SSISSI (Sports Science Institute)
HSS224LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)スポーツ産業論/スポーツ産業論Ⅰスポーツ産業論/スポーツ産業論Ⅰ
吉岡 那於子Naoko YOSHIOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A9027/A9047 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
This course introduces the concept of sports industry and its history. In addition to, this course deals with 1) the market structure of sports industry in Japan and 2) corporate behavior and consumer behavior in the sports industry market based on some case studies which includes professional sports league and teams, sporting goods makers, media companies, sports agency, and so on. The aim of this course that students have the ability to discuss issues needed to be solved in sports industry, based on their understanding the current situation of the industry.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
スポーツ産業の概念と発展史を理解し、スポーツ産業市場の分類と構造、スポーツ産業領域における企業行動、スポーツ消費者行動の基礎について学びます。また、スポーツ産業の各種事例研究(プロスポーツクラブやスポーツメーカー、メディア企業、権利ビジネス業など)を学び、スポーツ産業の現状と直面している課題の理解を深めることを目的とします。
到達目標Goal
本講義の到達目標は、スポーツ産業の概念や発展史、市場構造などを説明できること、スポーツ産業の実務的な内容の実際についての理解を深めること、さらにスポーツ産業の諸課題について考察し、議論する力を身につけることです。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業はオンラインにて行います。
配布資料とそれに関連するオンデマンド動画を用い、補助的に配付資料を活用します。
毎回、期限内にオンデマンド動画を視聴することにより講義を受講し、毎回の受講終了後に課題に対応してもらいます。課題は(1)授業の内容をどの程度理解したか、(2)授業の内容をどのように発展させたか、を基本的な視点に定型化されています。
授業の初めに、前回の授業で提出された課題のうち、共有すべきものをいくつか取り上げ、すべての受講者にフィードバックを行うことがあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス/スポーツ産業
シラバスの記載内容や今後の授業の進め方を確認する。スポーツ産業の発展過程、現状、課題をめぐる主な論点を確認し、本講義の理解に重要な着眼点を学ぶ。
2:スポーツ産業の市場構造と動向
我が国におけるスポーツ産業の歴史的な変遷をふまえ、我が国のスポーツ産業市場の類型ならびにスポーツ産業市場の構造について学ぶ。
3:スポーツ用品産業
我が国のスポーツ用品産業の市場分類、市場規模の変遷をふまえ、スポーツ用品産業の特性について学ぶとともに、スポーツ用品の流通の現状、カテゴリーキラー店や通販サイトの影響について学ぶ。
4:スポーツ施設産業
スポーツ施設産業の市場分類、市場規模の変遷をふまえ、スポーツ施設産業の特性について学ぶとともに、スポーツ施設業界の直面する課題について学ぶ。
5:スポーツサービス産業
スポーツサービス産業の市場分類、市場規模の変遷をふまえ、スポーツサービス産業の特性について学ぶとともに、スポーツサービス業界の直面する課題について学ぶ。
6:スポーツメディア産業とスポーツの関係
新聞社等の印刷メディア企業、放送局等の電波メディア企業、ネットメディア企業とスポーツの関係について学び、スポーツに及ぼすメディアの影響、および両者の望ましい関係について学ぶ。
7:スポーツスポンサーシップ
スポーツスポンサーの視点の意図を理解し、スポーツスポンサーシップの現状と課題について学ぶとともに、スポンサービジネスを事例に権利ビジネスの特性について学ぶ。
8:日本のプロスポーツビジネス
Jリーグを事例に、日本のプロスポーツの現状と課題について学ぶとともに、日本のプロスポーツビジネスのプロダクト特性や財務構造について学ぶ
9:スポーツ組織によるファンサービス
Jリーグの公式戦におけるファンサービスを事例に、スポーツ組織によるファンサービスの現状と課題を学ぶとともに、ファンサービスとファンの主体形成の関係について学ぶ。
10:スポーツ組織と社会的責任活動・地域貢献活動
Jリーグクラブの社会的責任活動を事例に、スポーツ組織による社会的責任活動・地域貢献活動の現状と直面している課題について学ぶ。
11:スポーツボランティア
スポーツの楽しみ方の多様化の一つである「ささえるスポーツ」について、個人や社会にとっての意義や価値について学ぶとともに、ボランティア参加者の参加動機や活動の実態について学ぶ。
12:スポーツツーリズム
スポーツツーリズムの固有の特徴を理解し、スポーツツーリズムの発展史、スポーツツーリズムビジネスの現状と直面している課題について学ぶ。
13:スポーツとICT(情報通信技術)
スポーツとICTの関係について学び、スポーツに及ぼすICTの影響や、黎明期にあるeスポーツ等を事例に、スポーツ産業における新たな潮流について学ぶ。
14:これからのスポーツ産業
社会志向の産業振興の視点から、公益性や文化性に配慮するスポーツ産業の機能、これからのスポーツ産業が担うべき社会的な役割、スポーツ産業のこれからの発展の方向性について学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
指示に従い、次回授業のキーワードについて文献やネット等で情報収集して下さい。
各授業で扱った、資料の内容を復習してきて下さい。
予習や復習に関連する宿題については授業内で指示をします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書の指定はありません。毎授業時に、必要な資料を配布します。
参考書References
松田義幸「スポーツ産業論」大修館書店
原田宗彦編「スポーツ産業論第6版」杏林書院
山下秋二他編「図解スポーツマネジメント」大修館書店
仲澤眞他編「よくわかるスポーツマーケティング」ミネルヴァ書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎授業の課題等を70%、期末試験を30%に配分することを原則に、総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
わかりやすいパワーポイントや説明を実践する。
その他の重要事項Others
<<受講についての注意>>
2015年度以前入学者が履修する場合、「スポーツ産業論Ⅰ」となります。