博士論文に求められるアカデミック・スタンダードに到達することを目指す。
原則対面で実施し、フィードバックは毎回課題をだし、その都度コメントします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回:研究テーマの設定
同左・ディスカッション
2回:研究テーマの基礎的理解
同左・ディスカッション
3回:研究テーマの標準的理解
同左・ディスカッション
4回:研究テーマの高度な理解
同左・ディスカッション
5回:研究テーマに基づく研究企画の立案
同左・ディスカッション
6回:論文作成の基礎的技法
同左・ディスカッション
7回:論文作成の標準的技法
同左・ディスカッション
8回:論文報告のレジュメの作成
同左・ディスカッション
9回:先行研究の基礎的検討
同左・ディスカッション
10回:先行研究の標準的理解の確認
同左・ディスカッション
11回:先行研究の整理
同左・ディスカッション
12回:研究テーマの意義の確認
同左・ディスカッション
13回:論文の理論的なフレームワークの設定
同左・ディスカッション
14回:論文の研究企画構成の確認
同左・ディスカッション
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各受講生の研究対象についての先行研究のリサーチ,入手可能な研究資料の探索,テーマとの整合性がある理論的フレームワークの検討など。
テキスト(教科書)Textbooks
適宜指示する。
参考書References
適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下のものは目安であるが、とりあえず博士課程1年目においては,研究テーマの設定とその領域の先行研究の検討を中心として,その研究の進展を勘案して評価する。つづく2年目においては、1年目の研究を基礎としながら研究対象についてのリサーチ・クエスチョンの再設定とその研究の進展、そのロジックの卓越性を中心として評価する。最終学年となる3年目においては,博士学位論文の完成を到達目標とし,その準備の達成度を総合的に評価する。望むらくは、学生におかれましては、その執筆の過程での成果を世に問うことを目的として、一年に1本ほど短い論文を発表することを目指してもらいたい。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
双方向のコミュニケーションを大切にしたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし
担当教員の専門分野等
<専門領域>地域産業論・戦略論・企業論
<研究テーマ>造船産業各社の戦略・国際分業・産業集積の研究
<主要研究業績>
「船舶開発と造船産業――ビジネス・システムの不確実性がもたらす複雑性へのマネジメント」藤本隆宏編『人工物複雑化の時代』(有斐閣)
「日本の造船産業における企業競争力の変動とその要因分析―国際競争力構図の変化と新たな取り組み―」柳町功他編著『韓日産業競争力比較研究』(三星経済研究所)
「造船産業の競争構図の変容と雁行形態論・塩路モデルの再検討」(『アジア経営研究』)
「日韓競争力転換のメカニズム―造船産業の事例―」(『組織科学』)
「資源蓄積の機能不全─成熟・衰退期への適応が再成長期の制約に化けるメカニズム」(『経営学論集』)