市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ART300LA(芸術学 / Art studies 300)芸術と人間BArt and the Human Race B
岡村 民夫Tamio OKAMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q6114 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ2~4年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 総合科目 |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
In this class, we study the interaction between human behavior and space in classical films.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人間の知覚・行動・想念・記憶などは、空間のありようとどのように関係しているのか。映画とは、こうした根本的な問題を、長年もっとも具体的に検討してきた表現領域である。本講義は「芸術と人間A」の発展形にあたる。主に古典的作品を通し、映画が都市や自然をどのように表象しているのかを学ぶ。
到達目標Goal
空間という角度から映画を捉えなおすことで、映画表現のツボを理解し、鑑賞力を深める。あわせて、表現技法や映画史の基本知識を学ぶ。自分の観る映画のジャンル・年代・地域を拡げる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回、映画(サイレント映画から2000年代の映画にわたる)の部分的上映と講義を交差させる。鑑賞力を鍛えるために、頻繁に質問したり、出席カードに感想を書いてもらったりすることになる。フィードバックは授業内ないしhoppiiで優れたコメントシートを紹介して行う。
初回に定員を50名以内に絞り込むための選抜テスト(上映するシーンの分析)を行うので、「芸術と人間A」を履修していない学生は必ずこれに出席すること。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業の概要の説明と選抜試験
2:高層都市
フリッツ・ラング
キング・ヴィダー
3:迷宮都市
ジェック・タチ
オーソン・ウェルズ
4:記憶都市
アルフレッド・ヒッチコック
ヴィム・ヴェンダース
5:日本家屋
成瀬巳喜男
小津安二郎
6:廃墟
ロベルト・ロッセリーニ
黒沢清
7:水と船
フリードリヒ・ムルナウ
溝口健二
8:川
ジャン・ルノワール
チャールズ・ロートン
9:雨
山中貞雄
相米慎二
10:水の宇宙
アンドレイ・タルコフスキー
11:風
ジャン・エプスタン
宮崎駿
12:森と動物
宮崎駿
アピチャポン・ウィラセタクン
13:補足
講義で十分扱えなかったテーマや映画
14:まとめ
講義のまとめ
課題レポート提出
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
配布したプリントを読む。映画館やDVDで映画を分析的に観賞する。
本授業の準備時間は30分を標準とし、復習時間は1時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
随時プリントを配布する。
参考書References
『映画史を学ぶクリティカル・ワーズ』フィルム・アート社
蓮實重彦『映画の神話学』ちくま学芸文庫
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%+レポート50%(ただしレポートを提出しなければ E評価とする)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
コメントシートを早めに返却する。
その他の重要事項Others
初回選抜試験を受けること。毎回上映される映画を注意深く観る必要がある実技授業なので、各期5回以上の無断欠席はD評価になる。