SSISSI (Sports Science Institute)
HSS207LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)コンディショニング科学Ⅱコンディショニング科学Ⅱ
朝比奈 茂Shigeru ASAHINA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A9212 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
In this lecture, students are expected to understand states of “condition” and learn the purposes, elements, evaluation methods of conditioning. Being in the good condition leads athletes to the better performance, resulting in the better competitive outcomes. This lecture guides student athletes to learn the basic conditioning program and competition preparation program and helps them acquire the ability to practice such programs.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義において「コンディション」および「コンディショニング」を理解することが目標である。コンディショニングの目的・要素・評価方法を学習する。競技力向上、傷害予防のためのコンディショニングにおけるアプローチ方法を理解し、現場に即したコンディショニングプログラムの立案ができる能力を習得することを目標とする。
到達目標Goal
「コンディショニング」という用語のもつ多様な内容を理解できる。
コンディショニングの要素となる身体的因子、環境的因子、心理的因子について、説明できる。
コンディションの評価の必要性及び評価の方法について説明できる。
トレーニング計画とコンディショニングについて理解し、ピリオダイゼーションの理論や背景について、説明でき、自身のトレーニング計画を立案できる。
競技力向上のためのコンディショニングの具体的な方法について理解し、実践できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は感染対策を十分におこない、対面授業を基本に実施する。感染状況に応じて、オンライン授業に変更する可能性もありえる。それによって内容が変更になる場合は、学習支援システムをつうじて周知する。
また、授業のはじめに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス(コンディショニング科学総論)
講義全体のガイダンスとして今後の予定を含めて行う。
またコンディショニングの総論に関する講義を行う。
2:コンディショニングの要素(1)
コンディショニングの要素のうち、身体的因子に関する講義を行う。
3:コンディショニングの要素(2)
コンディショニングの要素のうち、環境的因子に関する講義を行う。
4:コンディショニングの要素(3)
コンディショニングの要素のうち、心理的因子に関する講義を行う。
5:コンディションの評価
コンディションの評価の必要性及び評価の方法について学習する。
6:トレーニング計画とコンディショニング
ピリオダイゼーションの理論や背景について説明し、トレーニング周期の考え方を学習する。
7:パフォーマンス向上を目的としたコンディショニングの実際
コーディネーショントレーニング、スタビリティトレーニングについて、方法を学び実践する。
8:アクアコンディショニングの方法とその効果
水の特性と身体機能改善について説明し、実際の方法を学ぶ。
9:睡眠とコンディショニング
睡眠が果たすコンディショニングの役割について、その効果やメカニズムについて講義を行う。
10:ストレッチングとコンディショニング
スレッチングの種類や方法について説明し、実習を行う。
11:ヨガとコンディショニング
ヨガの歴史や哲学について説明し、アスリートのコンディショニングにおける役割(効果)について講義を行う。
12:スポーツマッサージとコンディショニング
マッサージの歴史や生理学的効果を学習するとともに、学生同士実践する。
セルフマッサージの手法を説明し学生自身で実践する。
13:休養とリラクゼーション
心身の休養やリラクゼーションがコンディション調整に果たす役割を説明する。
14:総括
コンディショニング科学Ⅱの要点を振り返るとともに、全授業に関する質問を受ける。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。講義前日までに学習支援システム上に講義資料を掲載する。受講者は各自ダウンロードし、資料に基づき事前学習を行う。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。
講義資料は授業支援システムから各自がダウンロードし持参する。
参考書References
1. 日本スポーツ協会編,公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト6 (予防とコンディショニング)
2. 日本スポーツ協会編,公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト7 (アスレティックリハビリテーション)
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下の内容で総合的に評価する。
1)毎回の授業時に取り組む課題(リアクションペーパー、小テスト、レポートなど)60%
2)期末レポート 20%
3)授業への参画状況 20%
・欠席および課題の提出が期限をすぎた場合は評価に影響する。
・出席が授業実施回数の 2/3 に満たない場合は,単位取得のための履修時間を下回ると判断されるためDもしくはE評価とする。
またこの成績評価方法は原則的なものであり、通常の活動が困難な受講者に対しては、個別に対応・評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるだけ多くの具体的な例を挙げ、実技を取り入れながら講義を行うことで、理解が深まりやすいと考えられる。
実技のポイントは繰り返し言葉にするように心がける。
提出された課題の内容について、授業の最初にファイードバックを行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業をより効果的に行うために、パソコンを準備することがのぞましい。また配布資料、課題の提出は学習支援システムを通じておこなう。
その他の重要事項Others
授業に関する質問、競技に関する質問などは、授業中および授業の前後にうけつける。
それ以外については、随時メールを通じて、対応する。