市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ARSe200LA(地域研究(東アジア) / Area studies(East Asia) 200)中国語の世界LBThe World of Chinese LB
渡辺 大Dai WATANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | R7446 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ1~4年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 4群(諸外国語分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Through learning characteristics of Chinese characters, we will understand Chinese thinking process and view of the world.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
中国語を表記する文字体系である漢字にまつわることがらを通して、中国的思考法について考えます。
到達目標Goal
中国語そのものを学ぶ授業ではありませんが、漢字という文字体系が、中国語や中国的思考法といかに結びついているのか、を理解してもらえればと思います。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面とオンラインのハイブリット型を予定しています。
教員が作成、配布する資料をもとに講義をおこない、トピック毎に講義内容のまとめや課題に取り組み提出してもらいます。
質疑応答、課題等へのフィードバックは随時授業時におこなうほか、大学の学修支援システムやメールを利用します。
受講生と相談しながらよりよい進め方を模索していきたいとおもいます。
なお、感染状況によって、大学の行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行うこととします。
詳細は学習支援システムで伝達します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
①:中国文化の思考基底-その1
中国的世界観・人間観の特徴
②:中国文化の思考基底-その2
儒家思想と中国の歴史・文化
③:中国文化の思考基底-その3
中国文化における道家思想の役割
④:中国文化の思考基底―その4
古い中国と新しい中国
⑤:漢字学の伝統-その1
中国の伝統的学問分類と漢字学の位置づけ
⑥:漢字学の伝統-その2
許慎と『説文解字』
⑦:漢字学の伝統-その3
漢字の分類法と字書の変遷
⑧:漢字学の伝統―その4
日本における漢字研究
⑨:漢字の歴史-その1
甲骨文・金文・戦国文字
⑩:漢字の歴史-その2
小篆・隷書・楷書
⑪:漢字の歴史-その3
文字の社会的機能の変遷
⑫:漢字の歴史―その4
新中国における文字改革
⑬:日本人と漢字
日本における漢字の受容
⑭:まとめと試験
論述形式の試験をおこないます。まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
課題を適宜出します。本授業の準備学習・復習時間は、合わせて4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
授業時にプリントを配布します。
参考書References
・牛島徳次ほか,『中国文化叢書1 言語』,大修館,1967年
・朱徳煕著/中川正之・木村英樹編訳,『文法のはなし』,光生館,1986年
・木村英樹,『中国語はじめの一歩』,ちくま新書,1996年
・藤堂明保,『漢字とその文化圏』(中国語研究学習双書3),光生館,1971年
・阿辻哲次,『図説漢字の歴史』(普及版),1989年
・林四郎/松岡栄志『日本の漢字・中国の漢字』,三省堂,1995年
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト(30%)、期末試験(70%)
小テストは講義の内容を理解しているかを確認するためのもので基本的に毎授業おこないます。
期末試験は論述式でおこないます。評価の基準は、①講義の内容をふまえているか、②漢字という文字、書写言語と音声言語との違い、人間にとって文字とは、というような問題を多様な角度から捉えているか、③自身の考えをもち、それを自身のことばで表現しているか、の3点です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎年、受講者の中には、中国語を履修していない人もいれば、中国語を母語とする人もいます。受講理由は様々でしょうが、中国語を学ぼうとする人にはもちろん、どのような受講者にも、「ことばって面白い」と感じてもらえる授業をしたいと思います。