経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FC(経営学 / Management 300)国際経営戦略論Ⅱ国際経営戦略論Ⅱ
安藤 直紀Naoki ANDO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4444 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営戦略学科専門科目 |
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Outline (in English)
As the world gets globalized, firms cross the national borders. Those including small- and medium-sized firms and startups are getting more engaged in businesses overseas. That is, global business strategy is an integral part of the strategic management. However, because of differences between the foreign markets and the home market, firms often fail to gain competitive advantages.
This course introduces students to key concepts and frameworks of international business studies. Students will understand how firms gain competitive advantages in foreign markets, and acquire a skill to analyze firms’ success and failure in foreign markets.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
グローバライゼーションが進展した現在、多くの企業が海外に進出し、企業活動を行っています。これは大企業に限ったことではなく、中小企業やスタートアップ企業も外国企業や外国市場にかかわる機会が増加しています。このため、グローバル経営戦略は、企業の経営戦略の重要な部分を占めるようになっています。ですが、海外市場は日本とは異なる市場であり、日本と同じ方法で競争しても競争優位を得られるとは限りません。異なる環境下において、どのように競争優位を獲得するかは企業にとって重要な経営課題です。
本講義では、本国とは異なるビジネス環境の中で、どのようにすれば現地のライバル企業に対して競争優位を得られるのかを学生が理解し、企業のグローバル経営戦略を分析できるようになることを目指します。このために必要とされるグローバル経営戦略に関連する理論を体系的に学びます。
到達目標Goal
1.学生は、企業が海外で直面するビジネス環境を理解します。
2.国際人材戦略、国際提携戦略など、グローバル経営戦略を構成する各要素を理解します。
3.グローバル経営戦略に関する基礎的な理論を理解します。
4.グローバル経営戦略を理解するために必要な経営学や経済学の理論を理解します。
5.企業のグローバル経営戦略を分析できるようになることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」と「DP4」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この講義の形態は、オンライン形式(オンデマンド)とします。オンライン授業への参加方法は、学習支援システムに掲載しますので、開講前に確認してください。また、1回目の講義の中でも説明します。授業の参加方法等に変更がある場合は、学習支援システムでお知らせしますので、定期的に確認してください。
授業はパワーポイントのスライドを用いた講義形式をとります。授業計画に示したトピックに従って進めていきます。講義で使用するスライド等の資料は、学習支援システムの教材の中に置きます。理論や現状の説明だけでなく、事例研究も行います。
授業内に、課題にも取り組んでもらいます。
課題の提出は学習支援システムを活用します。課題や質問へのフィードバックも学習支援システムを使用して行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅱ 秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:講義概要
講義に関するオリエンテーション
グローバル経営戦略論Iの復習
2:国際経営戦略(1)
経営戦略の基礎
グローバル・インテグレーションとローカル・レスポンシブネス
3:国際経営戦略(2)
多国籍企業の戦略の類型と選択
4:国際経営戦略(3)
多国籍企業が戦略を実行するための組織
5:多国籍企業の地域戦略
多国籍企業の地域内拡大
地域内拡大のベネフィット
6:海外子会社(1)
海外子会社の役割
海外子会社の経営資源
7:海外子会社(2)
海外子会社のコントロール
8:国際提携戦略(1)
国際戦略的提携の動機
9:国際提携戦略(2)
国際戦略的提携のマネジメント
10:国際提携戦略(3)
国際戦略的提携の不安定要因
11:言語障壁
言語障壁の多国籍企業への影響
言語障壁のマネジメント
12:多国籍企業の人材戦略(1)
多国籍企業の人材政策の類型
13:多国籍企業の人材戦略(2)
海外派遣者のマネジメント
14:多国籍企業の人材戦略(3)
海外子会社の現地化
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1回:グローバル経営戦略論Iの内容の復習
2-4回:製品やサービスを1つ選び、どのように海外に販売するか考える
5回:全世界にビジネスを拡大することと、ヨーロッパや東南アジアなどの地域内でのみビジネスを拡大することの違いを考える
6-7回:海外子会社にはどのような種類があるか考える
8-10回:国際戦略的提携の事例を調べる
11回:言葉の壁が多国籍企業の経営に与える影響を考える
12-14回:どのような場合に海外子会社の人材現地化を進めるべきか考える
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。補助的な材料として、学習支援システムにパワーポイント資料を掲載します。
参考書References
浅川和宏『グローバル経営入門』日本経済新聞社、2003年
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験(100%)で評価します。
ただし、不定期的に講義中に行ってもらう課題をプラス点として評価し、定期試験の点数に加算します。講義内での発言に対しても、プラス点を加算します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
理論の説明を補完するために、より多く企業の事例や各国の事情に関して言及します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンラインによる講義を受講可能な情報機器が必要です。
その他の重要事項Others
グローバル経営戦略論Iと併せて履修してください。
経営戦略論Ⅰ/Ⅱを履修しておくと理解がより深まると思います。
関連科目
経営戦略論Ⅰ/Ⅱ