SSISSI (Sports Science Institute)
HSS206LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)コンディショニング科学Ⅰコンディショニング科学Ⅰ
朝比奈 茂Shigeru ASAHINA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A9211 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to understand the basic concepts of sports medicine. By applying the knowledge of human anatomy and kinesiology, students will be able to learn the methods of strength and conditioning that will minimize the risk of injury and optimize recovery time for athletes. This course will also discuss the common injuries and diseases that occur during training so that students will be able to apply their knowledge into actual practice.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
スポーツと関連したコンディショニングおよびスポーツ医学の基本的事項について学ぶ。傷害予防、疲労回復を目的としたコンディショニング方法について、解剖学や運動学を理解し、テーピング等の具体的なコンディショニングの手法を交え、知識を習得することを目的とする。また、スポーツ活動での実践が可能となるように、スポーツ活動中に生じる外傷・障害や内科的な病気について理解した上で、アスリートの健康管理や傷害対策について考える講義内容である。
到達目標Goal
1.コンディションおよびコンディショニングという言葉の意味とその内容について理解すること。
2.スポーツ活動中に生じる外傷・障害や内科的な病気およびその救急処置について理解すること。
3.コンディショニングとしてのテーピングの効果を理解し、上肢および下肢のテーピングが巻けること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は感染対策を十分におこない、対面授業を基本に実施する。感染状況に応じて、オンライン授業に変更する可能性もありえる。それによって内容が変更になる場合は、学習支援システムをつうじて周知する。
また、授業のはじめに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス(コンディ
ショニング科学総論)
講義全体のガイダンスとして今後の予定を含めて行う。
またコンディショニングの総論に関する講義を行う。
2:アスリートの健康管理
アスリートの健康管理体制およびメディカルチェックについての講義を行う。
3:アスリートの外傷・障害とその対策(1)
アスリートの外傷・障害について説明し、その原因と対策について講義を行う。
また傷害の治癒のメカニズムについて講義を行う。
4:アスリートの外傷・障害とその対策(2)
代表的な下肢の外傷・障害についての講義を行う。
5:アスリートの外傷・障害とその対策(3)
代表的な上肢の外傷・障害についての講義を行う。
6:アスリートの外傷・障害とその対策(4)
代表的な体幹の外傷・障害についての講義を行う。
7:コンディショニングの
手法(1)
コンディショニングの手法として、テーピングの背景と実際の方法について概説する。
8:コンディショニングの
手法(2)
下肢の傷害に対してのテーピング実習を行う。
9:コンディショニングの
手法(3)
上肢および体幹の傷害に対してのテーピング実習を行う。
10:アスリートの内科的障害とその対策
アスリートの内科的障害と対策について説明し、急性障害(突然死・意識障害・運動誘発性喘息など)と慢性障害(貧血・オーバートレーニングなど)について講義を行う。
11:ストレッチングとコンディショニング
筋収縮のメカニズムを説明する。
またストレッチングの種類や効果について講義を行う。
12:スポーツと栄養(水分補給を含む)
コンディショニングに必要なスポーツと栄養についての基本的事項を概説する。
また水分補給に関する講義を行う。
13:アスレティックリハビリテーションとトレーニング計画
アスレティックリハビリテーションについて説明する。
またリハビリの考え方や計画の立て方、進め方についての講義を行う。
14:総括(期末試験)
授業内試験を実施する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。講義前日までに学習支援システム上に講義につかう資料を掲載する。受講者は各自ダウンロードし、資料に基づき事前学習を行う。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。
講義資料は学習支援システムから各自がダウンロードし持参する。
参考書References
1. 日本スポーツ協会編,公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト6 (予防とコンディショニング)
2. 日本スポーツ協会編,公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト7 (アスレティックリハビリテーション)
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下の内容で総合的に評価する。
1)毎回の授業時に取り組む課題(リアクションペーパー、小テスト、レポートなど)60%
2)期末レポート 20%
3)授業への参画状況 20%
・欠席および課題の提出が期限をすぎた場合は評価に影響する。
・出席が授業実施回数の 2/3 に満たない場合は,単位取得のための履修時間を下回ると判断されるためDもしくはE評価とする。
またこの成績評価方法は原則的なものであり、通常の活動が困難な受講者に対しては、個別に対応・評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるだけ多くの具体的な例を挙げ、実技を取り入れながら講義を行うことで、理解が深まりやすいと考えられる。
実技のポイントは繰り返し言葉にするように心がける。
提出された課題の内容について、授業の最初にファイードバックを行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業をより効果的に行うために、パソコンを準備することがのぞましい。また配布資料、課題の提出は学習支援システムを通じておこなう。
その他の重要事項Others
授業に関する質問、競技に関する質問などは、授業中および授業の前後にうけつける。
それ以外については、随時メールを通じて、対応する。