政治学研究科Graduate School of Politics
POL500A3(政治学 / Politics 500)政治史研究1Political History 1
細井 保
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 政治学研究科Graduate School of Politics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X5009 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
政治学専攻 修士専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In diesem Seminar werden wir deutsche Texte über Kultur, Gesellschaft und Politik lesen.
English Keywords: German text, politics, society, culture
授業で使用する言語Default language used in class
その他言語 / Other
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
政治学専攻の「歴史・思想・理論」の分野に属する科目であり、ドイツ語を母語とする者が著した同分野についての文献を購読する。その際、ドイツ語のテクストを主とするか、和訳を主とするかは、受講者のドイツ語力によって決める。
現時点ではCarl Schmitt: Der Begriff des Politischen(シュミット『政治的なものの概念』)の購読を予定している。同書でシュミットはDie spezifisch politische Unterscheidung, auf welche sich die politischen Handlungen und Motive zurückführen lassen, ist die Unterscheidung von Freund und Feind(政治的な行動や動機の基因と考えられる、特殊政治的な区別とは、友と敵という区別である)とのべ、その有名な友敵理論を展開する。本購読では、二〇世紀はじめに特殊政治的なものの起因を論じたこの政治学の古典をとりあげることによって、あらためて政治とは何か、ということを受講者とともに考察したい。
なお進み具合によっては、Theorie des Partisanen Zwischenbemerkung zum Begriff des Politischen(『パルチザンの理論』)も講読したいと考えている。
到達目標Goal
ドイツ語系の政治思想・理論についての理解を深めること。ドイツ語圏の政治・社会・文化事象をめぐる知識の獲得。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP1」は特に強く関連、「DP2」「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語とドイツ語を併用
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本科目の授業形態は演習である。すなわち授業内での発表などを考えている。シラバス執筆段階では以下の授業計画を予定している。ドイツ語の難易度については、履修者のレベルに応じて決めるので、テーマとドイツ語に関心さえあれば、無理なく参加できるようにする方針である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:導入
準備情報
2:Der Begriff des Politischen
購読
3:Der Begriff des Politischen
購読
4:Der Begriff des Politischen
購読
5:Der Begriff des Politischen
購読
6:Der Begriff des Politischen
購読
7:Der Begriff des Politischen
購読
8:ふりかえり
前半の内容
9:Theorie des Partisanen
購読
10:Theorie des Partisanen
購読
11:Theorie des Partisanen
購読
12:Theorie des Partisanen
購読
13:Theorie des Partisanen
購読
14:ふりかえり
後半の内容
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
文章を事前に読み、読書ノートを作成。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
独文については授業内で配布
参考書References
授業内で紹介。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(報告および討論)を総合して評価。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
その他の重要事項Others
現下の状況に鑑みて、今年度の春学期の進め方等は、授業支援システムに記していきますので、履修者は必ず、同支援システムにも登録し、定期的に閲覧するようにしてください。