市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course
BSP100LA（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）基礎ゼミⅡSeminar on Basic Texts II
菅沢 龍文Tatsubumi SUGASAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター（ILAC）ILAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | Q0004 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 文（哲）1年※定員制 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2017年度以降）Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群（自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等） |
| カテゴリー（2016年度以前）Category (2017) |
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Outline (in English)
We learn the elementary things to study philosophy, to think logically and to write papers or reports. Following the themes (1) logic, (2) knowledge, (3) ego, (4) action we study the philosophically basic things which should be repeatedly thought about and deeply understood. At last we learn the way to write papers or reports and practice actually writing them. Thereby we acquire the basic powers to think logically and philosophically at universities.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
大学で哲学を学び、論理的に考え、論文・レポートを書くための基礎的な事柄を学ぶ。大きくは(1)論理、(2)知識、(3)自我、(4)行為、に関して、繰り返し考えて理解を深めておくべき基本的な事柄を取り上げる。そして最後に論文・レポートの書き方について学び、レポート作成を実践する。これにより、大学で論理的・哲学的に考えるための基礎力をつける。
到達目標Goal
《知識》哲学的に考えるための基礎的な知識を得る。
《態度》物事を哲学的・論理的に考える態度を身につける。
《技能》論文・レポートを書くための基礎的なマナーを身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。文学部：DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
（１）教員は授業の初めに、前回で提出された課題プリントについての気づきを、フィードバックします。
（２）次に教員は授業プリントの内容について要点の説明をします。
（３）その後に学生は授業の課題プリントについてグループワークで考察をし、発表をして、質疑応答をする。
（４）最後に学生は課題プリントに自分の考えを書き、提出する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：イントロダクション
（１）授業の進め方
（２）哲学の基本問題
（３）自我
テキスト：16, 27頁
第2回：矛盾
（１）「矛盾」の由来
（２）矛盾と同一性
（３）「矛盾」の定義
テキスト：29, 33, 37頁
第3回：総合的な判断
（１）矛盾律
（２）分析判断・総合判断
（３）必要条件
テキスト：42-44, 83頁
第4回：論理と事実
（１）事実と概念
（２）概念と言語
（３）反対対当
テキスト：46-50, 53-56頁
第5回：「aはｂである」はナンセンス？
（１）必要十分条件
（２）唯名論（ノミナリズム）
（３）総体および皆無の原理
テキスト：76-81, 83-86, 93, 236頁
第6回：感覚と物
（１）感覚
（２）判断・推理
（３）物の同一性
テキスト：98, 102-115頁
第7回：懐疑
（１）物体の一次性質と二次性質
（２）感覚知覚への疑い
（３）算術・幾何学への疑い
テキスト：118-120, 126-130頁
第8回：明証性
（１）私は存在する
（２）私は考える
（３）明証的な知覚
テキスト：132-136, 141-142頁
第9回：自我
（１）私はあるが、誰でもない？
（２）人格（ペルソナ）
（３）主観的と客観的
テキスト：157-172頁
第10回：行為の価値
（１）善意志
（２）意図の選択
（３）道徳的価値
テキスト：177-181頁
第11回：善い意志
（１）隣人愛
（２）無制限に善い意志
（３）定言命法と黄金律
テキスト：182-183, 186-187, 190-191頁
第12回：自由と道徳
（１）「である」と「べきである」
（２）決定論
（３）心情と結果
テキスト：215-219, 223-228頁
第13回：レポートの作成
（１）主題
（２）資料収集
（３）導入部を書く
第14回：レポートの実践
（１）アウトライン
（２）文章マナー
（３）レポートを書く
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各２時間を標準とします。
準備：各回のテーマで何を考えるのか事前に配布された授業プリントを使って把握しておく。
※よく理解して考えを深めるのはゼミでの課題となる。
復習：（１）前回の課題について再度考えて、さらに理解を深める。
（２）今回の授業プリントとテキストで内容を復習する。
テキスト（教科書）Textbooks
ラインハルト・ブラント著『哲学 ひとつの入門』（理想社）
※ゼミではテキストにかんする授業プリントを主に用います。
参考書References
授業内で適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価の観点は次のとおり。
（１）毎回のゼミへの参加態度と課題プリントの評価
（２）セメスター末のレポートの評価
「到達目標」欄に記載した３点を（１）を７割、（２）を３割で総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業では、聞き取りやすい発声を心がける。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
その他の重要事項Others
なし