経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FA（経営学 / Management 300）演習4Seminar 4
長岡 健Takeru NAGAOKA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | A4852 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4,木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 3 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
The theme of Nagaoka Lab is Design of Creative Collaboration. Particularly the focus of the lab's activity is mainly upon creative collaboration in the field of Social Design, which includes the following four sub-themes: 1) Diversity in society, 2) Local community and areal management, 3) Sustainable life styles, 4) Participatory informal learning out of school-forged settings.
In order to deepen understanding of the meanings of creative collaboration in the social design activities, and to inquire into the future creative society, in which we will hopefully value diversity and individuality, without being fettered by old conventions or old values of the 20th century, the participants of this seminar are supposed to commit to various learning activities, such as doing workshops and fieldworks, making presentations, writing essays, and so on.
In addition to committing to those learning activities, the participants are expected to individually do their own social design projects in relation to some of the above four sub-themes, and to make a theoretical and/or practical contribution to designing the future creative society, by using the following key conceptual tools of “unlearning”, “third place”, “workshop”, “ethnography”, and “boundary crossing”.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
「創造的なコラボレーションのデザイン」というテーマに関連した幅広い活動を行い、体験的な学習に取り組みます。具体的には、ワークショップ、フィールドワーク、ソーシャル・デザインの実践を通じて、「古い価値観や慣習に囚われず、自由闊達に個性を発揮しながら、一人ひとりの多様性を受け入れる、“未来の常識”を先取りした創造的な活動、場、コミュニティ、働き方、ライフスタイル」を探り、描き、つくる、"未来志向" の実践活動に取り組みます。
以下に挙げた４つの領域を中心に「越境活動」を進め、「ソーシャル・デザイン」をめぐる各自の関心テーマを探っていくと同時に、アンラーニング、サードプレイス、ワークショップ、エスノグラフィーといった概念を手掛かりとして、「創造的なコラボレーション」の新たな姿と意味、ローコンテクストなコラボレーションによるソーシャル＆ビジネス・イノベーションの可能性を探るプロジェクトを展開していきます。
（１） ダイバーシティ
多様性な価値観が溢れた社会を実現する［マイノリティ支援；フェアトレード；パラレルキャリア；ソーシャルビジネス］
（２） コミュニティ
自由闊達な空間・場・地域をつくる［まちづくり；サードプレイス；コミュニティビジネス；ワークプレイスデザイン］
（３） ライフスタイル
一人ひとりのスタイルで暮らしを楽しむ［ワークスタイル；フードロス；アップサイクル；サーキュラー・エコノミー；心と体（ウェルネス）］
（４） ラーニング
学びを楽しむ未来型の授業・学校・社会をつくる［ワークショップ；フィールドワーク；カフェゼミ］
到達目標Goal
（１） ワークショップ型の活動スタイルを身につける
（２） 多様な背景の人々とのネットワーキングを構築する
（３） 社会にメッセージを発信するスキルを身につける
（４） ローコンテクストなコラボレーションを実践する
（５） 問題解決より問題意識を重視する姿勢を身につける
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
「経験する」「表現する」「振り返る」という活動を中心とした参加体験型で進めます。具体的には、以下の（１）〜（７）のような多様な活動に取り組んでいきます。
（１） ワークショップ（参加・企画運営・開発）
（２） ゲストや他大学ゼミとの合同セッション
（３） 読書会
（４） フィールドワーク
（５） 対話型イベント（カフェゼミ）の企画・運営
（６） ブログ記事・フリーペーパーの制作
（７） プレゼンテーション
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
Ⅱ 秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：ワークショップ（２−１）
・オープンセミ開催
・ゲストとの対話セッション
第2回：ワークショップ（２−２）
・オープンセミ開催
・ゲストとの対話セッション
第3回：フィールドワーク（２−１）
・路上観察＆記録の体験
第4回：ワールドカフェ（２−１）
・個人活動の報告
・読書会
・対話イベント準備
第5回：ワークショップ（２−３）
・ゲストとの対話セッション
・読書会
・対話イベント準備
第6回：フィールドワーク（２−２）
・路上観察＆記録の体験
第7回：ワールドカフェ（２−２）
・個人活動の報告
・読書会
・対話イベント準備
第8回：ワークショップ（２−４）
・ゲストとの対話セッション
・読書会
・対話イベント準備
第9回：フィールドワーク（２−３）
・路上観察＆記録の体験
第10回：ワールドカフェ（２−３）
・個人活動の報告
・読書会
・対話イベント準備
第11回：ワークショップ（２−５）
・ゲストとの対話セッション
・読書会
・対話イベント準備
第12回：フィールドワーク（２−４）
・路上観察＆記録の体験
第13回：ワークショップ（２−６）
・秋学期の振り返り
第14回：ワークショップ（３）
・卒論発表
・冬期活動について考える
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・対面式授業とオンライン授業（リアルタイム配信型）を柔軟に使いながら運営します。
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
・ゼミ参加メンバーは「授業時間外」に、以下の３つの活動に主体的に取り組みます。
（１） 越境活動：
自分の直感と好奇心を手掛かりに、参加体験型フィールドワークを実施し、大学以外に交流を広げて、自分の世界を広げていく。
（２） マイプロジェクト：
自分の関心あるテーマについてプロジェクトを立ち上げ、取り組んでいくことを通じて、問題意識を深めていく。
（３） 対話型イベント：
大学の垣根を越えたオープンな「対話の場（サードプレイス）」を企画・運営するプロジェクト（通称「未来の広場」）に、ゼミ全体で取り組む。
テキスト（教科書）Textbooks
（１）『プレイフルシンキング』（上田信行）
（２）『キャンプ論』（加藤文俊）
（３）『ワークシフト』（L. グラットン）
（４）『ゆっくり、いそげ 』（影山知明）
（５）『プレゼンテーションzen』（G. レイノルズ）
参考書References
（１）『ソーシャル・デザイン』（グリーンズ）
（２）『記憶する体』（伊藤亜紗）
（３）『サードプレイス』（R. オルデンバーグ）
（４）『みんなのアンラーニング論』（長岡健）
（５）『１３歳からのアート思考』（末永幸歩）
（６）『フリーエージェント社会の到来』(D. ピンク)
成績評価の方法と基準Grading criteria
（１） 活動への参画度 ：60％
［評価基準］ゼミ活動に全て参加（出席）することが前提
（２） プレゼンテーション実施 ：20％
［評価基準］個人活動に関するプレゼンの内容を総合的に評価
（３） ブログ記事執筆 ：20％
［評価基準］個人で執筆するブログ記事の内容を総合的に評価
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
モバイル環境でのメディア活用（zoom under the sky）に取り組み、「学習活動のニューノーマル化」を積極的に推進します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
zoom, facebook、twitter、note, slack, clubhouse などネットワークを活用したコミュニケーション活動を積極的に展開していきます。また、フィールドワークでは、画像／映像で活動を記録していきます。
その他の重要事項Others
「創造的なコラボレーションのデザイン」にチャレンジする第一歩は、私たち自身が活動する場（＝ゼミ）を、活動的で対話的な“アトリエ”のような場にしていくことだと思います。既成概念にとらわれることなく、様々な関係性と活動の可能性を探求する姿勢をもつメンバーの参加を望みます。
関連科目
3年生は『経営組織論Ⅰ／Ⅱ』を履修してください。