市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ART300LA(芸術学 / Art studies 300)身体表現論BPerforming Arts(History of Ballet) B
深谷 公宣Kiminori FUKAYA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q6110 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ2~4年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 総合科目 |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course will offer a survey of body movement in popular culture that has been expanding since the nineteenth century, so that students will be aware of specific issues or cultural values seen in contemporary life. The course will also take the media industry into consideration, since it is closely linked to popular culture, which will enhance their level of media literacy.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
19世紀以降拡大する大衆文化に見られる身体表現のあり方を概観する。このことにより、身体表現が生活のなかで孕む問題点や文化的意義を浮き彫りにする。大衆文化はメディア産業と強く関連するため、受講生のメディア・リテラシーへの意識づけも考慮しながら講義する。
到達目標Goal
・大衆文化における各種の身体表現について考察し、記述できる。
・身体運動を、社会生活を営む視点から考える認識枠組を身につける。
・大衆文化の身体性について評価する批評眼を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・資料を元に講義する。受講生は授業の最後、または授業後にリアクション・ペーパーを執筆し、提出する。
・リアクション・ペーパーに対しては、必要に応じてコメントを付し、毎回、提出者全員に返信する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業の概要、進め方、基本的な概念や用語等の紹介
2:演芸
ミュージック・ホール、チャップリン、キートン等コメディアンの身体表現について
3:レビュー
キャバレー、フレンチ・カンカン、レビュー、日本の「歌劇団」について
4:ミュージカル(1)
ミュージカルとオペラとの差異、ミュージカルにおける身体表現等について
5:ミュージカル(2)
ミュージカルにおける身体表現について(事例紹介)
6:反リアリズム演劇
20世紀日本のアングラ演劇、代表的な演出家の身体表現について
7:ジャズ・ダンス、タップ・ダンス
ジャズ・ダンス、タップ・ダンス等の各種ダンスの身体表現について
8:ミュージック・ビデオ
ミュージック・ビデオの身体表現について
9:映画(1)
男性的な英雄の系譜と英雄像について
10:映画(2)
ポップ・アイコンとしてのヘップバーンとモンローについて
11:アニメーション
アニメーションの歴史と身体表現について
12:テーマパーク
ディズニーランドの空間構成と身体表現について
13:事例研究(1)
『マイ・フェア・レディ』、『雨に唄えば』、『ファニー・ガール』を題材に、ミュージカル映画の女性像について考える。
14:事例研究(2)とまとめ
『ミー・アンド・マイ・ガール』を題材に、レビューの女性像について考える。/講義のまとめと参考文献の紹介。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
下記【参考書】に挙げた参考文献をできるだけ読むように努める。
本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。毎回、資料を配布する。
参考書References
井野瀬久美恵『大英帝国はミュージック・ホールから』(朝日選書)
岩崎昶『チャーリー・チャップリン』(講談社現代新書)
ビートたけし『浅草キッド』(新潮文庫)
リサ・アピニャネジ『キャバレー ヨーロッパ世紀末の飲食文化(上)(下)』(サントリー)
小山内伸『ミュージカル史』(中央公論新社)
本橋哲也『深読みミュージカル』(青土社)
スタニスラフスキー(山田肇訳)『俳優修業』(未来社)
マイケル・チェーホフ(ゼンヒラノ訳)『演技者へ!』(晩成書房)
鈴木忠志『演劇とは何か』(岩波新書)
蜷川幸雄・長谷部浩『演出術』(ちくま文庫)
浅利慶太『劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」』(文春新書)
油井正一『ジャズの歴史物語』(角川ソフィア文庫)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%:当日の講義内容を把握し、自分なりに解釈することができているかを評価。
学期末レポート50%:大衆文化における身体表現の意義を論じることができているかを評価。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。