市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ARSa300LA(地域研究(ヨーロッパ) / Area studies(Europe) 300)教養ゼミⅠLiberal Arts Seminar I
スペイン語圏の文化と社会を読み解く:スペイン前近代史編
久木 正雄Masao HISAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q6909 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ2~4年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course is designed to provide the students with a basic understanding of the history of Spain, through text reading, presentation and discussion.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、ゼミ形式でスペイン(およびスペイン国家形成以前のイベリア半島)の歴史を学ぶ。春学期は前近代(古代~近世)の通史を主軸に据え、歴史の大きな流れを追いながら、文化史や宗教史といった個別のトピックを織り交ぜていく。
到達目標Goal
(1) スペイン前近代史に関する基本的な理解を得る。
(2) 歴史的視座から、現在のスペインの魅力と諸問題に対する理解と関心を深める。
(3) 上述の(1)、(2)に関する各自の考えを、プレゼンテーションとディベート、そして学期末レポートにおいて言語化することができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テキストの輪読と、それに基づく受講生のプレゼンテーションおよびディベートを行う。課題等に対するフィードバックは授業内で行い、必要に応じて「学習支援システム」も活用する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業の進め方を確認した上で、受講生と教員との間で問題関心を共有する。
2:先史時代のイベリア半島
先史時代のスペイン(イベリア)史について学ぶ。
3:ローマ属州ヒスパニア
ローマ属州の時代のスペイン(イベリア)史について学ぶ。
4:西ゴート王国
ローマ支配後のスペイン(イベリア)古代史について学ぶ。
5:スペイン史と三宗教
スペイン史とキリスト教、イスラーム、ユダヤ教との関係について学ぶ。
6:アル・アンダルス
イスラーム治下のスペイン(イベリア)中世史について学ぶ。
7:カスティーリャ王国
カスティーリャ中世史について学ぶ。
8:アラゴン連合王国
アラゴン中世史について学ぶ。
9:地中海世界と大西洋世界
二つの大洋にわたるスペイン史の広がりについて学ぶ。
10:カトリック両王の時代
近世初期のスペイン史について学ぶ。
11:スペイン帝国の「繁栄」と「衰退」
16、17世紀のスペイン史について学ぶ。
12:絶対王政と啓蒙
18世紀のスペイン史について学ぶ。
13:スペインの世界遺産
世界遺産を題材として、スペイン史への理解を深める。
14:春学期のまとめ
スペイン(イベリア)前近代史を総括する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習として、テキストの指定範囲と関連資料を読んでおくこと。復習として、各回の内容を各自の問題関心に照らしながら咀嚼し直し、学期末レポートに備えること。なお、本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
立石博高、内村俊太編著『スペインの歴史を知るための50章』明石書店、2016年、ISBN9784750344157、本体価格2,000円。
参考書References
資料集として、以下の書籍を挙げておく。その他の参考書は教場にて適宜紹介する。前掲のテキストの巻末の「ブックガイド」も積極的に活用してほしい。
J・アロステギ・サンチェス著、立石博高監訳『スペインの歴史―スペイン高校歴史教科書』明石書店、2014年、ISBN 9784750340326、本体価格5,800円。
成績評価の方法と基準Grading criteria
プレゼンテーション:30%、ディベートへの参加度:30%、学期末レポート:40%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各受講生の問題関心を尊重し、柔軟な議論が展開されるように努める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
プレゼンテーションでスライドを使用する場合には、接続用のPCとアダプターは各自が用意すること。
その他の重要事項Others
スペイン語などの外国語の運用能力の有無は問わない。