経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FC(経営学 / Management 300)グローバル経営戦略論ⅠGlobal Business Strategies I
安藤 直紀Naoki ANDO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4421 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営戦略学科専門科目 |
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Outline (in English)
As the world gets globalized, firms cross the national borders. Those including small- and medium-sized firms and startups are getting more engaged in international business. That is, global business strategy is an integral part of the strategic management. However, because of differences between the foreign markets and the home market, firms often fail to gain competitive advantages.
This course introduces students to key concepts and frameworks of international business studies. Students will understand how firms gain competitive advantages in foreign markets, and acquire a skill to analyze firms’ success and failure in foreign markets.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
グローバライゼーションが進展した現在、多くの企業が海外に進出し、企業活動を行っています。これは大企業に限ったことではなく、中小企業やスタートアップ企業も外国企業や外国市場にかかわる機会が増加しています。このため、グローバル経営戦略は、企業の経営戦略の重要な部分を占めるようになっています。ですが、海外市場は日本とは異なる市場であり、日本と同じ方法で競争しても競争優位を得られるとは限りません。異なる環境下において、どのように競争優位を獲得するかは企業にとって重要な経営課題です。
本講義では、本国とは異なるビジネス環境の中で、どのようにすれば現地のライバル企業に対して競争優位を得られるのかを学生が理解し、企業のグローバル経営戦略を分析できるようになることを目指します。このために必要とされるグローバル経営戦略に関連する理論を体系的に学びます。
到達目標Goal
1.学生は、企業が海外で直面するビジネス環境を理解します。
2.海外市場への参入戦略、現地での経営戦略など、グローバル経営戦略を構成する各要素を理解します。
3.グローバル経営戦略に関する基礎的な理論を理解します。
4.グローバル経営戦略を理解するために必要な経営学や経済学の理論を理解します。
5.企業のグローバル経営戦略を分析できるようになることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」と「DP4」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この講義の形態は、オンライン形式(オンデマンド)とします。オンライン授業への参加方法は、学習支援システムに掲載しますので、開講前に確認してください。また、1回目の講義の中でも説明します。授業の参加方法等に変更がある場合は、学習支援システムでお知らせしますので、定期的に確認してください。
授業はパワーポイントのスライドを用いた講義形式をとります。授業計画に示したトピックに従って進めていきます。講義で使用するスライド等の資料は、学習支援システムの教材の中に置きます。理論や現状の説明だけでなく、事例研究も行います。
授業内に、課題にも取り組んでもらいます。
課題の提出は学習支援システムを活用します。課題や質問へのフィードバックも学習支援システムを使用して行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:講義概要
講義に関するオリエンテーション
国際経営とは何か
2:グローバライゼーション
グローバライゼーションの促進要因と企業への影響
3:グローバル・ビジネス環境(1)
企業が外国で直面する本国とは異なる政治・経済・法システム
4:グローバル・ビジネス環境(2)
新興経済と移行経済
経済統合
5:文化的距離(1)
企業が外国で直面する本国とは異なる社会文化
6:文化的距離(2)
異文化の中でのコミュニケーションと企業経営
7:海外直接投資
海外直接投資の現状
海外直接投資の動機と類型
8:多国籍企業
多国籍企業の特徴
新興国からの多国籍企業
9:企業の国際化理論(1)
企業の海外進出の動機を説明する理論
10:企業の国際化理論(2)
OLIパラダイム
内部化理論
11:企業の国際化理論(3)
企業の地理的多角化を説明する理論
12:多国籍企業と経営資源
何が多国籍化を可能にするのか
13:エントリー戦略(1)
いつ、どこに参入するのか
14:エントリー戦略(2)
エントリー・モードの類型と各類型の特徴
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1-2回:身近なグローバライゼーションの例を見つける
3-4回:国を1つ選び、日本とのビジネス環境の違いを調べる
5-6回:国を1つ選び、文化の違いを調べる
7-8回:企業を1つ選び、海外進出の状況を調べる
9-11回:企業の国際化に関する理論を調べる
12-14回:完全子会社とジョイント・ベンチャーの違いを調べる
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。補助的な材料として、学習支援システムにパワーポイント資料を掲載します。
参考書References
浅川和宏『グローバル経営入門』日本経済新聞社、2003年
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験(100%)で評価します。
ただし、不定期的に講義中に行ってもらう課題をプラス点として評価し、定期試験の点数に加算します。講義内での発言に対しても、プラス点を加算します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
理論の説明を補完するために、より多く企業の事例や各国の事情に関して言及します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンラインによる講義を受講可能な情報機器が必要です。
その他の重要事項Others
経営戦略論Ⅰ/Ⅱを履修しておくと理解がより深まると思います。
関連科目
経営戦略論Ⅰ/Ⅱ