市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
BSP100LA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)基礎ゼミⅠSeminar on Basic Texts I
後藤 篤子Atsuko GOTOU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q0017 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 文(史)1年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群(自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help first-year students to acquire basic academic skills indispensable for studies at university.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
これからの大学での学びに必要となる「聞く・読む・書く・口頭発表する」という基本的スキルを習得します。これらのスキルは、社会に出てどのような道に進もうとも最低限求められる、社会人基礎力でもあります。
到達目標Goal
①人の話(講義)を聞きながら必要なメモ(ノート)を取ることができる。
②論説文を批判的に読むことができる。
③未知の事柄、十分に知らない事柄について、自分で調べることができる。
④自分が調べた成果や自分の考えを、口頭で発表したり、明快な文章で表すことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。文学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業はほぼ毎回、講義と受講生による作業を組み合わせる形で進めます。次週までの宿題を課すことも多く、また、最後の数回は受講生による口頭発表と質疑応答・討議に当てます。その口頭発表を個々人で行うか、グループ分けしてグループ別発表にするかは、初回時に受講生と相談して決めます。なお、宿題に対しては次回授業時に解説やコメントをし、提出物についてはコメントを付して各自に返却します。口頭発表に対するフィードバックは当該授業内で行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
大学および史学科で学ぶこと。テーマ1~4の提示と、発表形式の決定。
2:自分に役立つノートを作る
講義の聞き方とノートの取り方
3:授業理解のための読む技術
テキストの種類と段落の意義
4:論説文を要約する
要約作業が必要な理由と、要約の実践練習
5:論説文を批判的に読む(1)
「批判的に」の意味。レポート・卒論作成に役立つ読書ノートを作る。
6:図書館の活用方法
図書館を利用した調査や文献検索の実践ガイダンス
7:論説文を批判的に読む(2)
クリティカル・リーディングの実践練習
8:自分のキャリア形成を考える
キャリアセンターのスタッフによる1年生向けガイダンス
9:レポートの書き方と、プレゼンテーションの技術(1)
論理的文章を書くための留意事項および技術的注意。口頭発表の一般的流れとレジュメの役割。
10:プレゼンテーションの技術(2)
テーマ1を選択した受講生による口頭発表と質疑応答
11:プレセンテーションの技術(3)
テーマ2を選択した受講生による口頭発表と質疑応答
12:プレセンテーションの技術(4)
テーマ3を選択した受講生による口頭発表と質疑応答
13:プレセンテーションの技術(5)
テーマ4を選択した受講生による口頭発表と質疑応答。期末レポート提出。
14:まとめ
期末レポート返却と講評
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
実践練習のための課題に対する事前準備。授業内容や、提出物へのフィードバックを踏まえての復習。これらと並行して、口頭発表に向けた調査とレジュメ作成、およびレポート作成も、授業外で進める必要があります。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。毎回、授業概要や作業素材を記載したプリントを配布します。
参考書References
藤田哲也編著『大学基礎講座 改増版―充実した大学生活を送るために』、北大路書房、2006年。
田中共子編『よくわかる学びの技法[第2版]』、ミネルヴァ書房、2009年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(授業内作業への取り組み態度や出席状況)30%、提出物や口頭発表の準備度30%、期末レポート40%で、評価します。
提出物については到達目標①や②の観点から、口頭発表については到達目標③・④の観点から評価します。
期末レポートについては、文章や形式等、授業で注意したことが習得できているかどうかにも留意しつつ、到達目標②・③・④の観点から総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
この授業を直近で担当した2018年度のアンケートでは授業の工夫や理解度など、総じて高く評価してもらえましたが、授業外学習時間の平均が想定していたより少なかったので、2021年度は課題の出し方を工夫したいと考えています。