SSISSI (Sports Science Institute)
HSS109LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 100)スポーツ文化論スポーツ文化論
中山 紗織Saori NAKAYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A9011 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月1/Mon.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this course, we are going to deal with "sports culture," and this course is intended for students to be able to enhance their experiences of "doing, watching, and/or supporting" sports through studying and understanding sports culture from various perspective.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では「スポーツ文化」についてさまざまな視点から考えていくことで、最終的には学生一人ひとりが「する・観る・支える」というスポーツ経験をより豊かなものにすることを目的とします。
到達目標Goal
学生は、この授業を通して次のようになることが期待されます。
・スポーツを文化的な側面から考え、そのうちにあるさまざまな歴史的背景や社会的意義を説明できるようになる。
・授業のなかで扱われるスポーツの重要概念を歴史的・社会的観点を踏まえたうえで説明できるようになる。
・自らが実践するスポーツや自分の身の周りにあるスポーツを多角的な視点から考えることができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的には講義形式で、毎回のテーマに沿ってスライドを使用し、適宜レジュメを配布して、解説をしていきます。毎回のリアクションペーパーに授業内容に関して考えたことや疑問点等を積極的に書くようにしてください。時間の許す範囲で、次回授業内でその一部を紹介し、コメントします。
また、受講人数にもよりますが、リアルタイムフィードバックが可能な双方向コミュニケーションアプリを使用することで、受講生の意見を全体で共有、検討する機会を適宜設ける予定です。
(なお、下記の授業計画については学生の理解度に応じて若干の修正を行う場合があります)
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション
授業の進め方や注意点などを確認した後、本講義の導入として、スポーツとは何か、文化とは何か、スポーツ文化とは何かといった問いを考えていく
第2回:さまざまなスポーツの発祥を考える
スポーツと呼ばれるものがいかにして生まれるかという起源を見ていく
第3回:日本のスポーツ文化
日本固有のスポーツ文化にはどのようなものがあり、どの点で独自性を持っているのかを見ていく
第4回:卓越したアスリートとスポーツ文化
卓越したアスリートに焦点をあて、彼らがメディアやスポーツビジネスにも多大なる影響を与えることを見ていく
第5回:スポーツをめぐる社会問題
体罰や暴力やハラスメントなど、スポーツそのものを脅かす可能性のある社会的な問題を考えていく
第6回:子どもとスポーツ
体育授業や部活動を含めた子どものスポーツ環境についての理解を深める
第7回:アスリート、コーチ、コーチデベロッパー
よりよいコーチング文化を醸成するために近年注目を集めている「コーチデベロッパー」という存在に焦点を当てて、スポーツ文化のあり方を考えていく
第8回:日本スポーツ協会とスポーツ競技団体
日本スポーツ協会と各スポーツ競技団体が私たちのスポーツ文化にどのような影響を与えているのかを考えていく
第9回:スポーツとメディア
現代社会で強い結びつきを示しているスポーツとメディアの関係性についてその歴史的背景と現状、さらにあるべき姿を考えていく
第10回:スポーツ文化の中心としてのスタジアムやアリーナ
スポーツには常に行われる場所が必要であるが、その中心を担ってきたスタジアムやアリーナの過去・現在・未来を考えていく
第11回:スポーツとオリンピック
近代オリンピックの歴史と現代における意義をスポーツ文化の視点から考えていく
第12回:パラスポーツとパラリンピック
パラスポーツとパラリンピックの歴史と現代における意義を考えていく
第13回:スポーツとテクノロジー
スポーツ用具の進化、ビデオ判定の導入、eスポーツについての理解を深める
第14回:まとめ:大学におけるスポーツ
大学にいる私たちの身近で行われているスポーツとその文化を見ていき、その後で全体のまとめも行う
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。初回に配布される参考文献リストのなかから次回の範囲に関する文献を予習するようにしてください。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。
参考書References
・井上俊、菊幸一編著(2020)『よくわかるスポーツ文化論(改訂版)』、ミネルヴァ書房
初回の授業でその他の参考文献をまとめた詳細な参考文献リストを配布します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末レポート 50%
平常点(課題提出やリアクションペーパーの内容等) 50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業の内容・進行方法・速度やその他の事項については、リアクションペーパーに記入された内容を参考に適宜改善を行いたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
「リアルタイムフィードバックが可能な双方向コミュニケーションアプリ」を使用することがあるため、インターネットに接続可能な情報機器(スマートフォンやPCなど)をできるかぎり持参するようにしてください。