法学研究科Graduate School of Law
LAW500A1(法学 / law 500)刑法特殊講義ⅡSubstantive Criminal Law II
佐野 文彦
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学研究科Graduate School of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X4073 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
This course is designed to introduce students to the advanced understanding of criminal law theory and practice.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
刑法特殊講義Ⅰで形成した受講生の問題意識を前提に、刑法に関する重厚な論文を読むとともに、重要判例を中心に判例等も読み解くことで、自らの分析を理論・実践の両面から深めることを目的とするコースワーク科目である。
到達目標Goal
刑法特殊講義Ⅰで身につけた知見をもとに、自らの検討テーマについて、日本法内在的な理論的観点から分析することができるようになるとともに、その実践的含意も踏まえた理論分析ができるようになることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連、特に「DP1」と「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
状況によるが、現在のところはオンラインで開講することを予定している。
報告担当者が検討文献の内容を報告した上で、全体で議論するとともに、教員から学生の質問・報告等に対してフィードバック等を行う
なお、以下の授業計画は、受講生の関心あるテーマや検討文献の難易度等に応じて,適宜変更することがある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
講義の概要と目的
問題関心についての共有
第2回:比較法についての前提知識
比較法をするにあたっての前提となる知識を確認
第3回:比較法の視座について
受講生の研究テーマに応じた視座の設定
第4回:著名なモノグラフの前半の内容の確認及び検討
短めのモノグラフの前半部分を読み、その問題や検討手法の設定について検討
第5回:著名なモノグラフの後半の内容の確認及び検討
同モノグラフの後半部分を読み、比較法等の用い方や自説の展開について確認
第6回 :著名なモノグラフの意義・位置づけについての検討
同モノグラフの意義について検討
第7回 :重要判例1についての構造の検討
重要判例1について読み解き、論理的構造を把握
第8回:重要判例1についての意義の検討
重要判例1について、評釈等ももとに、その意義を検討
第9回:重要判例2についての構造の検討
重要判例2について読み解き、論理的構造を把握
第10回:重要判例2についての意義の検討
重要判例2について、評釈等ももとに、その意義を検討
第11回:近時の裁判例1についての検討
近時の裁判例1について、その意義を検討
第12回:近時の裁判例2についての検討
近時の裁判例2について、その意義を検討
第13回:検討テーマに関する裁判実務について論じた文献の検討
検討テーマに関する実務家の論稿を読み、実践的問題について検討
第14回:終わりに
これまでの議論のまとめ
今後の研究計画について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習には2時間程度かかるものから、10時間以上かかるものもある。復習は、次回の報告の準備学習の中で行えば足りる。
テキスト(教科書)Textbooks
第1,2回で選定した文献のコピーを配布する。
参考書References
報告の前後で指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
報告50%、議論50%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンラインでの開講となる場合に備え、PC等の設備が必要となる。
担当教員の専門分野等
<専門領域> 刑法
<研究テーマ> 責任能力、刑罰論
<主要研究業績> 学術研究データベース参照。