経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FA(経営学 / Management 300)演習3Seminar 3
西川 真規子Makiko NISHIKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4881 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4,水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 3 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
In this seminar, students will examine social science materials to understand attitudes and behavior of people. They will also choose social phenomena familiar to them, discuss and research into the phenomena individually/collectively. Through the activities in this seminar, students will develop knowledge and skills necessary to think critically, and creatively by collaborating with others.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
不安定化する現代社会において、近視眼的ではなく長期的視点に立ち、多様な他者と協力関係を築きつつ、協働的に問題を解決していくことが益々重要になってきています。このゼミでは社会学、社会心理学の文献を中心とした先行研究の考察により、ひとの態度や行動傾向についての理解を深めるとともに、身近な社会現象を題材としてディスカッションを行い、身近な体験から課題を抽出し社会調査を実施することを通じて、その発生メカニズムの社会科学的な解明を目指します。
到達目標Goal
第一に、専門文献の読解を通じて、社会科学的視点から人間の行動および相互依存関係の理解を目指します。第二に、社会調査を実施し収集したデータを分析、解釈するスキルを身につけます。第三に、ゼミ活動を通じて自己理解や他者への理解を深め、集団活動に必要な自己管理や共感力、コミュニケーションスキルを身につけ、メンバーの一員として信頼される力を高めていきます。第四に、各自が独自性を発揮しながら、グローバル社会でも通用する思考力、発言(表現)力を身につけます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
ゼミ初年度は、テキストの読解や、その内容に関するディスカッション、グループプロジェクトを実施します。ゼミ最終年度は、卒業論文作成を進めます。初年度から文献調査や社会調査の方法、データ解析に必要な統計手法についても学習を進めます。さらに、ディベート等も取り入れ、情報収集と発信力、自己表現や管理力、コミュニケーションスキルを鍛えます。ゼミ生の自主・自律性を重んじるため、グループプロジェクトや卒業論文のテーマはゼミ生の関心に基づいて決定します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション
自己紹介/ゼミ目標の共有/役割決め
2:テキスト研究1
卒論研究1
今後の授業の進め方
卒論のテーマを決定
3:テキスト研究2
卒論研究2
テキスト発表・議論
卒論のテーマを決定
4:テキスト研究3
文献調査の方法1
テキスト発表・議論
先行研究の探索・検討
5:テキスト研究4
卒論研究3
テキスト発表・議論
先行研究の探索・検討
6:テキスト研究5
卒論研究4
テキスト発表・議論
先行文献の探索・検討
7:テキスト研究6
文献調査の方法2
テキスト発表・議論
先行文献と研究上の問
8:テキスト研究7
卒論研究5
テキスト発表・議論
研究上の問の設定
9:ディベート
テキスト研究8
全員でディベートテーマを決め、ディベートを実施
10:テキスト研究9
卒論研究6
テキスト発表・議論
先行研究のまとめ
11:テキスト研究10
卒論研究7
テキスト発表・議論
先行研究をふまえ、仮説・課題の設定へ
12:中間発表準備1
卒論研究8
3年はこれまでテキストで扱ったテーマや、ディスカッションの内容をもとにグループプロジェクトを開始/4年は先行研究をふまえ、仮説・課題の設定へ
13:中間発表準備2
卒論研究9
3年はグループプロジェクトを実施/4年は研究仮説・課題とその検証方法を検討
14:中間発表準備3
卒論研究10
3年はグループプロジェクトを実施/4年は研究仮説・課題とその検証方法を検討
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前にテキストの該当箇所について全員が予習を行います。3年は発表担当箇所について授業の前に準備を進めます。4年は卒業論文進捗状況発表のための準備をスケジュールに従い各自責任を持って進めていきます。本授業の準備学習・復習時間は、各 2 時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
ジグムンド・バウマン、ティム・メイ『社会学の考え方 第2版』、ちくま学芸文庫、2017年 (原著 Zygmunt Bauman & Tim May, Thinking Sociologicaly 2nd edition)
参考書References
アンソニー・ウェストン『論証のルールブック』、ちくま学芸文庫、2019年
成績評価の方法と基準Grading criteria
3年:発表・議論等への参加を含む平常点30%、社会科学的視点からの人間行動・相互依存関係の理解30%、ゼミ活動を通じた自己・他者の理解、管理、貢献40%
4年:発表・議論等への参加を含む平常点20%、ゼミ活動全般でのリーダーシップの発揮30%、卒業論文の報告・提出50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生一人ひとりが自主性や個性を十分に発揮し、お互いを高めあうことができるようなゼミを目指します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ゼミ活動に必要な資料の配布や共有を学習支援システムを通じて行います。
その他の重要事項Others
双方型のゼミですので、学生からの提案や企画をできるだけゼミの運営に反映していきます。各自がゼミの一員としての責任を自覚し、協力してゼミ活動に貢献することを期待します。あたり前のことをあたり前とせず、常に「なぜ」と問うような探究心の強い学生の参加を希望します。
関連科目
組織行動論Ⅰ/Ⅱ