市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
POL300LA(政治学 / Politics 300)教養ゼミⅡLiberal Arts Seminar II
疫病、国家、宗教
木村 正俊Masatoshi KIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q6204 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ2~4年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
Theme: Relations between Plague, State and Religion
The fundamental aim of this seminar is to consider the relations between plague, state and religion.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
ウィリアム・マクニール著『疫病と世界史』を読んで、疫病と国家と宗教の関係を歴史的に考察することを目指す。
現代世界のパンデミックを過去のパンデミックと比較して考察することを目指す。
到達目標Goal
基本的目標は次の通りである:
文明世界の誕生から現在に至る、疫病と国家(政治)と宗教の間の相互関係の歴史を学ぶことによって、感染症が人類の歴史に与えた影響と今後の展望について考えること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習形式で行います。
対面授業とオンライン授業のハイブリッドで行う予定です。
対面授業実施に関しては、受講生の皆さんと話し合いで行うかどうかを決めます。
参加人数によっては、一対一のチュートリアル方式で行いたいと思っています。
課題等の提出は「学習支援システム」を通じて行う予定です。
課題に対するフィードバックは演習時に行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
#1:イントロダクション
ゼミの概要の確認と参加者の決定
#2:文献講読と議論:3つの疫病
ミシェル・フーコーの3つの疫病モデルについて扱う
#3:文献講読と議論:人類の誕生と疫病
『疫病と世界史(上)』第1章
#4:文献講読と議論:都市の誕生と疫病
『疫病と世界史(上)』第2章の前半
#5:文献講読と議論:都市文明と疫病
『疫病と世界史(上)』第2章の後半
#6:文献講読と議論:4つの文明世界と疫病
『疫病と世界史(上)』第3章の前半
#7:文献講読と議論:疫病と宗教
『疫病と世界史(上)』第3章後半
#8:文献講読と議論:文明間の交流と疫病
『疫病と世界史(下)』第4章の前半
#9:文献講読と議論:モンゴル帝国の平和と黒死病
『疫病と世界史(下)』第4章の後半
#10:文献講読と議論:黒死病後の世界
『疫病と世界史(下)』第5章の前半
#11:文献講読と議論:新大陸のにおける疫病
『疫病と世界史(下)』第5章の後半
#12:文献講読と議論:科学の発展と疫病
『疫病と世界史(下)』第6章の前半
#13:文献講読と議論:現代の疫病
『疫病と世界史(下)』第6章の後半
#14:総括
ゼミのまとめと提出されたレポートに対する講評
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に与えられた課題に対応すること、演習で扱う文献に必ず目を通すこと,新聞などメディアを通じて情報を得ること、そしてゼミ終了後にゼミにおける議論を振り返ることなどを2時間程度行うこと。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
ウィリアム・H・マクニール『疫病の世界史(上)(下)』(中公文庫、)
参考書References
必要に応じてゼミのときに紹介する
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回のゼミの内容の確認と復習を兼ねたペーパーの提出(50%);テーマに関する自己の考えを示す期末レポートの提出(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
その他の重要事項Others
ゼミの内容・扱う文献に関しては、受講者の要望を最大限に尊重するつもりです。
シラバスに関して興味・疑問がある場合には以下の著作を参照してください。佐藤郁哉『大学改革の迷走』(ちくま新書、2019年)第1章Syllabusとシラバスのあいだ