市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
SOC300LA(社会学 / Sociology 300)福祉社会論BStudy of Welfare Society B
菅野 摂子Setsuko SUGANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q6208 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ2~4年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 総合科目 |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course will focus on social welfare, especially child and family welfare, using the textbook, resumes distributed in class, and literature. This course will be taught mainly in lecture format, with face-to-face interaction expected whenever possible, but some or all classes may be on-demand depending on circumstances. Students will be required to submit reaction papers or small assignments in order to consolidate and apply what they have learned. Submitted reaction papers or assignments will be fed back to the class as appropriate, keeping personal information in mind.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教科書および授業時に配布するレジュメや文献などを用いて、社会福祉、とくに子ども家庭福祉について学ぶ。主に講義形式をとり、可能な限り対面を想定しているが、状況によっては一部もしくはすべての授業がオンデマンド形式になる可能性もある。学習内容の定着と応用を目的として、リアクションペーパーあるいは小課題を提出する。提出された課題は、個人情報に留意したうえで適宜授業にフィードバックする。
到達目標Goal
この授業では、子どもにかかわる問題群を把握し、そうした問題に対して国家や社会はどのように取り組んでいるのか、基本的な知識を身につける。その上で、子ども家庭福祉の全体像を理解し、人間が育つ過程における社会福祉の役割と意義について考える、説明できる力を養う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
状況の許す限り対面を考えているが、リアルタイムオンラインもしくはオンデマンド教材を配信する可能性もある。課題は毎回提出することを想定しているが、遠隔で講義を受ける学生がいる可能性やオンデマンド教材配信の場合も考慮して、システムからの提出を原則としたい。リアクションペーパーの全体講評は基本的に次回の授業とする。すべてオンデマンドになった場合には、2020年度と同様に5回の小課題を出すことも検討している。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:導入
子どもの福祉を考えるということ
2:子どもの福祉の歴史
前近代から現代、日本の子どもの福祉
3:子どもの権利・福祉・法制度
子どもの権利条約、児童福祉法
4:生命倫理と母子保健
母子保健の概要、優生保護法
5:少子化対策と子育て支援
子ども数の減少、子育て家庭への経済的支援、ネウボラ
6:現代における保育とは
保育・子育て支援ニーズ、社会福祉における保育
7:学齢期の子どもの教育と福祉
児童健全育成事業、外国籍の子どもと家族への対応
8:障害と子ども・家族
障害のある子どもと家族、ヤングケアラー
9:子ども虐待
子ども虐待に対応する制度、虐待予防
10:女性と福祉
ドメスティックバイオレンス、女性の貧困
11:社会的養護
社会的養護のかかわる施設、施設養護から家庭養護へ
12:子ども・家族の貧困
子育て家族の貧困とその背景、子どもの貧困対策法
13:ひとり親家族の福祉
ひとり親家庭とその現状、子どもにとっての養育費施策
14:子ども家庭福祉の実践
子ども家庭福祉の専門職、ボランティア
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
配布するレジュメに書かれている次回の講義の準備(提出物ではない)を行う。準備は、メディアで報道されている内容について考えたり、資料を読むなどである。復習として、レジュメの内容全体を把握しキーワードを確認する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
『子ども家庭福祉-子ども・家族・社会をどうとらえるか』垣内国光・岩田美香・板倉香子・新藤こずえ編(2020年)2,200円+税
参考書References
『福祉社会学ハンドブック 現代を読み解く98の論点』福祉社会学会編集 中央法規(2013年)、『社会福祉学』平岡紘一・杉野昭博・所道彦・鎮目真人 有斐閣(2011年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(リアクションペーパー)50%、期末レポート50%を成績の判断基準とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
100分という時間の中で、映像や話題になった事件の報道資料などを積極的に取り入れ、理論と実践を接合させたリアリティのある授業内容にしていくことが重要だと感じた。