経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FA(経営学 / Management 200)演習2Seminar 2
近能 善範Yoshinori KONNO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4790 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4,火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 3 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
The main objective of this class is to learn basic knowledge, concepts and ideas on “Innovation management” through reading of introductory textbooks, presentations and discussions, etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
イノベーションとは、「顧客に価値をもたらすような、新しい製品やサービス、新しい生産手段、新しいビジネスの仕組みなど。及び、そうしたものを創出し、経済的利益を獲得していくプロセスのこと」を意味しています。もっと単純には、「顧客に新しい価値をもたらすようなモノやサービス、仕組みを実現し、新規需要を創出すること」と考えて差し支えありません。例えば、携帯電話やパソコン、インターネットや宅配サービスの登場などは、身近なイノベーションの事例です。
当演習がテーマとする「イノベーション・マネジメント」とは、こうしたイノベーションを『てこ』にした経営戦略-すなわち、単に「規模の経済性」を利用したり他社製品を模倣したりといった、新規性やオリジナリティを伴わない戦略ではなく、新たな顧客価値を生み出した上でそれをビジネスとして成立・成長させていくといった点を重視した戦略-について議論を行う、経営学の比較的新しい研究分野です。
当演習では、こうしたイノベーション・マネジメントを考えていく上で不可欠となる基礎的な知識や能力を、通常のゼミナール(教室)のほか、合宿や他大学ゼミとの交流会、企業へのプレゼンテーション、卒業論文作成などを通じて、実践的に身につけていきます。
到達目標Goal
当演習では、イノベーション・マネジメントに関わる基本的な考え方や概念などを身につけて、実践できるようになっていただくことを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
当演習は、二つのステップから構成される予定です。
まず第一のステップでは、テキストを読んで全員で討論するという作業を行い、イノベーション・マネジメントに関する基礎的な知識を身につけていただきます。本年度は、イノベーション・マネジメントの数あるトピックの中でも特に、新製品開発マネジメントに関する文献及びケースを読み進めていく予定です。ここでは、「優れた製品コンセプトを作り上げていくためにはどうしたらよいのか」という問題意識に立ち、発想に至るまでの分析手法や方法論、目の付け所といったものを身につけ、訓練を積んでいく予定です。
第二のステップでは、現実の経営現象を分析し、自らの考えをまとめ上げ、それを分かりやすく表現するトレーニングを積み重ねていくことが目標となります。
ここでは、2・3年生は幾つかのグループに分かれて、学んだ知識をベースとして現実の企業事例を分析・発表し、それを全員で討論するという作業を行います。
一方、4年生には、幾つかのグループに分かれてテーマを設定し、中間報告/卒業論文作成を行っていただきます。
スケジュール進行については、夏合宿までを第一のステップ、それ以降を第二のステップに当てる予定です。
また夏合宿では、ケースをもとにディベートを行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
Ⅱ 秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イノベーション・マネジメント(1)
ガイダンス
第2回:イノベーション・マネジメント(2)
戦略論の基礎的な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(1)
第3回:イノベーション・マネジメント(3)
戦略論の基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(2)
第4回:イノベーション・マネジメント(4)
戦略論の基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(3)
第5回:イノベーション・マネジメント(5)
戦略論の基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(4)
第6回:イノベーション・マネジメント(6)
戦略論の基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(5)
第7回:イノベーション・マネジメント(7)
新製品開発マネジメントの基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(1)
第8回:イノベーション・マネジメント(8)
新製品開発マネジメントの基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(2)
第9回:イノベーション・マネジメント(9)
新製品開発マネジメントの基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(3)
第10回:イノベーション・マネジメント(10)
新製品開発マネジメントの基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(4)
第11回:イノベーション・マネジメント(11)
新製品開発マネジメントの基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(5)
第12回:イノベーション・マネジメント(12)
新製品開発マネジメントの基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(6)
第13回:イノベーション・マネジメント(13)
新製品開発マネジメントの基礎な内容を学ぶ(ただし内容は毎回異なる)(7)
第14回:イノベーション・マネジメント(14)
ケース企業についてのグループ発表
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の授業に際し、テキストの該当箇所や配布資料を事前に読み込み、課題のレポートを作成しておくことが求められます。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は指定しませんが、重要な事項については適宜プリントを配布します。
参考書References
近能善範・高井文子 著『コア・テキスト イノベーション・マネジメント』, 新世社, 2010年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①平常点(35%)、②発表(20%)、③グループ研究/卒業論文(20%)、④議論への参加(15%)、⑤ゼミ活動全般への寄与(10%)、で評価を行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
グループワークへの要望が強いので、本年度も秋学期はグループワーク中心で授業を行いたい思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント)を使用します。
その他の重要事項Others
合宿等、通常のゼミナール(教室)以外のゼミの行事にも、基本的に参加義務があります。
また、ゼミでの議論に積極的に貢献する、意欲ある学生の参加を望みます。
関連科目
関連科目は技術管理論Ⅰ/Ⅱになります。できるだけ3年次に履修するようにしてください。