経営学部Faculty of Business Administration
MAN400FA(経営学 / Management 400)演習5Seminar 5
福田 淳児Junji FUKUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4913 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4,火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 4 |
単位数Credit(s) | 3 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
We discuss about management accounting in this seminar. Management accounting is a framework that can be used to manage many organizations, though they are profitable or non-profitable. The framework provides CEOs, managers and employees with both financial and non-financial information to make decisions and manage performance in the organizations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
演習1では、企業の経営者や部門管理者が組織内で行う意思決定および企業組織及び下位の組織単位およびその管理者の業績測定・評価に役立つ会計情報を提供する管理会計システムの設計に関わる基本的な概念、および理論を理解することを目的とする。
到達目標Goal
管理会計の基礎的な概念および重要なテーマについて学習することで、管理会計を学習・研究していく上で必要な基礎知識と考え方を身につけることを目標とします。さらに、全社および下位の組織単位の業績測定と評価に役立つ財務的・非財務的指標の意味を理解することを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習は,ゼミ生による報告とそれについてのディスカッションを中心に授業を進めていきます。例年12月に開催される他大学との報告会に向けてテーマを選択し、そのテーマについて文献レビュー、仮説の設定,さらにデータの収集・分析を行ってもらいます。毎回、各グループに報告を行ってもらい、議論するとともに、それぞれのテーマにあわせた参考文献を紹介します。また,4年生については卒業論文の報告またそこで出された質問や課題についての報告を行ってもらいます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション
管理会計の目的
講義のスケジュールを紹介するとともに、管理会計と財務会計の相違点、戦略の策定と実行に役立つ管理会計の役割を説明する。
2:経営戦略と管理会計システム
経営戦略と管理会計システムの関係及び戦略的な管理会計について説明を行います。
3:財務情報分析
財務情報分析方法について説明するとともに,自分で選んだ実際の企業の実例を用いて分析を行う。
4:短期利益計画
短期利益計画の設定並びにCVP分析について議論する。
5:予算管理システム
組織における予算管理のプロセスおよびその実践上のいくつかの問題について議論する。
6:キャッシュフロー管理
資金管理の必要性またキャッシュフローの管理について議論する。
7:原価管理
卒業論文の第1回報告
原価維持・原価改善および原価企画の各技法及びそれらの事例を検討する。
8:ABC/ABM
製造間接費の配賦の問題についての新しい原価計算方法について
9:差額原価・収益分析
差額原価及び差額収益情報,及びその利用について学習する。
10:投資計画の経済性分析
設備投資の経済性計算の方法を紹介し,各技法についての議論を行う。
11:組織の特性と管理会計
分権的な組織,特に事業部制や純粋持株会社制を前提とした業績管理の問題について説明する。
12:非営利組織の管理会計
非営利組織の管理会計を営利組織の管理会計との対比で明らかにする。
13:在庫管理のための管理会計手法
在庫管理のための手法を紹介する。計算例についても紹介する。
14:品質原価計算
卒業論文の第2回報告
品質原価計算の方法を明らかにするともにその事例を解説する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ゼミで取り上げられるテーマについて,毎回テキストの該当箇所および紹介した論文を読んでくること。報告担当者はパワーポイントを利用して、報告の準備をすること。報告担当でない学生は必ず質問内容を考えておくこと。その際,基本的なテクニカルタームについては事前に調べておいてください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
スタンダードテキスト管理会計論(第2版)、山本浩二他編著、中央経済社、5000円(税別)
参考書References
必要に応じて適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
報告担当のテーマに関する報告内容(40%)とゼミの議論への積極的な参加の程度(30%)及びレポートの提出(30%)に基づいて評価を行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ゼミの学生から,管理会計技法が実務でどのように利用についてもっと知りたいという要望を受けています。できるだけ実際の企業の実例を取り入れてゼミでの議論を進めていきたいと思います。
関連科目
原価計算論Ⅰ/Ⅱ、管理会計論Ⅰ/Ⅱおよび経営分析Ⅰ/Ⅱ、この他に経営学関連の科目があります。積極的にこれらの科目を履修してください。