市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
BSP100LA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)基礎ゼミSeminar on Basic Texts
李 舜志Sunji LEE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q0061 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | キ1年K |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群(自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
At the beginning of the study at the Faculty of Lifelong Learning and Career Studies, the basic seminar aims to introduce students how to learn in university and equip them with basic learning skills.
Based on literature describing “life, work, and learning” from personal viewpoints, students reflect on their own viewpoints by understanding the text and examining their points of argument. Then, students make logical and compelling discussions.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
キャリアデザイン学部での学習をスタートするにあたり、大学における学習のあり方を理解し、基本的な学習能力を身につけることが基礎ゼミの目的です。
「生きる・働く・学ぶ」を個人の視点から捉えた文献を素材とし、文章の読解や論点の考察を通して、自分の視点を捉え返します。その上で、論理的で説得力のある論述を行います。
到達目標Goal
授業が修了した時点で以下のような力を身につけていることを,この授業の具体的な到達目標とします。
【1.情報収集力】・・・必要な情報を自分自身で判断した上で,適切に収集・蓄積できるようになること。
【2.情報の内容理解】・・・論説文を適切に読解し、文章内容を把握した上で適切に要約できること。基礎的なデータを適切に読み解けること。
【3.情報発信能力】・・・第三者が読んで,理解しやすく説得力のある文章を書くことができること。また、説得力があるわかりやすい発表ができること。
【4. 議論するための基礎的な力】・・・相手の発言を聞き取り,把握した上で,自分の意見を明確に述べることができること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学部の教員が少人数クラスで丁寧に対応することにより、基本的な学習能力を確実に身につけて専門的な学習につなげます。
まず大学における学びについて考え、図書館ガイダンスを通じて資料・文献を収集する技術を身につけます。さらに文献の検討やディスカッションを通して批判的な見方を養い、適切な形式を踏まえたレポートを作成し、グループ発表を行います。またリアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
なお、図書館ガイダンスの実施時期がクラスによって異なるため、それに伴って前後の内容の順番も一部変更になります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:授業ガイダンス
基礎ゼミの概要説明と自己紹介
第2回:大学における学びとは
高校までの勉強との違いを理解する。ノートの取り方を学ぶ。
第3回:レポートの書き方(1)
問いを立て、論証することの重要性を学ぶ。剽窃への注意。
第4回:図書館ガイダンス
OPAC資料検索・データベースの活用方法を学ぶ。
第5回:新聞記事・雑誌記事・統計データの活用
図書館データベースにより収集した記事・統計データを用いたグループワーク。
第6回:レポートの書き方(2)
批判的な検討の方法を学ぶ。問いの立て方を学ぶ。
第7回:レポートの書き方(3)
適切な引用・紹介の方法を学ぶ。
第8回:論点をめぐる検討
論点をめぐり、読解を深める。
第9回:論点をめぐるディスカッション
グループディスカッションにより、論点の検討を深める。
第10回:プレゼンテーションの方法
プレゼンテーションの作成、実施方法の基礎を理解する。
第11回:レポートの作成と発表の準備
レポートの作成と発表の準備
第12回:グループ発表(1)
グループ発表。質疑と教員コメント(※第1グループ)
第13回:グループ発表(2)
グループ発表。質疑と教員コメント(※第2グループ)
第14回:まとめと今後の学習ガイダンス
半期の振返りと、質的調査法・量的調査法の履修ガイダンス、および秋学期以降の学習計画等。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受け身で教えられる存在である「生徒」から,自主的に学ぶ存在である「学生」になるために必要な様々な学習スキル(技能)の習得を目指していきます。授業内での学びを充実したものにするため、授業への参加はもちろんのこと、課題や授業内での発表に備えて自宅でしっかりと準備をしてください。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・井下千以子『思考を鍛えるレポート・論文作成法 第3版』慶應義塾大学出版会、2019年(各自で購入)
・法政大学「学習支援ハンドブック」(大学より配布)
・各クラス指定の文献(学部より配布)
参考書References
適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(授業への参加や期限を守った課題の提出、グループワークへの取り組みなど):45%
提出課題(プレゼンテーション、レポート、等):55%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各ゼミ担当教員の独自性を確保しつつ、アカデミック・スキルの基礎学習については各クラスを平準化したものとして進めます。
その他の重要事項Others
図書館ガイダンスはクラスによって日程が異なります。それに伴って、上記の授業計画に一部変更がある可能性があります。また学期の途中で、学部上級生の主導によるキャリアサポートのワークショップが行われる予定です。