市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
PRI100LA(情報学基礎 / Principles of informatics 100)情報処理演習ⅠSeminar on Information Processing I
久東 義典Yoshinori KUTOU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q0133 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営1~2年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群(自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to help students master the basic Information and Communication Technology. It starts with the twin themes of internet society, public and private, then students learn and understand how to use all of the mandatory applications in a complete office productivity suite: a word processor, a spreadsheet, a presentation manager, and a drawing program. Upon successfully completion of the course, students should be able to understand the basic concepts of information science.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代社会はコンピュータ機能をもった機器がいたるところに存在している.このような機器をきちんと扱えることが生活する上でとても大事である.コンピュータ機能をもった機器の情報処理技術について,その考え方,基礎的な知識,利用事例,最新動向を解説する.主にOffice系のソフト(Word、Excel、PowerPoint)を利用するが,ホームページ作成にも触れ,Web関連の最新知識についても説明する.
この授業は,基本的な情報処理の知識と技術をマスターすることを目的にする.
到達目標Goal
現代社会にかかわる情報技術に関する知識を,基本から実践まで体系的に身につけることができる.
Windows10とOffice365の基本操作を身につけることができる.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本の知識については講義と演習で進め,必要に応じてコンピュータを用いた実習を行う.課題のフィードバックは授業中に行う.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業中に紹介したデジタルコンテンツ(この時点では,ホームページのことだと思ってください)を使って課題をこなしながら理解を深めます.
(1)授業を進めるにあたって,ルールとマナー
(2)ツールとメールの利用上の諸注意
(3)アプリケーションExcel・Word・PowerPoint)の利用の諸注意
2:コンピュータの基本概念
情報機器やデジタル家電製品の基本となる「コンピュータの仕組みや原理の基礎」を把握します.
3:コンピュータの基本操作
ガイダンスですでに説明した内容をさらに深めます.「使い易さとはどういうことか」をテーマに,ユーザー名とパスワード,電源投入と遮断,Windowsの基本画面,マウスの基本操作,メニュー,アプリケーションの実行,ウィンドウ,サイズと移動,アクティブウィンドウ,タスクバー,クリップボードとカットアンドペースト,ショートカットキーの操作,トラブルの対処について学習します.
Excelによるレポート提出の課題があります.
4:キーボードと文字入力
ならびにICTスキル診断テスト実施
キーボードを使って,日本語のデータを入力することはとても大切です.ここでは,「どのような仕組みで,日本語のデータを扱うのか」を学習します.
キーボードと英字入力,日本語入力,かな漢字変換,全角文字と半角文字,日本語FEPと高度な日本語入力,キーボードの種類,タッチタイピングについて理解します.
Excelによるデータ入力の課題提出があります.
授業外の時間にICTスキル診断テストを受験してしまった学生は、前述の課題に取り組むことになります。
5:ファイル操作
コンピュータ内でデータを扱う時,ファイルやフォルダという概念を利用して操作します.ここでは,この概念を利用した便利なツール(ソフトウェア)エクスプローラの操作を中心に学習します.
ファイルとフォルダ,ファイルの種類,ファイルのパス,エクスプローラとドライブ,エクスプローラの各部の名称と説明,エクスプローラの基本操作(ファイル操作と表示に関する操作),アプリケーションによるファイルの新規作成と保存,ファイルのショートカットを理解します.
ExcelやSnipping Toolを使ってWordに図や表を貼り付ける課題提出があります.
6:コンピュータとデータ(その1)
同じ演奏を「アナログ機器(例えばカセットテープ)で録音した演奏」と,「デジタル機器(例えばCD)で録音した演奏」を聞くとには,差があるのでしょうか?どちらが良いのでしょうか?この議論をきちんと理解し意見を述べられるようにすることが,ここでの学習です.デジタルとアナログ,デジタルデータと著作権を理解します.
PowerPointを使って文字や図,表を貼り付けたスライドを作成する課題提出があります.
