法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)法律学特講(社会保障法の現代的課題Ⅰ)法律学特講(社会保障法の現代的課題Ⅰ)
大原 利夫Toshio OOHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0452 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course introduces the foundations and various problems of social security law, especially law of child abuse, including domestic violence. The goal of this course are to obtain
(1)Basic knowledge about law of child abuse
(2)Solving skills of problems about child abuse.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本科目は、学生が社会保障法、特に児童虐待(ドメスティック・バイオレンスを含む)に関する法的基礎を学び、児童虐待等に関する諸問題を学ぶことを目的とする科目である。
この科目は、すべてのコースに属している。
到達目標Goal
学生は、児童虐待に関する法制度の概要を説明することができる。
学生は、児童虐待の実態、法制度に関して、問題を抽出し、その解決策を提示することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業はオンデマンド授業です。受講生は授業動画を視聴し、文献を読み、レポート課題を提出します。
レポート課題のフィードバックは、学習支援システムにおいて全体に対して行います。
なお、受講生の要望等によって適宜授業内容・方法を修正する場合があります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス~シラバスの説明
社会保障法のイメージ、授業の進め方、授業の受け方などについて説明する。
第2回:助けてといえない人たち
今、見えないところで何が起きているのか、隠れた現代的社会問題としての児童虐待、DVを扱う。
第3回:職権保護の緊迫する現場
虐待を受けている子どもの緊急保護の実態を扱う。
第4回:保護された子どもたち
施設に保護された子どもについて、施設内の日常と子どもの苦悩を扱う。
第5回:里親制度
里親制度を理解するために里親委託率全国2位の静岡市を扱う。
第6回:虐待された子どもを育む高校
虐待された過去を持つ子どもを社会がどう育むべきか、ある高校を扱う。
第7回:性的虐待
その特性のために、顕在化しづらい性的虐待を扱う。
第8回:性的虐待を受けた女性への支援
性的虐待を受けた人を支援するNPOを扱う。
第9回:保護施設を出た後の子どもたち
親の支援のない中で社会に出ていかなければならない現実と、新たな支援について扱う。
第10回:DV家庭で育った子ども
DV家庭で育つとはどういうことか、ある女性に焦点をあてる。
第11回:法制度の課題
児童虐待に関する制度の問題点とその解決方法について扱う。
第12回:社会保障法の現代的課題1
社会保障に関する最近のトピックを扱う。
第13回:社会保障法の現代的課題2
社会保障に関する最近のトピックを扱う。
第14回:まとめ
授業の補足と総括を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
基本的に予習は不要です。指示に従い、復習をして下さい。また、授業の中で紹介した参考書等により、知見をさらに深めて下さい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
『トピック社会保障法』本沢巳代子ほか著、信山社、2020年。
『社会保障法』加藤智章ほか著、有斐閣、2019年。
『よくわかる社会保障法』西村健一郎ほか著、有斐閣、2015年。
『社会保障法』菊池馨実著、有斐閣、2014年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート(100%)により評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
説明の仕方を工夫したいと思います。また、資料の用い方を工夫したいと思います。
その他の重要事項Others
質問などは、メールにて随時、受け付けます。
この授業は基本的に虐待を扱いますので、フラッシュバックなどの症状が出る方は、慎重に履修の判断をして下さい。