市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
HSS300LA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 300)教養ゼミⅡLiberal Arts Seminar II
身体活動による心身の変化と健康(2)
林 容市Yoichi HAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q6532 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ2~4年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The purpose of this class is to make it become able to practice physical activities tailored to targets for achievements and physical and mental individuality of the subjects. Besides, students aim at learning knowledge and information about the nature of health and QoL and acquire the ability to be able to provide appropriate advice to others about exercise, not simply learning the methods of how to weight and body-fat loss and skeletal muscle reinforcing.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は,目的や対象に合わせた身体活動が実践できるようになることを目的に内容を構成しています。単に体重の減量・体脂肪の減少,骨格筋の増大のための方法を学ぶだけでなく,健康やQoLの本質を理解した上で受講者自身が身体活動を実践でき,他者へも適切な助言ができるための知識や情報を学び,それらを取捨選択できる能力の獲得を目指します。
到達目標Goal
・目的に応じて身体活動の内容を適切に構築することができる。
・対象者に合わせた身体活動実践の助言ができる。
・適切な分析方法や表現を用いて身体活動に関するエビデンスを報告できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業の目的の達成には,いかにその課題を解決するかを「考え,実践すること」が重要となります。最新のトピックスを踏まえた講義を通じ,身体活動や健康に関連した知識・情報を学ぶことが授業目的の一つとなります。その知識を自らが生涯にわたって健康な生活を営む上でどのように活かしていくのかを考えることを最も重視します。
授業はリアルタム動画やオンデマンド動画による講義,オンラインでの受講者間のディスカッション,数種目の自宅等での身体活動および受講者自身の調査活動等から構成されます。毎回の授業は,原則時間割に設定された曜日・時限に合わせて行います。
また,授業後半においては,受講者自身が行う身体活動の実践状況,実践を通じた感想,考えや意見などのプレゼンテーションなど行い,最終的な結果を文章として提出を求めます。
なお,前回の授業で実施した内容や提出された課題に対しては,授業内で全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンスおよび講義の目的についての解説
授業の目標と課題の確認,情報選択の基礎的な考え方と健康づくりに向けたエビデンスを学ぶ
第2回:様々な対象における健康の考え方1
肥満や痩せに関連する生理的・心理的要因について学ぶ
第3回:様々な対象における健康の考え方2
青年期の健康と身体活動について学ぶ
第4回:身体活動のプログラム作成の実際1
目的に応じて身体活動プログラムを作成して討論し,実践する(演習)
第5回:身体活動のプログラム作成の実際2
前回作成した内容の実践結果を踏まえて身体活動プログラムを修正し,実践する(演習)
第6回:健康関連情報の取捨選択1
日本人の健康状態と新たな健康づくりを学ぶ
第7回:健康関連情報の取捨選択2
今日の健康における様々な社会問題の関与を学ぶ
第8回:身体活動と心身の健康
生活習慣病の成因と身体活動との関係を学ぶ
第9回:身体活動と心身の健康2
瘦身志向の要因と過度な瘦身による生理的状態を学ぶ
第10回:身体活動や健康に関する情報のアウトプット
関連分野におけるエビデンスとして必要となる情報や表現・表記方法を学ぶ(演習)
第11回:身体活動の効果を測定・評価するための手法1
身体活動の効果を測定するために必要な生理的・心理的手法を学ぶ(演習)
第12回:身体活動の効果を測定・評価するための手法2
身体活動の効果を評価するために必要な分析方法を学ぶ(演習)
第13回:身体活動実践結果の報告
実践した身体活動の効果について客観的情報を踏まえて報告する(プレゼンテーション)
第14回:各自の身体活動に関する論議と授業のまとめ
各自が実践した内容を論議し,対象者目的に応じた身体活動に必要な知識や情報を学ぶ(演習)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
原則として,シラバスに記載されている授業内容に関し,事前に図書館等で情報を収集してから授業に参加してください。これを踏まえた上で,毎回の活動の実践やリアクションペーパーの作成に取り組んでください。また,授業ごとに内容を復習して個人の考え・意見をまとめた上で次回の授業に出席することを求めます。さらに,第6〜12回においては,各自の身体活動の状況や結果の報告を求めますので,これらの回においては関連のデータをまとめる作業を行ってください。なお,これらの予習・復習のために要する時間は,それぞれ2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。必要に応じて授業支援システムを通じて,または授業中に資料を配付します。
参考書References
健康運動の支援と実践(田中喜代次・大蔵倫博 編 / 金芳堂 / 2006)
成績評価の方法と基準Grading criteria
各授業で課した授業内学習としての課題それぞれを100点満点で評価した上で合計し,それをすべての課題によって獲得可能な最大得点を母数とした相対値に変換する以下の式で評価を行います。
評価得点=【すべての課題の「得点」の総和】/【すべての課題で「獲得可能な最高点」(課題数×100)】×100
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2020年度は,すべてオンライン授業となってしまい,当初予定していた演習などが予定通りに進まず,受講生の皆さんの要望に応えられない部分もありました。ただ,結果として最終的にグループで作成した論文については,学内の研究センターの発行する雑誌へ投稿することができ,一定の評価を得ることができました。
2021年度も,受講生と相談しながら学んだ成果を発表することを念頭に,その過程における文章の執筆方法,データの集約方法などについてもしっかりと指導し,教養ゼミとして充実した活動となるように工夫して行く予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
種々の測定・評価等を行う場合には身体活動を伴いますので,必要に応じて運動に適した服装およびシューズ等の準備が必要になります。必要となる場合には,事前に周知しますので忘れずに準備をしてください。
その他の重要事項Others
本授業は,同一副題の教養ゼミⅠの単位を取得していることを履修の条件とします。
ただし,第1回目の授業において,履修希望者が定員(20名)を下回っている条件下においてのみ,担当教員との面談により教養ゼミⅠの単位取得者と同等の知識・情報を有していると判断された場合には履修を認めます。
なお,本授業は単に自身が目的に応じた身体活動を実践できるに留まらず,他者への助言も可能になる知識や情報,さらにはその解釈について学習することを目的にしています。そのため,授業を通じて運動やトレーニングの実践のみを希望する者の履修は認めません。