経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FA(経営学 / Management 300)演習4Seminar 4
竹内 淑恵Toshie TAKEUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4834 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4,水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 3 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
The objective of this seminar is to understand marketing, especially advertising, communication and branding. In the spring semester, students will read basic textbooks and discuss in groups using case studies, newspapers, and magazine articles. In addition, they will practice Free Software R. In the fall semester, they will collect and analyze thier data, and finally write a resarch paper.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本ゼミは、マーケティング、特に広告、コミュニケーション、ブランディングについて理解することを目的にしています。 春学期には、基本的な教科書を輪読し、ケーススタディ、新聞、雑誌の記事を使用して、グループ討議を行います。あわせて、統計分析ができるようになるため、フリーソフトウェアRの実習も行います。秋学期には、データを収集して分析し、最終的に研究論文として仕上げます。
到達目標Goal
・マーケティング関連のテーマに関して、①論文を読んで理解する、②関連情報を調べる、③自分の意見・考えを持つ、④それらを取りまとめて、プレゼンする。
・文章作成力、情報収集・分析・発信力、状況判断・行動力など就業力に関わる総合力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面とオンラインを併用したブレンド型授業を水曜4,5限に行います。
・グループに分かれて文献やテキスト、リサーチの内容を報告し、それをもとに全員で議論します。
・サブゼミも実施します。合宿について新型コロナウイルス感染状況により実施可否を判断します(現時点では未定です)。
・大教室での授業と異なり、ゼミへは受け身ではなく主体的な参加が必須です。毎回、皆さんの発表や報告に対して、直接フィードバックを行います。ゼミ生の皆さんも学年に関係なく、積極的に発言し、意見交換をしましょう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅱ 秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:先行研究レビューと仮説構築(1)
以下、2,3年生は関東学生マーケティング大会に向けた研究を、4年生は卒論を想定して、進めることとします。論文テーマ、研究の枠組みを提示し、先行研究のレビューについて報告します。
2:先行研究レビューと仮説構築(2)
前回の報告に基づいて、ブラッシュアップし、再度報告します。ここでは仮説も構築できていることが必要です。
3:調査方法の検討(1)
仮説に基づいて、リサーチ・デザインを設計し、アンケート票を作成します。
4:調査方法の検討(2)
前回の指摘を受けて再検討したアンケート票について報告し、実査を行います。
5:分析結果の検討(1)
調査結果に基づき、分析アプローチを確定し、予備的な分析を始めます。
6:分析結果の検討(2)
分析結果を報告するとともに、プレゼンテーション資料を作成します。あわせて論文を執筆します。
7:新規提案の検討
最終的な分析結果を確認するとともに、理論的及び実務的インプリケーション、新規提案をまとめます。
8:関東学生マーケティング大会プレゼンテーションのリハーサル(1)
関東学生マーケティング大会プレゼンテーションの発表練習を本番さながらに行います。
9:関東学生マーケティング大会プレゼンテーションのリハーサル(2)
前回発表に対して指摘を受けた点を改善し、大会本番に向けた最終仕上げを行います。
10:関東学生マーケティング大会の振り返り
大会参加を各自振り返り、良かった点、改善すべき点を発表するとともに、次年度大会に向けた意気込みをまとめます。
11:卒論進捗報告
卒論各班から、データ分析の結果と結論について報告し、全員でそれを基に討議します。
12:個人発表(1)
今年度ヒットしたブランドのマーケティング分析を個人発表し、全員で発表内容について討議します。1回目は6~7名発表の予定です。
13:個人発表(2)
2回目の個人発表です。前回発表しなかったゼミ生が個人発表を担当し、全員で発表内容について討議します。最後に全体を総括します。
14:卒論最終報告
4年生はゼミの集大成として、卒論最終報告を行います。2,3年生は4年生の報告に対して意見・感想を述べ、次年度の自らの研究への糧とします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・2,3年生はサブゼミや関東学生マーケティング大会に積極的に参加し、貢献しましょう。4年生ゼミ生は関東学生マーケティング大会に向け、各グループのメンターとしてサポートしてください。
・論文の書き方を学び、実際にテーマを決め、文章化します。論文の事前チェックを担当する4年生とコミュニケーションを密に取り、論文の完成度を高めましょう。
・毎年学内懸賞論文に応募し、成果を上げているので、今年度も応募します。
・2019年度、4年生の卒論グループは日本マーケティング・サイエンス学会のインタラクティブセッションに参加し、特別賞を受賞しました。2020年度はコロナ禍でこのセッションはありませんでした。今年度、開催される場合には参加できるレベルの研究を目指したいと思います。
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
①マーケティングのテキスト:上田隆穂・澁谷覚・西原彰宏(2020)『グラフィック マーケティング』新生社。
②統計分析の入門書:照井伸彦・佐藤忠彦(2013)『現代マーケティング・リサーチ 市場を読み解くデータ分析』有斐閣。
上記を春学期に使用します。
参考書References
参考書については、ゼミ開講時あるいは適宜提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
2,3年生の場合
・関東学生マーケティング大会で発表したプレゼン資料と論文(80%)、
・質疑応答への参加度(20%)
4年生の場合
・関東学生マーケティング大会発表に向けたサポート(プレゼン資料・論文作成、発表準備等)(20%)、
・質疑応答への参加度(20%)
・卒業論文(60%)
成績評価は100点満点とし、60点以上が合格となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・例年スケジュール管理が甘くなり、せっかく進めた研究が仕上げの段階で時間不足になるので、関東学生マーケティング大会のスケジュールを厳格に守り、余裕をもって研究を進めましょう。
・4年生の卒論も同様にスケジュール管理を徹底しましょう。
・4年生は前年度の経験を踏まえ、2,3年生のグループワークのメンターとしてアドバイスを行い、全面的に支援してあげてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・ゼミでの報告・プレゼンはPCを用い、パワーポイントで行います。
・レポートや卒論の作成には、ワードとエクセルが必要です。また、統計分析ではフリーソフトウェアのRを用います。
その他の重要事項Others
・ゼミでは、失敗を恐れずに、積極的に発言するようにしましょう。
・報告・連絡・相談(報・連・相=ホウレンソウ)をキチンとできることがすべての基本です。これを忘れずに実践してください。
・欠席の場合は事前に連絡する必要があります。欠席が多い場合は単位取得ができないので注意してください。
・マーケティング・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、消費者行動論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ、サービス・マネジメント論Ⅰ/Ⅱ、流通論Ⅰ/Ⅱ等マーケティング関連の専門科目を履修してください。
・担当教員は、メーカーのマーケティング本部広告制作部と広告会社の戦略プランニング室に計20年間勤務した経験を有しています。実務的な視点から研究テーマを設定し、仮説設定・検証等研究へのアプローチを指導します。