社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1－1207（社会学 / Sociology 500）社会学特殊研究３（文化社会学）Special Study in Sociology 3
武田 俊輔
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X6011 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Students will read some sociological literatures on local culture, historical environment, and local identity, and discuss how to conduct research for such studies.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
地域社会における文化や歴史的環境、ローカル・アイデンティティに関する文献を読み、またそうした研究を行う上での課題や調査のあり方について検討する。
到達目標Goal
地域社会における文化や歴史的環境、ローカル・アイデンティティに関する研究を行う上で必要な理論や必要な視点、また調査を行う上での課題について考察を深め、理解し、自身の研究に活かすことができるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
オンライン（Zoom）での演習形式で実施する。ZoomのID、パスワードは学習支援システムにて提示する。文献講読と受講生の研究報告を中心に進める。文献や担当については初回の授業で相談する。教科書として挙げた文献は、この相談を経た後に入手することを勧める。報告・課題等へのフィードバックは、各回の授業内で行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：イントロダクション
授業の概要の説明。講読する文献および担当についての相談
第2回：文献講読1
ハイデン『場所の力』第1部
第3回：文献講読2
ハイデン『場所の力』第2部（前半）
第4回：文献講読3
ハイデン『場所の力』第2部（後半）
第5回：文献講読4
五十嵐泰正『上野新論』（前半）
第6回 ：文献講読5
五十嵐泰正『上野新論』（後半）
第7回：文献講読6
金善美『隅田川・向島のエスノグラフィー』（前半）
第8回：文献講読7
金善美『隅田川・向島のエスノグラフィー』（後半）
第9回：文献講読8
才津祐美子『世界遺産「白川郷」を生きる』（前半）
第10回：文献講読9
才津祐美子『世界遺産「白川郷」を生きる』（後半）
第11回：受講生による報告1
受講生自身の研究報告（1）
第12回：受講生による報告2
受講生自身の研究報告（2）
第13回：受講生による報告3
受講生自身の研究報告（3）
第14回：まとめ
この授業全体のまとめを行う
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。文献報告については、報告者だけではなく参加者全員が輪読する箇所を読んだうえで授業に参加すること。
テキスト（教科書）Textbooks
ドロレス・ハイデン,2002,（後藤春彦・篠田裕見・佐藤俊郎訳）『場所の力 パブリック・ヒストリーとしての都市景観』学芸出版社．
五十嵐泰正,2019,『上野新論：変わりゆく街、受け継がれる気質』せりか書房．
金善美,2018,『隅田川・向島のエスノグラフィー：「下町らしさ」のパラドックスを生きる』晃洋書房．
才津祐美子,2020,『世界遺産「白川郷」を生きる：リビングヘリテージと文化の資源化』新曜社．
参考書References
適宜、紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
文献報告（35%）、毎回のディスカッションへの参加（30%）、個人の研究報告（35%）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度新規科目につき、アンケートを実施していません。
その他の重要事項Others
初回授業時に、今後の予定を相談するため、履修予定者は、必ず初回授業に参加すること。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞社会学
＜研究テーマ＞文化社会学・地域社会学・都市社会学・メディア論
＜主要研究業績＞武田俊輔,2020,『コモンズとしての都市祭礼：長浜曳山祭の都市社会学』新曜社