7:コンピュータとデータ(その2)
前回の内容をうけて,ここでは,「コンピュータの内部表現は2進数で表す」と分かりやすいことを学習します.2進数と10進数,2進数とバイトビットを理解します.
Excelを使って2進数等を理解する課題提出があります.
8:コンピュータとデータ(その3)
前回の内容をうけて,ここでは,文字,音声,画像等のデータは,ンピュータの内部で,どんな表現をするのかを学習します.また,その表現をさらに高度に利用するための考え方を圧縮技術で理解します.
文字の符号化,画像の符号化,音の符号化,圧縮技術を理解します.
Word・Excel・PowerPointを使って音声や画像を貼り付けする課題提出があります.
9:インターネットと電子メール
たくさんのコンピュータをつないで,お互いに(双方向に)データをやりとりすることで,いろいろな活動ができるようになりました.これがインターネットです.ここではインターネットの歴史,仕組み,利用方法,電子メールの利用と諸注意について理解します.
ネチケット(インターネット利用上のエチケット・マナー)について,インターネットを利用して調べる課題提出があります.
10:World Wide Web
(その1)
インターネット上のデータをもっと大局的にとらえて,デジタルコンテンツのレベルで考えることを学習します.WWWとハイパーテキストを理解します.
WordやExcel,テキストファイルを編集するソフトウェアを使って,Htmlファイルを作成する課題提出があります.
11:World Wide Web
(その2)
前回の内容をうけて,ここでは,WWWの仕組みや原理を学習します.ウェブブラウザーの基本的な使い方,WWWの用語,リンク切れなどを理解します.
関連するテーマについて,インターネットを利用して調べる課題提出があります.
12:World Wide Web
(その3)
前回の内容をうけて,ここでは,WWWと情報社会への影響を学習します.WWWの歴史,WWWで得られる情報,サーチエンジンとその仕組み,高度な検索方法を理解します.
関連するテーマについて,インターネットを利用して調べる課題提出があります.
13:インターネットとメディアリテラシ(その1)
高度な技術は,その利用に悪意があると常に脅威をはらみます.ここでは,インターネット利用の脅威について学習します.
インターネットと匿名性,インターネットの盗聴と暗号について理解します.
関連するテーマについて,インターネットを利用して調べる課題提出があります.
14:インターネットとメディアリテラシ(その2)
前回の内容をうけて,ここでは,インターネット上の犯罪や守るべき常識を学習します.
インターネットの詐欺,インターネットの情報の真偽,フリーソフトの権利を理解します.
関連するテーマについて,インターネットを利用して調べる課題提出があります.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
各回で授業中に紹介するホームページをよく読んで,話題になったソフトウェアの使い方を復習しておく課題が出されます.授業時間内で完了できない場合は,次の授業開始前に指示に従って課題提出することになります.
<授業で紹介するホームページのURL>
情報技術の基礎(知識定着ための教材)
lect-ip.cocolog-nifty.com
情報処理の実践(Excel・Word・PowerPointを使った課題提出用の教材)
pract-ip.cocolog-nifty.com
テキスト(教科書)Textbooks
実習 情報リテラシ[第3版]』重定 如彦・河内谷 幸子(共著)
サイエンス社 ISBN:978-4-7819-1469-5
情報処理演習Ⅰと情報処理演習Ⅱは、同じテキスト(教科書)を使用.
参考書References
講義中に紹介するホームページなど使って指示します.
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(受講態度ならびに授業内提出課題の成果)50%
レポート課題30%
小テスト20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業中に指示されたホームページをよく読んで,授業外で行う学習活動を必ず遂行してください.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
Windows10が利用できるPCを準備してください.
Zoomを利用します.
その他の重要事項Others
授業に関する質問は、授業終了時に必ず声をかけてください.
内容(例えばインストール等)によっては、少人数でグループ授業を別枠で実施することもあります.