生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
APC300YA（複合化学 / Applied chemistry 300）バイオマテリアルBiomaterials
湯田坂 雅子Masako YUDASAKA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H7036 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category | 学部共通科目 |
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Outline (in English)
Since bio-material deals with the interdisciplinary area of material science and biology, it is important to understand the interaction between materials and cells or tissues. In this class, students will learn chemistry and physics of bio-materials, response of biological systems to the bio-materials, and recent advances of bio-materials application to medical science. The knowledge obtained from these learning will be useful to develop the research and application of new bio-materials.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
バイオマテリアルは材料科学と生物学の融合領域を扱うため、材料と細胞あるいは組織との相互作用を理解することが重要である。この授業では、バイオマテリアルの化学・物理、バイオマテリアルに対する生体応答、さらに実用化の現状に関して広く学ぶことによりバイオマテリアル研究開発に役立つ知識を得ることを目的とする。
到達目標Goal
バイオマテリアルサイエンスでは、人工心臓などのようなマクロサイズなものから、薬剤送達システムといったミクロサイズのものまでを対象として研究・開発が進められている。そこで使われている材料は、金属などの無機物、高分子などの有機物、細胞など多種類に及んでいる。本授業では、こうした現状を理解すること、バイオマテリアルに関する基礎知識を獲得すること、それにより医療の発展に貢献できる能力を獲得することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義は主にパワーポイントを使って行い、内容は教科書に沿って進める。
リアクションペーパーあるいは課題解答を提出してもらい、それらのフィードバックを次回授業または学習支援システムで行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：ガイダンス、生体の仕組み
バイオマテリアルサイエンスの概観：分子から細胞、組織、臓器まで。
第2回：バイオマテリアル
金属・セラミックス・炭素材料（物理化学的基礎、生体応用に適した特徴）
第3回：バイオマテリアル
高分子材料（合成と構造、生体応用に適した高分子）
第4回：生体由来バイオマテリアル
細胞外マトリックス、機能性タンパク質からみた細胞と組織の機能
第5回：バイオマテリアルの性質
バイオマテリアルの物理的特性（力学、熱、表面）と生体応答
第6回：バイオマテリアル形状
バイオマテリアルの成型加工や微粒子作製と生体適合性。
第7回：生体応答
生体適合性、炎症反応、免疫応答。
第8回：医療機器
人工臓器、医療機器と材料
第9回：ドラッグデリバリーシステム
薬物送達システム（DDS)の必要性、DDS作製、体内動態、薬剤徐放、ターゲッティング
第10回：再生医療
再生医療の現状
第11回：免疫系
免疫細胞の種類と役割。（参考書「図解 免疫学入門」）
第12回：バイオマテリアルに必要な解析技術
生物学的解析技術
第13回：診断とバイオマテリアル
生化学検査とイメージング
第14回：診断とバイオマテリアル
生化学検査とイメージング
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】バイオマテリアルと生体の相互作用では免疫応答がカギとなるので「図解 免疫学入門」にも目を通してくおくこと。
テキスト（教科書）Textbooks
「バイオマテリアルサイエンス 基礎から臨床まで 第2版」東京化学同人（山岡哲二、他）、2018年、価格2600円＋税）をテキストとして使用し、このテキストにそって授業を行う。
参考書References
「図解 免疫学入門」東京化学同人（David Male著、山本和夫訳）、2018年、価格2300円+税
成績評価の方法と基準Grading criteria
主に記述式の試験によって成績評価する。中間試験と期末試験をそれぞれ1回行う。点数配分は、試験(80%)、平常点(20%）の予定である。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業はテキストに沿って行うが、免疫系については適宜解説を追加する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義に関連した補助プリントがある場合には、授業支援システムを通じて事
前あるいは事後に配布する。